ホミン小説Snowy prince・140「予感」+深夜の呟き | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」


Snowy139はこちらから→★(猫とホビット達が戯れるシーン)






Snowy prince・140「予感」




「疑似の実」を使わないと言い切ったユノに対して
それを提案したホビットは少々機嫌を損ねたらしく
頭を左右に振って、溜め息をついた。

もちろん、疑似の実を使えばなんだって手っ取り早い事は分かっている。
でも、ユノはもちろん、僕だってそれを使用する気はなかった。
うまく誤魔化したつもりでも、実力が無いのならばいつかはボロが出るからだ。


「あのねホビット。僕たち、君を否定したんじゃないんだ」

ーーー、、、わかってますよ

「悪い。気持ちだけ貰っとくよ」

ーーーオレたちだって、一刻も早い復活を願ってるんだ

「あぁ、、、そうだな」

ーーーだからなんか、、、焦っちまって、、、申し訳ねぇ



頭の良い彼らの事だ。
僕たちの思いに気付いてないはずはない。



「あぁ、みんな、、、あやまらな、」

「あぁ~~~!君たちってなんて誠実でいじらしいんだろう!僕はこんな健気な人と、初めて会った気がするよ!ハグさせて!良いデショ?」

ーーーやめろ!!!離せ!良いって言ってないぞ!

ーーー気持ち悪りぃ~~、、、王子、先生、助けて下さいよ~~~

「あははは(笑)、良い光景」

「ほんとw。ヒニムは自分が満足するまで離してくれないけど、もう少し我慢してて(笑)」


本当にヒニムって空気を読むのが抜群に上手い。
彼のお陰で、一瞬にして場の空気が変わった。
そうしてホビット達は、手当り次第に抱き着いて来るヒニムから逃れるように
ディナーの支度だとかお風呂の準備だとか、
口々に用事を言いながら、城の中へと駆けて行き、瞬く間に誰も居なくなった。


「、、、それで、いつから始めるの?その、色々なレッスンをさ」

「たった今からに決まってる」

「だよね(笑)、、、あ、城にある音楽ホールを使う?あそこなら音響設備も整ってるし」

「そうだね。さっそく移動しよ、、、クックック。みっちり!しごくけど、根を上げて泣いたりしないでよね」

「はん(笑)、きっちり!一週間でマスターしてやるよ」

「なっ!本気で言ってんの!?」

「もちろん」

「良く言ったねユノ。その言葉、覚えてらっしゃい」



そんなわけで、その日からヒニムによる鬼のようなレッスンが始まった。
ダンスの基本から発声法、ちょっとした仕草など細部に至るまで、
婆やのマナー講座よりも、よほど厳しい指導だった。
それを全て一週間でマスターしなければならないのだから、
朝から深夜まで、一分一秒の休憩さえも惜しんで、
毎日必死で取り組んだ。


食事も全てホールまで運んで貰い、
後半はブランケットまで持ち込んで、3人ともここで寝泊まりするようになった。
ふかふかのベッドでしか眠った事のない僕にとっては体が痛くてたまらず、
なかなか寝付けなかったのだけど、
ユノはすぐに異変に気付き、
背中を撫でて「手当て」をしてくれた。



「ごめんね。僕が何度も寝返りをうつから、気になって眠れないでしょう?」

「いゃ、俺もまだ起きてたから平気。それよりどう?これって一応、東洋医学のツボを刺激してるんだけど、少しはラクになったか?」

「うん。随分良いよ。、、、ね、ユノも眠れないって、、、やっぱりベッドが良い?今からでも部屋で寝ようか」

「俺はどこでも大丈夫(笑)、、、寝床の問題じゃなくて、頭の中に音楽と振り付けがグルグルしちゃってさ、、、寝つきが悪い」

「あぁ、、、うん、わかる。僕も目を閉じても頭の中で踊ってる(笑)」

「、、、、、あんた達、っるっさいなぁ、、、」


「あっ、、、ごめん。起こしちゃった」

「言っとくけど、君たちの体の痛みはフローリングだけのせいじゃない。日頃の運動不足も要因だよ。つまり筋肉痛。呆れるほど運動不足」

「最近すっかり、運動らしい事してなかったからなぁ、、、」

「あ、運動って言っても、ベッドの上での”アレ”は運動には入んないからね」


「、、、ヒニム、何言ってんの?俺を舐めてんじゃねーよ。こう見えて俺はなかなかスポーツライクにチャンミンを抱い、」

「ちょちょ、しーーーー!!ユノこそ何言ってるの!」


慌ててユノの口を抑えたけど、時すでに遅し。
ヒニムは腹を抱えて笑い転げてた。
従兄弟同士だけあって、二人ともこういう
ざっくばらんなところ、よく似てる、、、、



「とにかくそろそろ寝よう。もう2時過ぎたよ。明日もあるんだし」

「あ、そのことだけどね。明日でレッスンは最後」

「え??でも俺たち、」

「ごめん。正直君たちを見くびってた。とんでもなく想定外。君たちはモンスターだね」

「なんだよそれ」

「タダ者じゃない、って事さ、、、いつでも人間界へ行ける、、、君たちなら、、、必ず世界中に知、、、、大スターに、、、、」

「じゃぁ、もぅ向うへ、、、?」

「そう、、、だね、、、支度、、を、、、」


ヒニムの声は段々と途切れていき、途中でとうとう目を瞑って
うつ伏せたまま、枕に顔を沈めて眠ってしまった。
ユノはクスクスと笑いながらヒニムの体を裏返し、肩までブランケットを掛けなおした。


「、、、たく。あのままじゃ窒息するっていうの(笑)、、、にしても、疲れてるんだな、、、もぅ熟睡してら」

「ユノも早く横になって、、、」

「あぁ、そうするよ」

「あ、さっきの背中のツボ、僕にも教えて。今度はユノが寝付くまで僕が撫でてあげるから」




「お前もしんどいだろ。そんなのしなくて良いから早く寝ろ」

「僕がしたいの」

「(笑)、そんな危ない事言って。もしかして誘ってんの」

「まっ、まさか!」

「クックック。しーーー、、、ヒニムが起きる」


ユノは茶化すように笑いながら、枕をくっつけて隣に寝転んだ。
それから僕の腕を引っ張って抱き寄せたから
僕はすっかり、ユノの胸の中に収まってしまった。

ここのところ毎晩くたくたで、こんな風に肌を寄せ合う事なんて一切無かったから
久しぶりに感じるユノの体温や鼓動がとても心地よくて、
さっきまでの痛みも強張りも、次第に消えていく気がした。



「あぁ~~、これは良い抱き枕だな~(笑)」

「ひどい」

「ホントホント。疲れも不安も忘れるよ」

「それは僕だって同じ。もぅ全然痛くなくなったし、何の不安もない」

「ふふ、それは何よりです王様。、、、チャンミン、、、愛してる」

「ん、、、僕も」

「おやすみ」

「おやすみユノ、、、」



僕たちは一度だけ小さな口付けをして
そのままぐっすりと眠りについた。


、、、翌朝、ヒニムに巨大なシンバルの音で
叩き起こされるなんて夢にも思わずに。






つづく





゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 



ふふふ

Snowyですが、さくっとレッスンは終えました←早すぎか?
次回からはいよいよ、
私たちが暮らしている人間界へと、、、

安心してください!
やってきますよ!

意味不明。
しかもスベッてる・・・(´・ω・`)




それにしてもですね、
どうしたんです。この大寒波は!



(;゙゚'ω゚'):サムィー!


今、午前2時前なんですが、、、、、
外はチラチラと雪が降っています。

家の前の道路も、庭も、真っ白

庭に放置したままの草とか全然見えない←片付けろや

それにしても、、、

(;゙゚'ω゚'):サムィー!←うるさい

どうしよう、、、
月曜日は病院行かなくちゃなんだけどな、、、
行けるんかぃな←持病の喘息が炸裂なぅ←薬切れたし

あぁ、、、
家から出たくないなぁ、、、

(;゙゚'ω゚'):サムィー!←くどい


寝よ寝よ。


みなさん、外出の際は
凍結した道路で転ばないように気を付けてね。

風邪引かないように厚着もするのよ~

薄着で平気なのは20代までよ~~

ブ━━∵;(;:゜:鑾;゜;,);:∵━━ッ!!







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