ホミン小説Snowy prince・126「再会」+やっぱりホミホミしてたんだね(笑)+到着 | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」






Snowy125、オフ会エントリーはこちらから→★






Snowy prince・126「再会」





その日の夜、晩餐会に招かれていた僕たちは
礼服など持ってきては居なかったため、
ヒニムから借りたスーツに身を包んだ。


「、、、えーっと、、、、借りといて言うのもなんなんだけどさ、これ、、」

「シッ!おだまんなさい!僕が短足なんじゃなくて、君たちが大きすぎるんだよ!、、、、ったく失礼だわ~~」

「あははは(笑)、僕はこれ逆にオシャレだと思いますよ」

「、、、チャンミン。君、ほんとに良い子だね。大好き」

「ちょっと。いちいち抱きつくなって。ほらほら、離れて」

「あんたってほんと、心の狭い男ね。嫉妬深くて嫌われても知らないよ」

「心の狭さはあんたに負けるけど」

「なっ!冗談でしょ!」



何だかんだで、二人はとても仲が良い。
むしろ僕の方が嫉妬するくらいだよ(笑)
けど、良かったな、って思う。
ずっと孤独の中を生きてきたユノと
身分を隠して生きてきたヒチョル。

こうして心を開ける「家族」を持つことが出来て
とても嬉しそうだと、二人を見ていてそう感じる。
この人達とずっと一緒に居たいと
僕は心から願った。


日が暮れて、僕達が再び城へ戻ると、
昼間とは全く違う雰囲気に圧倒された。

火の王国らしく、到着と共に花火が上がり
庭園は色とりどりのキャンドルで飾られて
まさしく炎の楽園という感じで、ゆらゆらと揺れる炎が
余りに美しく、僕もユノも、声も出せない程だった。


「すごく、、、すごく綺麗だな、チャンミン」

「うん。、、、僕、キャンドルの火って一番大好き」

ーーーお気に召して?

「あ、、、王妃様。あまりにも綺麗で、言葉を失ってしまいました

ーーー良かった。みんなで、大急ぎで準備しましたのよ

「恐れ入ります。それから、今夜はお招き頂きまして、有難うございます。図々しくも参上いたしました」

ーーー図々しいだなんてとんでもない。招待を受けて頂いて、お礼をいうのはこちらですよ、Prin、、、あぁ、申し訳ない。Kingとお飛びしなさいと、さっき妻に叱られたばかりだったのに


陛下は当時の王であった僕の祖父と交流があったため、
孫にあたる僕の事を「王様」と呼ぶことに中々慣れない様子だ。



「陛下。Princeのままでちっとも構いません。それに、この方が親しみを感じられて、僕は嬉しいのですから」

ーーーPrince、、、ユノと同様に、君も私の孫のように思っているよ。もし許して頂けるなら、名前でお呼びしても?

「あ、、、もちろん、、、、もちろんです陛下!とても光栄で、とても嬉しいです、どうぞチャンミンと呼び捨てにしてください」

ーーーうふふ(笑)さぁ、ユノ、チャンミン。中へどうぞ。改めてみんなに紹介するわ



━─━─━─━─━─



正直言うと、他国の宮中晩餐会へ出席するのはこれが初めてで
僕は若干緊張していた。

大広間に入ると既にたくさんの方が着席されており、
王族の方はもちろん、この国を動かしている政治家や資産家、著名人などが勢ぞろいしている訳で、
事実上僕たちの品定め、という場なのだから。

入場と共に皆の視線が一斉に向けられ、
陛下が僕たちの事を簡単に紹介して下さり、
続いて僕とユノが、それぞれ挨拶をする。


「こんばんは。雪の王国から参りました、シムチャンミンと申します。今夜はこのように素晴らしい会に招待して頂き、大変光栄です。有難うございます」

「同じく、雪の王国からやってきましたチョンユンホです。どうぞよろしく」


ユノは相変わらず口数が少ないけれど、
みんなが一瞬でユノに魅了されたのが分かる。
声のトーンなのか表情なのか雰囲気なのか、
常々解析してみたいと思ってるのだけど、
とにかくユノは本当に不思議な力があると思う。


それから、、、
陛下が言葉を付け加えた。



ーーー彼は私が過去にとても懇意にしていた、SnowyKingの孫だ。だから、チャンミンは私たちにとっても孫同然だ。、、、本当の孫である、ユノと同じようにな


当然、場内は騒めいた。
そりゃそうだろう。
突然発表するなんて、僕だって驚いた。
ユノなんて半分怒った顔してる。



「、、、陛下、何言ってるの?それはまだ、」

ーーー(笑)、、、ユノはまだ認められないようだが、私たちはとうに確信している。彼は紛れもなく、私たちの娘が産んだ子だ。

「、、、、」

ーーーそれからね、こちらのふたりはパートナーなのですよ。真実の愛には、地位も性別も国籍も、何も関係ないわね。彼らは身をもってそれを証明しているの。わたくし達はここに居る孫たちを、とても立派だと思っているわ


いくらフリーダムな国だとは言え、僕たちのような関係は、
否定されることは無いにしても未だそう多くはないのだし、
両陛下のお立場も考えて、わざわざ公開するなんて
必要ないと思い、黙っていようと決めていた。

それなのに両陛下の方から
こんなにもあっさりと公開されてしまうとは
思いっきり肩透かしを食らった感じ。


「あ、、、あの、これどうすれば、」

焦った僕は、隣に居たヒニムに問うたが、
ニヤリと笑ってこう言った。


「しーー、チャンミン。心配しないで。見ててごらんなさい」


陛下のお話しが終わると同時に、
ある一人の紳士が言葉を放った。


ーーー本当なのですか?その、ユノ氏が陛下のお孫様だというのは?

ーーーいかにも。、、、ただ、ユノだけがまだ認めてくれないのだが、数日のうちに証明されるだろう

ーーーあぁ、、、なんという素晴らしい事だ!長い長い間探していらっしゃったお孫様が!

ーーーしかも雪の王のパートナーだなんて、、、とうとう本当に、世界が開けていくのですね

ーーーそうだ。柵も隔たりもなにもない。あるのは、平和と愛の上に成り立つ「共存」だ



陛下がそう言った瞬間、皆が安心したような笑顔を浮かべ、拍手が沸き起こった。
この感じは夕方に街で遭遇した状況と同じ。
共存を喜び、僕たちの関係をも受け入れたというわけだ。

火の国と雪の国。
正反対の国だからこそ生まれた大きな誤解。
生活の中で互いに必要としながらも、互いを打ち消す邪魔な物だと思い込み、
いつか侵略されるのではないかとさえ思って最大の警戒をしていた。

けれど、僕達が結ばれたのであれば、
もうそんな心配など必要ない訳だ。

人々は歓喜した。
もぅ「戦い」など起こらないのだから。

そんな理由から、今夜の晩餐会は祝い事の意味を持ち、大変賑やかで華々しい会になった。
そんな人々の様子を見ていると、ユノの不機嫌な顔つきはいつしか消えて
どこか誇らしげな、優しい笑顔に変わっていた。

楽しい宴は世が更けても続き、
ようやくお開きになったのは
もうすぐ日付が変わる頃だった。


皆さんが退場され、僕たちもヒニムの家に戻ろうとしていたら
執事の方から両陛下のプライベートルームへ来るようにと言われ、
少しだけお邪魔する事にした。





つづく





゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 




GRAZIA記事のネタバレですが……


ユノの初休暇の時って、
チャンミンがまさにGRAZIAの撮影でLAに行く時で
なんでこのタイミングで撮影なのよ~~
とは思ってたんですが、
やっぱり真っ先に会っていたんですね~~(・∀・)ニヤニヤ

わたしあの日、ブログにそのこと書いてました(笑)

「ヒョンとの情事を掻き立てるような画像」
と共にwwww


ブ━∵;(;:゜:鑾;゜;,);:∵━ッ!!

この回のSnowyの下の雑談とこ→★


バレバレよ!!
シムチャンミン!




そんなチャンミンもいよいよ入隊。
4週間の基礎訓練が始まりますね。

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韓国の冬は厳しいから、どうか体に気を付けて。

잘다녀와 기다릴게キラキラ

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