ホミン小説Snowy prince・105「望み」+チャンミン

大雨による被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
どうかお体を大事になさってください。
一刻も早い復興をお祈りしています。

Snowy prince・105「望み」

「ほら、ユノ、階段だよ。気を付けて、、、んしょっ、」

「あ～～(笑)だいじょうぶだって～」

まったく困ったものだ。
まさかユノがこんなにお酒に弱いなんて知らなかった。
恐らく、僕が支えていなければ一歩も歩けないだろう。

「ホビット達は樽一杯のビールを飲み干しても、全然平気で自宅に戻ったっていうのに。ったくユノったら(笑)」

でも、確かにそうだな。
ユノと出逢ってから今まで、何度か晩餐会もあったし
日々の食事にはワインが付き物だったけれど
ユノは殆ど飲まなかった。

閉鎖式前夜にミノ達と祝った夜でさえ
シャンパンをグラス一杯飲んだだけで
顔が真っ赤になり、シャワーも浴びずに寝てしまった。

「その代り、甘い飲み物は１日に何杯飲んでも平気なのにさ。子供みたい」

「んん～～？なんか言ったぁ～」

「くすくす、、、何でも。はい、部屋に着いた。じゃ、さっさとシャワーして」

「ん～～、あとでぇ」

「また！もぅダメダメ！昨夜もそのまま寝ちゃったでしょ」

「ん～～～、ちょっとだけ、、、あとで一緒に入ろう、、、だめぇ？」

「、、、、っ！」

あぁ、めちゃくちゃ可愛い喋り方。
そんな風にねだられたら、これ以上何も言えないって分かってんのかな。
それにしても、後で一緒に、なんて言って、
もぅ寝息を立ててるのはどういう事なんだろうね。

「(笑)、仕方ないな。じゃぁ、僕は、、、」

僕の性格なのか、それともずっと王として務めていたせいなのか、
抱えた仕事は直ぐに片づけないと気が済まない。

どちらにせよ、今夜は夜通しでも文字を解読するつもりで居たから
ユノはそのまま寝かせておいて
早速さっき書きとった文字と、火の国の辞書を照らし合わせる事から始めた。

「んー、、、アルファベッド表記があるな、、、」

辞書の最初のページには、いわゆるアルファベッド表があり、
全ての文字の下に英語が宛がわれて記してある。

この王国でもそうなのだけど、時に人間界と行き来する為
人間界の文字は必ず読める様になっておく必要があり、
国民全員がアルファベッドは読むことが出来る。
おそらく、火の国でも同じなのだろう。

「んー、、、最初の文字は、S。次はN、、、O、、、、W、、、Y、K、I、N、G、、ん、父への宛名だな。ここからが本題か、、、んーっと、、、」

こういう作業、パズルを解いているようで嫌いじゃない。
きっと日が昇る頃には、全て解読し終えるだろう。
そして、明日の朝目を覚ましたユノを驚かせてやるんだ(笑)

あそこでスヤスヤと寝息をたてているあの人は
褒めてくれるだろうか。
僕の事。

つづく

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こんにちは

少しお久しぶりのSnowyでになりました(*^-^*)

大雨に引き続き、今朝は地震があったのですね。
色々と天災が続いて、油断できない時代になってしまった、、、。

どうかみなさん、命を最優先にしてお気を付けください。
ご無事をお祈りしています。

そして、
チャンミンは無事にドラマ撮影をやり遂げ、
ユノヒョンが着ていたセーターを身にまとい
打ち上げに参加したのですね。

噂のブレスレットも一緒に…(´□｀｡)