ホミン小説Snowy prince・74「愛」+雑談

Snowy prince・74「愛」

「ユノ。どんな具合かな、」

「あ、師匠。おはようございます。」

「どれどれ、、、ほぅ（笑）分かり易い形にしたのだな。」

「最初からこれにするって決めてたから、、」

「お前らしい。はは（笑）、、、、この短期間でよくここまでやった。さぁ、最後の磨きはより一層丁寧にやるのだよ。焦ってはだめだ。とにかく丁寧に。」

「はい。あともう少し、、、。うまくいけば、予定通りの時刻にここを発てそうです。」

夜明け前に一度だけ休憩をとった後、
とにかく集中して作業を進めた。
風の音も、水の流れも、何も聞こえないくらいに。

閉鎖宣言の翌日に城を出てからずっと、
チャンミンの事が気になって仕方ないし
出来る事なら離れずに、ずっと傍に居たかったのだけど、
最終日に間に合わせるにはもぅ日にちがなくて
身を斬られる思いで城を出た。

それも、ようやく今日で終わる。

「チャンミン、、、待ってるかな、、、今日も忙しいだろうから、俺の事なんて考えてるヒマないかもなぁ、、、」

「コラッ！ユノ！」

「痛った！、、、なに！いきなり、、痛ってぇ～、、」

「馬鹿者め。集中せんか！手が動いておらん。」

「あぁ～、もぅ厳しいなぁ、ったく。」

「腹が減ってるから集中力が途切れるのだ。ほら、朝飯作ってやったから先に食べろ（笑）」

「え、あっ！すみません、支度するのすっかり忘れてた！あぁ、、、ごめんなさい、」

「心配しなくても毒は入っておらんよ（笑）、ワシの命に代えても、お前を無事に王様の元へお返しせねばばならぬからな。」

「、、、ありがとぅございます。頂きます。師匠。」

素人の俺に一から石の事を教えてくれた長は
指導に関してはとても厳しくて、
けれどそれ以外では何倍も、何百倍も優しくて
ずっと孤独だった俺の心を包み込んでくれるようだった。

一緒に過ごしたこの四日間の事を、
俺は一生忘れないだろう。

さぁ、仕上げまであと少し。
下山の時刻は、確実に近付いている。

━─━─━─━─━─

夜明け前、北の空に浮かんだオレンジ色の光。

そして、空耳なんかじゃなく、耳元で聴こえたユノの声。

もう一度あるかもしれないと、しばらくそのまま待っていたけれど、
それきりもぅ光が見える事はなかった。

それでも僕は、ユノからのメッセージだと受け止めて
会えない寂しさはあるものの
離れていても繋がっていると確信し、
その後ベッドに戻ってから、そこはかとなく深みに落ちていくように眠った。

夢も見ない程の熟睡なんて、ユノの胸の中で眠ったあの日以来の事だ。

「あぁ～、、、よく寝た。、、ユノも起きてるかな、、、」

「（コンコン）、チャンミン、そろそろ起き、、、ろ、、、って、あれ？お前、もぅ起きてたのか？」

「あぁ、おはよう、ミノ。」

「まさか、、、寝てないの？」

「違うって（笑）、なんだかとても深く眠れてさ。そしたら、短時間の割にスッキリと目が覚めたんだよ。」

「ふぅん、、、言われてみれば、顔もスッキリ。言葉もスッキリ。態度もスッキリしてるな。」

「ちょ！じゃぁ、今まではどうだったんだよ。」

「ひどかった（笑）」

「キツイな～もぅ（笑）、、、でも、もう大丈夫だよ。」

「あ、もしかしてユノ先生から、何か連絡でもあったの？」

「ん？、、、ふふ（笑）」

なんだか、もうすぐユノが帰ってくるような、そんな気がして
勝手に口元がほころんだ。

つづく

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こんばんわ(*^-^*)

今日も関東地方は強い地震がありましたね。

最近、本当に自然災害が多くて、ちょっと怖くなってきますね、、、
みなさん、
日々気を付けて、無事に生きていこうね

さて、
私事ではございますが、、、←（ナンだよ改まって。）

なんと明日（日曜日）は、末っ娘の運動会なのでございます。←（改まった割にはショボイ情報）

だが、、、

実はわたしの体調は最悪。
いつもの扁桃腺とヨジャならではのPMS症状。

全身怠くて、やたら眠くて、

頭痛がひどい！

あぁ～～タイミング悪いな～、ったく！