Snowy prince・45「共に」
「俺とお前が一つになれば良い。」
「ユノ、、、あの、僕たちがひとつにって、もしかして、、、」
この展開で考えられる行為は
僕が予想してる事で間違いないと思う。
だけど、僕には経験がないし、
上手く出来る気がしない。
あぁ、どうしようか。
どうすれば良い？
心臓がドキドキして止まらなくて
一度ユノの顔から視線を外してふぅっと息を吐いた。
「あのさ、、、平気な振りしてるけど、俺だってこんなこと言って、内心バクバクしてる。」
「え、、、でも、ユノ、、、プッ、（クスクス）」
「わーらーうーな。、、、だけど、真面目な話、王と血を交えるにはそれしか考えられないし、」
「じゃぁ、ただそれだけの為に僕と、、、その、、、そういう行為を、、、、」
「っていうか、」
「、、、うん」
「俺、純粋にお前を抱きたい。、、、もう一度、キスしても良い？」
「、、、そんな事、聞かなくてもわかるでしょう、、、好きなだけ、、、して、」
僕たちはゆっくりと確かめる様に手を繋ぎ、指を絡ませ、
ユノは、僕の指と耳たぶに小さな口付けをしてから、
顔を寄せて唇を重ねた。
僕の唇を潜ってユノの舌が口の中に入ってくる。
緊張して縮まった僕の舌に絡んで、
クチュと音を立てながら誘いながら更に深くへと進み、
僕はユノで満たされていく。
僕たちは何度も顔の角度を変えて求め合った。
もぅ、自分でも止められない。
「ん、ふ、、、、、」
瞬間、唇に隙間を作って、
ユノが問う。
「、、、チャンミン、苦しい？」
「ん、、、うぅん、違う。、、、なんだか、蕩けてしまいそうで、」
「ふ（笑）、、、顔、火照って桃色になってる」
「、、、恥ずかしいから、、、見ないで、」
言い終わらないうちにユノは僕の人差し指を口に含み、
すっかり根元まで舐め上げて
すーっと指先まで唇を滑らせた。
少し掠れた低い声で囁く。
「チャンミン、、、ダイスキ、」
「僕だって、、、」
「ん、、、？」
「あの夜から、、、ずっと、ずっとユノを求めてた、」
「相思相愛？」
「（クス）、、、ん。」
「口、開いて、、、」
そう言って再び舌を挿しこんで口内を刺激する。
正直、僕はすっかり欲情している自分を自覚していた。
絡み合う舌が奏でる湿った音と
二人の吐息だけが部屋に満ちていく。
ごくりと喉を鳴らしながら
溢れる唾液を飲み込んだ。
つづく
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
色々考えてるのだけど、、、
これ以上の公開は無理かと、、、、。
次回、アメ限だと思います。
物語的に、この行為はとっても大切です。
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