(ホミン短編)同調(その二) | 東方神起小説 Lily♡ホミンの香り

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ユノとチャンミンがいる限り
みんなと一緒に「We are T!」





同調・その二





整理整頓が得意な、、、というか、

そうしないと気が済まない僕の性格上、

ヒョンの部屋はどんどん片付いていく。

昔から思ってた事だけど、

どうすればここまで散らかす事が出来るんだろうかと

逆に感心すらして、笑いが込み上げる。



一緒に住んでいた頃はそんなヒョンに苛々して、

年下にも関わらず文句を言ったりした。

けど、

その都度ヒョンは笑いながら「悪い、悪いw」って、

僕の肩をポンポンと叩いて誤魔化すのがお決まり(笑)



反抗期真っ最中でもあった僕は、それがかなり鬱陶しくて、

肩ごと腕を大きく回して、無言で拒否してた。


実際、いざヒョンが片付け始めても、

右にあったものを左に移動させただけ、って感じで

ちっとも片付いちゃいない。

結局、しばらくしてから毎回僕が、全てのものをきっちり、

あるべき場所に仕舞う日々の繰り返し、、、。


「リーダー」としてのヒョンは頼りがいがあって、

どんな仕事でもスマートにこなし、

お世辞抜きで、世の中で一番尊敬出来るヒョンで、

本当にカッコいいと思ってた。

なのに、、

「このギャップは何なんだ!身の回りの事をちゃんとしろ!」

って、当時は半分ショック、半分ガッカリな気持ちがあったのも事実。


だけど、どこでどうしたっていうんだろう(笑)

僕はいつの間にか、そんな不器用なユノヒョンが愛しく思えて、、、

可愛くてたまらなくなって、、、

放っておけなくて、、、。




ううん、違うな、、、

僕自身が、どんな時でも「僕」を必要とされたい、と、

望むようになったんだ。


最初はその気持ちが「愛」だなんて分かってなかった。

ただ単純に、ずっとユノヒョンの傍に居たい、って思ってた。

ヒョンが喜ぶ事をしたくて、

ヒョンが笑ってくれるのが嬉しくて、

ヒョンに認められたくて、

あまり目立たない僕なりの、精一杯を努めてた、、、。



けど、ヒョンの中ではいつも僕は「マンネ」。

ヒョン達の輪の中に入れて貰えない事もしばしばあって、

どんなに努力しても、その差は埋められないんだな、と

落ち込んだりもした。

ユノヒョンに「彼女」が出来た時は、

「彼女」の話をする姿を見たくなくて、

自分の部屋に閉じこもったりしてたな、、、。

となると、

僕がゲームオタクになった原因を作ったのはユノヒョンかもねw


「あ~、気持ち良かった~♪、、、ん?チャンミナ、何笑ってんの?」





「(笑)ぷっ!あはははwww」

「な~んなんだ??(笑)」

「ううん。別に何でもないよw、ただ、昔の事を思い出してただけ。」

「ふぅ~ん(?)おっ!部屋の中、なんかキレイになってるじゃ~~ん♪」

「あぁっ!せっかく片付けたんだから出さないで!(クスクス)、、、ね、ユノヒョン。」

「んぁ?、なに?」

「僕、今、こうしてここに居る事が、とても幸せに思うよ。」

「なんだよ、急に改まってそんな事。」

「うん、、、でも、本当にそう想うから。、、、ユノヒョン、僕は、、、世界で一番、あなたを愛してる、、、」






つづく





うわ、うわwww
今日もこんな時間の更新、、、ナンテ日だ!←誰だよ(笑)
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