ヒョンとぼく・9
僕の知らないところで何が起こっているのか、正直、聞くのが怖い。
あの女性が僕をアメリカになんて、、、。
そんな話、すぐに理解できるはずがない。
『ねぇ、ユノヒョン。僕をアメリカにって、どういう事?それに、そんな大事なこと、どうして黙ってたの?』
背後から僕を抱きしめていたユノは、トン、と僕の背中に頭をつけた。
『チャンミナ。オレが今日言った言葉、覚えてる?、、、黙ってたのは、お前のためだ、って。』
『う、ん、、、』
『明日彼女がここに来るのは、お前に気持ちを伝えるためだ。でも彼女は、ただ単にお前を好きになったから、ってだけで来る訳じゃない。』
『、、、、、』
『彼女のもうひとつの重要な目的はな、、、お前をスカウトする事だよ。』
『っ!、、な、なにそれ、、、ねぇヒョン、それって、、、、』
僕は驚いて振り返り、
真剣な顔をしているユノに、無性に焦る。
『ヒョン。マネージャーが知ってるって事は、事務所でも話が出てるの?もしかして、もぅ決まってるの?』
僕はかなりの動揺と緊張で手が震え、
『ヒョン。マネージャーが知ってるって事は、事務所でも話が出てるの?もしかして、もぅ決まってるの?』
僕はかなりの動揺と緊張で手が震え、
汗がにじんで来た。
そんな僕の様子にユノはちゃんと気付いてて、
そんな僕の様子にユノはちゃんと気付いてて、
僕を自分の胸元に抱き寄せ、
落ち着かせるように髪の毛を優しく撫でた。
『決まってはいないんだ。けど、、、』
『けど?けど、なんなの?』
『彼女は向こうの、大手マネージメント会社の社長令嬢なんだ。だから、、、』
『、、、だから、だから何だよ!?』
ユノの胸にもたれていた僕は飛び起きて
落ち着かせるように髪の毛を優しく撫でた。
『決まってはいないんだ。けど、、、』
『けど?けど、なんなの?』
『彼女は向こうの、大手マネージメント会社の社長令嬢なんだ。だから、、、』
『、、、だから、だから何だよ!?』
ユノの胸にもたれていた僕は飛び起きて
ユノを睨み、責めるように言葉を発した。
悪いのはユノじゃないって分かっていても、
今の僕は感情のやり場がない。
ユノはただ静かに、淡々と話しを続けた。
『事務所的には、彼女の会社と提携を組めば、今後のアメリカ公演に関してかなりのバックアップが得られるってこと、、、。それと、』
『それと?』
『これはお前にとって、大きなチャンスでもある、ってことだよ、、、。この二点を、彼女は強烈に推してきてるんだ。』
『そんな、、、』
そこまで話して、二人とも視線を床に落とし、
しばらく黙りこんだ。
時計の音だけが、やけに大きく部屋に響く。
思いがけない話しを聞かされて、
時計の音だけが、やけに大きく部屋に響く。
思いがけない話しを聞かされて、
頭の中が整理出来ない僕だったけど、
ふと疑問が浮かぶ。
『ね、、ぇ、。ユノは?ユノヒョンはどうするの?それって僕だけなの?どうして?』
『(笑)、彼女はお前が欲しいんだよ。言っただろ。渡米してた間、お前達はずっと一緒だった。』
『だからそれは、単なる現地マネージャーとしてだし、通訳としての、、、』
『わかってないな、まったく、、、(笑)。彼女はオレのライバルなんだよ。オレとお前の関係を見抜いてる。』
そこまで話して、ユノは僕の頭を軽く、ポン、と叩いて立ち上がった。
『随分色々話して悪かったな。混乱してると思うけど、これである程度は理解出来ただろ。あした彼女が来ても、落ち着いて対応出来るように、心の準備をしておくんだ。いいな?』
『、、、、、、。』
『そんな顔するな。心配で帰れなくなるだろ。ん?チャンミナ~~、ん~~~?』
俯いたままの僕の顔を覗き込んで口先を尖らせ、
あえてふざけた顔をして見せるユノの気遣いにも、
今の僕は反応出来なかった。
笑うどころか、苛ついて嫌味を言う始末。
『そんな事言って、、、僕を放って帰っちゃうくせに、、、』
その言葉を聞いたユノは、小さな咳払いをひとつして、
『ね、、ぇ、。ユノは?ユノヒョンはどうするの?それって僕だけなの?どうして?』
『(笑)、彼女はお前が欲しいんだよ。言っただろ。渡米してた間、お前達はずっと一緒だった。』
『だからそれは、単なる現地マネージャーとしてだし、通訳としての、、、』
『わかってないな、まったく、、、(笑)。彼女はオレのライバルなんだよ。オレとお前の関係を見抜いてる。』
そこまで話して、ユノは僕の頭を軽く、ポン、と叩いて立ち上がった。
『随分色々話して悪かったな。混乱してると思うけど、これである程度は理解出来ただろ。あした彼女が来ても、落ち着いて対応出来るように、心の準備をしておくんだ。いいな?』
『、、、、、、。』
『そんな顔するな。心配で帰れなくなるだろ。ん?チャンミナ~~、ん~~~?』
俯いたままの僕の顔を覗き込んで口先を尖らせ、
あえてふざけた顔をして見せるユノの気遣いにも、
今の僕は反応出来なかった。
笑うどころか、苛ついて嫌味を言う始末。
『そんな事言って、、、僕を放って帰っちゃうくせに、、、』
その言葉を聞いたユノは、小さな咳払いをひとつして、
首をだるそうに捻った。
それから、床に放り投げていた自分のカバンを拾って肩に掛ける。
それから、床に放り投げていた自分のカバンを拾って肩に掛ける。
本音はどうしようもなく引き止めたいけれど、
いま振り返らないユノは、何を言っても帰ってしまうんだろう。
複雑な気持ちで立ち上がったけど、
かと言って何も言葉が出て来ず、
ただ、ユノの動作を見つめるしかなかった。
ふいにユノはこっちを振り返り、
ふいにユノはこっちを振り返り、
真剣な面持ちで静かに、語る。
『黙ってたのは、お前がこんな風に動揺するのが分かってたからだ。それに、マネヒョンの言う通り、明日、お前がこの部屋から逃げ出すかも知れないと思ったからだ。』
『、、、、、。』
『それと、、、俺にとって一番大事な事は、お前の意思を尊重する事だ。俺は、お前が望むことはどんな事をしても、必ず叶えてやると決めてる。』
『ユノヒョン、、、』
ユノは僕の頬に手を添えて一度口づけて、
『黙ってたのは、お前がこんな風に動揺するのが分かってたからだ。それに、マネヒョンの言う通り、明日、お前がこの部屋から逃げ出すかも知れないと思ったからだ。』
『、、、、、。』
『それと、、、俺にとって一番大事な事は、お前の意思を尊重する事だ。俺は、お前が望むことはどんな事をしても、必ず叶えてやると決めてる。』
『ユノヒョン、、、』
ユノは僕の頬に手を添えて一度口づけて、
ゆっくりとその唇を離し、
少し寂しそうにも見える笑顔を一瞬見せて、
少し寂しそうにも見える笑顔を一瞬見せて、
リビングから出て行った。
つづく
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
あんにょんはせよ~
いつもお越し下さっている皆様、ありがトンございます♪
愛してます。←(しばらく、愛に生きるリリちんver.でいきますw)
相変わらず、なぜか毎日激務のあたし。
が、
今日になって、口内炎が結構良くなってきました。
あんまり痛くなくなってきたけど、、、腫れは続いてるんだよなぁ、、、
あ、まさかこれって、、、麻痺してきたん?←どんだけひどいんじゃい
そして、
シム・チャンミン氏は帰国でしたね。
お疲れ様でした。
イベサジン見ましたが、ちゃんとオッパの顔してましたね。
ふふふ。
ユノヒョンの前だと、、、
ふっ。
野暮なことは言わないでおきましょうか。
あ、でも何度でも見たいから、また貼っちゃおう
(gifはちゃるさん作です。こちらからの持ち出しはご遠慮ください)
このお洋服の首元のフリルの似合ってる加減といい、
ユノヒョンから贈られた←(どう見てもそぅとしか思えないよね…)
指輪を触る仕草といい、、、
これじゃヒョンもたまりませんわな、、、ククク
↓本日もポチッとありがとぅございます♪

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つづく
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あんにょんはせよ~
いつもお越し下さっている皆様、ありがトンございます♪
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相変わらず、なぜか毎日激務のあたし。
が、
今日になって、口内炎が結構良くなってきました。
あんまり痛くなくなってきたけど、、、腫れは続いてるんだよなぁ、、、
あ、まさかこれって、、、麻痺してきたん?←どんだけひどいんじゃい
そして、
シム・チャンミン氏は帰国でしたね。
お疲れ様でした。
イベサジン見ましたが、ちゃんとオッパの顔してましたね。
ふふふ。
ユノヒョンの前だと、、、
ふっ。
野暮なことは言わないでおきましょうか。
あ、でも何度でも見たいから、また貼っちゃおう

(gifはちゃるさん作です。こちらからの持ち出しはご遠慮ください)
このお洋服の首元のフリルの似合ってる加減といい、
ユノヒョンから贈られた←(どう見てもそぅとしか思えないよね…)
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