“いつもの二人”
最近僕たちは、別々に暮らし始めた。
なぜかって?
さぁ・・・なんででしょうね。(笑)
そうさせられた理由は色々あって、自分の事は自分で出来るように、だとか、
そろそろ一人で生活してもいい年頃だ、とか・・・
まぁ、要するに自立しろ、ってことで・・・。
僕たちももぅいい大人だし、そういう提案に対して、素直に(?)従ったんですけど。
<なのに・・・なんでこぅ毎朝、毎朝この人は、
当たり前のように僕の家に居るんでしょう?(笑)
僕がどんなに疲れて帰ってきても、毎日ちゃんと整理整頓した僕の部屋を、
この人はどんどん散らかしていく。(笑)
あぁ、ほら。
また本を読みっぱなしで、今度はテレビを見始めてる。
飲みかけのペットボトルも、蓋を開けたまま床に置きっぱなし。
まったく。何度も注意してきたのに。
そのままじゃこぼしてしまうじゃないか!
『ユノヒョン!』
『あ?あぁ、チャンミン♪おはよ♪』
・・・・・あ~、だめだ。
この笑顔を見たら、僕は何も言えなくなる。www
『・・・お、おはようございます。・・・んで?今朝は?いつ来たんですか?』
『ん?ん~・・・1時間ぐらい前かナァ。』
『いっ!?一時間も前に??すごく早起きしたんですね。』
『うん☆今朝はジョギングしたから、そのままこっちに帰って来たんだ~♪』
『こっちって!!帰ってって!!・・・ここは僕の家ですヨ、ユノヒョン。』
ほんとにこの人は・・・素直で天然で可愛くて、、、
こんな何気ない会話が、いつも僕を和ませてくれる。
『ユノヒョン、お腹空いたでしょう。朝食作りますから、一緒に食べましょう』
『あぁ、うん。・・・あ、そうだ☆ チャンミナ~、ちょっとこっち来て。コッチ、コッチ。座って♪』
・・・ったく。
今から朝ご飯を作るって言ってるのに。
なんなんでしょうね仕方ない。
ソファーをポンポンする仕草がたまらなく可愛いから
行ってあげましょうか。(笑)
『なんですか?ユノヒョン。』
『チャンミン、、、、、ダイスキ
(チュッ)』
『!!!』
あ~~~![]()
今朝もまた奪われたぁ~~www
なんですか、ユノヒョン、その嬉しそうな顔は。
僕はそう簡単には、喜んであげませんよ。
ほんとは嬉しいけどさ(笑)
『・・・ゴホンッ!ユノ。まず、自分が散らかしたこの部屋を、キッチリ片付けて下さい。』
そうでないと・・・今夜たっぷり、お仕置きですよ(笑)
