先日新しく友達ができた。彼女は6年ほど前ウクライナからイギリスに引っ越してきたらしい。

とても親切でフレンドリーで自分の拙い英語でも理解してくれて話を広げてくれる。

逆に日本のことについてや自分の仕事のことについても質問してくれて空気感だと数年前から知り合いだったような感じがする。

新しく友達ができる感覚って久しぶりだなあ。。

よく考えたら大学を卒業してから”友達”ってできたことがなかった。

社会人になって会社で仲良くなった人はいてもそれは友達とはまたちょっと違うと感じていた。

その前に同僚という肩書きがあるから。距離感を間違えないように、後基本信用しすぎないように、、みたいな暗黙の了解があったから。

大人になってから習い事も別にちゃんとやったことないし、ほんとに普段新しく人と出会うことって今までなかった。

積極的なタイプでもないから出会っても仲良くなろうという気持ちも抱かなかった。。

恐らく私が友達が欲しいなって気持ちになったのって、知らない土地に来て友達もいない環境だったから心の奥底で寂しい、、って思っちゃってたからかも。

日本にいた時は一人の時間が一番大切だし、今いる友人がいるだけで幸せだと思ってたから孤独を感じたことがなかった。

 

また、日本では相手の肩書きで人を判断したりする人も結構いるし、友人になりたいより前に仲良くすることにメリットを見出す人もいる。

自分の性格そのものを見て判断されることってあまりない気がする。

それも一つの人を判断する基準ではあるが、自分はそれがあまり好きではない。といいつつ気にする時もあるので矛盾しているが。。。

自分にとって友人とは(親しき中にも礼儀ありで)思ったことをストレートに言えたり、頼りあえたり、空いてる時間をわざわざ一緒に過ごしたいと思える人。

なんの見返りもなく助けたいと思える人である。

基本的に一人でいる時間が好きだから一緒に時間を過ごすなんてだいぶ貴重な相手である。

違う国に来てもそう思えるくらい価値観が似てる人に出会えてとても幸せである。

今まで何のために働いてるのか自分に問うても、社会の一員として、とか趣味にお金が必要だから、とかざっくりとしているけど基本自分のためにというものだったかもしれない。

しかし、改めて考えたら、相手がいざという時に助けることができるように経済力や自分の余裕を持つために働いてたのかもなって思った。

 

今まで英語を勉強している理由としても、今までは映画を字幕なしで理解できるようになりたいとか旅行に行った時に困らないようになりたいとか、、だったが、助けたい人がいた時に躊躇することなく助けられるようになりたいから!が大きな理由の一つになった。

人のために生きられるって幸せなことかもしれない。