新シーズンが幕を開けたのに、いまだ昨シーズンの話をしている『桃色的シーズン回顧録』。
2022年に各地の球場で潜入調査をしてきた「ちょっと変わった席種」11種の、後半6席種を振り返ってゆく。
東京ドーム(22.07.28)
東京ドームの内野スタンドに新設されたボックス席種に、チケット価格が安い都市対抗の期間に潜入を果たす。
定価(シーズン中のプロ野球価格)でいうと2022シーズン中、というか過去をさかのぼってもたぶん最高額となる席種であった(シーズンシート価格780万)。
ベルーナドーム(22.08.22)
こちらも普段の高級席を二軍戦で安く試すことができた、ベルーナドームのネット裏席。
特に目立って褒めるところも取り立ててけなすところもない、「今時どこの球場にもある個性のないボックス席」であった。
楽天生命パーク宮城(22.09.12)
個人的に「席種の宝庫」と呼んで、長年にわたってフィールドワークを続けている楽天生命パーク宮城。
やたらと品揃えが多いこの球場のボックス席種にあって、お値段が比較的お手頃なのでわりとお勧め。
楽天生命パーク宮城(22.11.08)
思い立って足を運んだ12球団合同トライアウトでも、抜かりなく未踏の新席種にトライ。
普段はシーズンシートで座れないという希少性はあるが、席種としては特にどうということのない普通のボックス席だった。
ZOZOマリンスタジアム(22.11.13)
3月に続いて訪れた二度目のソフトボール観戦でも、うまいこと未踏の新席種をゲット。
ここを含め3球場3席種と、やたらバックネット裏のボックス席にご縁があったシーズンであった。
ベルーナドーム(22.11.23)
2022シーズンの席種調査納めは、ライオンズファン感で訪れたベルーナドーム。
試合開催日ではないという特殊状況に加え、寒さと大雨のせいもあっていまいち記憶が薄いので、シーズン中に再トライしてみたい。
以上、前後編にわたって振り返ってきた2022年の席種調査、全11席種。
コロナ禍以前と比べると少ないが、2022シーズンの全観戦試合数が18試合のみだったことを思えば、かなり数を稼ぐことができた。
ありがたいことにまだまだ各地の球場に山ほどある未踏の新席種。そして「球場全部が新席種!」のエスコンフィールドの開場も控えている今年も、引き続き実地調査に励んでゆきたい。
この研究結果をいつか自軍本拠地内にフィードバックしてゆきたいと密かに目論む当スタジアムへの皆様のご来場を、引き続き心よりお待ちしております。