【2019回顧録⑫-2 ~イーグルス編・後編~】 | 監督のささやき戦術

 神田の街を行き交う人々が、いつものサラリーマンから大きなキャリーケースを引いた旅行客、帰省客に変わった年内最後の土曜日。

 野球ファン的年末は1月だが、世間の暦の方に合わせてだらだらと進めている当スタジアムの年末恒例行事、桃色的『シーズン回顧録』

 NPB12球団編の最終回、今季パリーグ第3位に滑り込んだ我がご贔屓東北楽天ゴールデンイーグルス編の、後編をお送りする。

 ※前編はこちら

 

 

⑧ 5月26日(日) VSバファローズ

楽天生命パーク宮城

 

○イーグルス 4 - 1 バファローズ●

先発 石橋 - K-鈴木  

 

天候=晴  P.B.=13:00  試合時間=3:10  観客=27,717名

 今季二度目の仙台遠征は、色的には毎年いるようかのように思われるが、実は初参戦となったイーグルスの女性ファン向けイベント『イーグルスガールデー』で。

 初めて試した『内野一塁側ペアシート』から見守った試合は、シーズン中に先発に配置転換になった石橋投手が5回1失点の好投を見せると、リリーフ陣が無失点リレー。堀内選手のタイムリーが決勝点となり、我らがイーグルス快勝

 この試合で飛び出した今江選手の今季第1号ホームランが、結果的にプロ最終ホームランとなってしまうとは、この時は想像だにせず。

 

 

⑨ 6月9日(日) VSドラゴンズ

(セパ交流戦)

ナゴヤドーム

 

●ドラゴンズ 2 - 5 イーグルス○

先発 清水 - 美馬  

 

天候=雨  P.B.=14:00  試合時間=3:01  観客=35,087名

 3年ぶりにやって来た、交流戦のナゴヤドーム鷲竜戦

 先発の美馬投手が、投げては6回1失点、普段立たぬ打席では内野安打を放って出塁し得点も記録、という投打にわたる活躍を見せ、我らがイーグルス勝利

 銀次選手の生え抜き初となる通算1000本安打が生まれたこの試合は、クリムゾンレッドの美馬投手の見納めともなった。

 

 

6月23日(日) VSベイスターズ

横浜スタジアム

 

○ベイスターズ 3 - 0 イーグルス●

先発 上茶谷 -   

 

天候=曇  P.B.=13:00  試合時間=2:52  観客=32,143名

 またまた敵地での交流戦は、今度も3年ぶりとなった、ハマスタでの鷲星戦

 先発岸投手は粘りの投球を見せたものの、満塁策失敗で上茶谷投手に打たれた2点タイムリーが致命傷に。打線も散発6安打でシャットアウトされ、我らがイーグルスの完封負けとなった。

 今季は見に行った試合ではわりといつも点を取っていた犬鷲打線だったので、(時限観戦以外では)唯一の無得点試合となった。

 

 

⑪ 8月4日(日) VSマリーンズ

(イースタンリーグ)

ZOZOマリンスタジアム

 

○マリーンズ 7 - 6 イーグルス●

先発 森 -   

 

天候=晴  P.B.=18:00  試合時間=3:30  観客=4,200名

 8月のZOZOマリンで行われた、ロッテ二軍浦和マリーンズ主催のイースタンリーグ公式戦

 先発の岸投手は二軍で見るのが今季二度目。こんなところにいてはいけない選手ゆえ、全然嬉しくない。しかもこの日は3被弾5失点と散々であった。

 支配下に復帰したフェルナンド選手の猛打賞の活躍などはあったものの、点の取り合いで最後は競り負けて、我らが泉イーグルスの惜敗

 手術明けの岡島選手の、久々の元気なキャッチャー姿が見られたのは嬉しかったが、終わってみれば2番手で投げた今野投手の見納めにもなってしまった。

 

 

⑫ 8月5日(月) VSマリーンズ

楽天生命パーク宮城

 

●イーグルス 1 - 8 マリーンズ○

先発 藤平 - 西野  

 

天候=晴  P.B.=18:00  試合時間=3:06  観客=23,369名

 ZOZOマリンの二軍戦の翌日に、今度は仙台での一軍戦の同カードという変則2連戦。

 振替試合の激安価格だったため、初潜入が叶ったVIP個室席種『一塁側フィールドルーム』から見守った試合は、先発藤平投手が5回途中6失点の大乱調。打線も2年ぶりの先発となった西野投手に封じられ、我らがイーグルスは手も足も出ず完敗であった。

 2番手で投げた小野投手、そしてこの日が今季一軍初昇格だった西巻選手が、シーズン終了後に揃ってこの日の対戦相手の選手になっていようとは、もちろん知る由もなく。

 

 

⑬ 9月15日(日) VSジャイアンツ

(イースタンリーグ)

ジャイアンツ球場

 

○ジャイアンツ 3 - 1 イーグルス●

先発 メルセデス - 熊原  

 

天候=晴  P.B.=13:00  試合時間=3:03  観客=932名

 今季の犬鷲納めは、チーム初のイースタン王者を争っていた9月中旬の二軍戦で迎える。

 当初先発がアナウンスされていた池田投手は、試合前は普通に外野でキャッチボールをしていたものの、プレイボール直前で熊原投手に緊急変更となり、オフに育成契約となってしまう。ということは、見てる目の前で怪我をしたということなのだろうか…?

 この試合は、今季二軍でくすぶり続けた内田選手のソロアーチの1点のみで、我らが泉イーグルスの完敗であったが、シーズンでは初のイースタン優勝を果たす

 毎年この時期の二軍戦は今季限りのサヨナラ選手が多く、この試合でも西巻選手、卓丸選手、島井選手、西宮投手が犬鷲戦士としての最後の雄姿となったのだが、まさかその中に嶋選手が入ることになろうとは……

 

 

 以上、前後編にわたって振り返ってきた、今季の我がご贔屓イーグルス生観戦試合。

 観戦数13試合は12球団中3位。個人的贔屓チームであるがゆえ、過去6シーズン常に観戦試合数が12球団ナンバーワンだったのが、今季『桃色行脚』史上初の首位陥落となってしまった。

 理由は、今季は未踏の球場&席種に重点を置いて活動したことと、アホみたいにジャイアンツ戦に足を運んだがため

 観戦成績は一軍二軍合わせて13戦で7勝6敗。ほんのわずかの貯金をもって3位フィニッシュしたチームに近い結果となった。

 

 

 ほとんど何も楽しい記憶がない2018年の最下位からの巻き返しを期し、代行が取れた平石新監督で迎えた2019シーズン。

 則本投手、岸投手を欠くスタートとなったが、石橋投手や福井投手らの開幕前には勘定に入っていなかった選手たちの活躍で緊急事態をどうにかしのぎ切り、打つ方では浅村選手、ブラッシュ選手の新戦力が昨季までなかった破壊力をもたらし、強いんだか弱いんだかよく分からない戦いを繰り広げながら、どうにか3位に滑り込んだ今季のイーグルス

 当スタジアム開場後7シーズンで三度のCSはなかなかの連対率だが、最下位も3回あるのでいまいち評価に困る。

 チーム史上負けたことのないCSファーストステージで敗退してシーズンを終えたが、大健闘と言える2019シーズンであったと、一ファンとして思う

 

 未だにあまり、というか全くと言っていいほど知られていないが、それでも「店主が犬鷲ファン」ということがじわじわと浸透しつつあるのか、年を追うごとに在京犬鷲ファンのお客様が増えている当スタジアム。ご自慢の自己満足ゾーン『犬鷲の間』のご指名ご予約もだいぶ増えてきた。

 

 ポッとなった3位には満足などせぬ!と超積極的なストーブリーグを過ごした我らがイーグルス。

 球団、そして石井GMによるドラスティックな編成に、ファンの中でも賛否両論渦巻いたが、真の強豪チームになるためには、ホークスのような長き黄金時代を築くためには、劇薬的な改革はどこかで必要なのだろうと、かつて15年ダイエーホークスファンをやっていて、弱小チームが生まれ変わる様をリアルタイムで見てきた者として、無責任な一ファンではあるが、理解できる部分は大きい

 変化を恐れず、未来のみを見据えるチーム作りで、当スタジアムに集う多くの在京犬鷲ファンの皆様が、今季以上に、日本一に輝いた2013年のように、勝利の美酒に酔える2020シーズンになることを、一犬鷲ファンとしても心より願っている。

 

 

 というわけで、とりあえずNPB12球団別の振り返りは完結。だが、例年通りこのあともオフの暇さに飽かせて年を越してもだらだらと続く桃色的『シーズン回顧録』。ほぼただの個人的備忘録だが、だらだらとお付き合い頂ければ幸いである。

 

 

 本日で2019年の営業を終えた当スタジアム。明日から1月3日まで、年末年始休場とさせて頂く

 2020年は1月4日から、引き続き皆様の当スタジアへのご来場を心よりお待ちしております。