11月3日(日本時間)にメキシコの地で開幕した『プレミア12』は、今夜の東京ドームで、我らが侍ジャパンの世界一奪還をもって閉幕。
『WBC2017』以来2年ぶりとなった、トップチームによる国際大会での営業。『オープニングラウンド』3試合、『スーパーラウンド』4試合、そして前回大会では果たせなかった決勝戦と、侍ジャパンの全8試合、多くのお客様にご来場頂き、おかげ様で連夜大盛況となった当スタジアムであった。
開幕前から予想されていたことだが、今大会期間中も、相手国の応援にご来場されたお客様はひとりたりともおらず。
ゆえに、着ているユニフォームはバラバラでも、すべてのお客様が同じ場面で歓声を上げ、同じ場面でため息をつく、代表戦の時にしか現れない光景が連夜広がった当スタジアム場内であった。
こちらがつい先ほどの、侍ジャパンが世界一に輝いた瞬間の当スタジアム場内。
トップチームの国際大会優勝は、2009年の『WBC』以来10年ぶり。つまり開場7年目の当スタジアムにとっては、今回が初の『侍ジャパン世界一中継』となったのである。
リーグ優勝や日本一決定の時と違い、敗者が誰もいない、歓喜一色の場内という初の光景は、かなり胸が熱くなる、素晴らしいものであった。
4年に一度の、まして今回は東京五輪前年の国際大会とあって、やはり世間の注目度も高かったようで、メディアでも連日侍ジャパンの熱戦の模様が報じられていたが、その熱気の一部が当スタジアムに。
期間中、のべ13番組(敗戦の日で使われなかったものも含む)もの取材が入る。やはり試合中継を担当していた局のTBSさんとテレビ朝日さんが特に熱心であった。
侍ジャパン世界一奪還への8試合を、多くのお客様と一緒に盛り上がることができ、当スタジアムにとっても非常にエキサイティングで楽しい『プレミア12』の2週間であった。
期間中にご来場頂いたすべてのお客様に、この場をお借りして心より御礼申し上げる。
来年に迫った東京五輪、そして再来年の『WBC2021』もまた、大勢のお客様と一緒に盛り上がれるよう、楽しんで頂ける場であるよう(そしてそれまでに潰れちゃわないよう……)、引き続き当スタジアムなりの野球道に邁進してゆきたいと思う。
『プレミア12』も終わって、いよいよ本格的オフに突入するが、年がら年中オンシーズンの当スタジアムへの皆様のご来場を、引き続き心よりお待ちしております。