【さらば愛しの犬鷲戦士2018】 | 監督のささやき戦術

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 ごくわずかの選手は自分の意志で、大多数は「戦力外」という厳しい通告を受けて、今オフも多くのプロ野球選手がユニフォームを脱いだ

 石井一久GMを迎えて新体制で2019シーズンに臨む我がご贔屓イーグルスは、実に20選手との契約を打ち切る(育成再契約含む)という大鉈を振るい、大改革の第一歩を内外に強く印象付けた。

 

 もちろん誰であっても贔屓チームの選手がユニフォームを脱ぐのは寂しいのだが、特に思い入れの強い生え抜き選手への惜別の辞を、この場を借りて贈らせて頂く。

 

 

 伊志嶺忠選手(2008年入団)

(2008年9月9日 ジャイアンツ球場)

 

2015年7月27日 楽天Koboスタジアム宮城

 

2018年6月10日 浦安市運動公園野球場

 

 2011年ころから嶋選手に次ぐ第2捕手として出番を増やし、近年は代打起用やファーストや外野での出場も多かった強打の捕手

 「シーサー」の愛称でファンにも親しまれたが、残念ながら今季限りで戦力外となり、トライアウトにも参加せず現役引退を発表。

 相性が良かったのか、二軍戦を見に行くといつもよく打っていた印象が強かっただけに、個人的に期待の大きかった伊志嶺選手。お疲れさまでした。

 

 

 枡田慎太郎選手(2006年入団)

(2009年7月19日 鎌ヶ谷スタジアム)

 

2013年7月28日 日本製紙クリネックススタジアム宮城

 

2014年9月21日 楽天Koboスタジアム宮城

 

 楽天初年度オフの高校生ドラフトで入団した犬鷲2期生で、同期入団の銀次選手とともにイーグルス黎明期から長年頑張ってきた、「超」の付く生え抜き選手

 星野監督が辛抱強く使い続けたことが実を結び、チームが初優勝を成し遂げた2013年は夏場にかけて大活躍を見せたことが非常に印象深い。

 怪我と好不調の波の大きさで、なかなかシーズンを通じて活躍することができなかった枡田選手。通算成績には傑出した数字は残っていないが、あのメロディアスな名曲応援歌とともに愛された人気選手。我ら犬鷲ファンの記憶に強く長く残り続けるであろう。お疲れさまでした。

 

 

 聖澤諒選手(2008年入団) 

2017年4月16日 Koboパーク宮城

 

 前述の伊志嶺選手とはドラフト同期で、2010年のブラウン監督に開幕スタメンに抜擢されるとそのチャンスをものにし、レギュラーに定着。2011年から2シーズンで106盗塁と走りまくり、2012年には54盗塁で球団初の(そして現時点で唯一の)盗塁王を獲得するなど、2010年代前半のイーグルスを攻守にわたって支えた中心選手。

 長らく杜の都のセンターに君臨し続けたスピードスターも、近年は若手の台頭などで出場機会が減少し、今オフついに戦力外、そして引退となってしまった。

 

 もちろんファンからの人気も高かった生え抜きのスター選手であるが、特に強い思い入れを抱いてずっと応援し続けた理由が個人的な理由が一つ。

 当スタジアム黎明期の出来事ゆえ、ほとんど誰にも知られていないのだが、実は2014年の1年間、ヤクルト二軍戸田スワローズのスポンサーの1社に名を連ねていた当スタジアム

 そのご縁で、ヤクルト戸田球場のイースタンリーグ公式戦で、始球式のマウンドに立たせて頂いたことがあるのだが、その際にバッターボックスに立っていたのが、なんと聖澤選手だったのである。

 

 「どうしてもご贔屓イーグルス戦で始球式させて!」というこちらのわがままを、ヤクルト球団の方が快く聞き入れてくれたことで実現したイーグルス戦での始球式だったのだが、まさか既に一軍でばりばりレギュラーを張っている選手が打席に立つ、などということは想定しておらず…。

 聖澤選手がたまたまこの時二軍調整中であったため実現したこの対決(?)。それからというもの、「唯一対峙したことのあるプロ野球選手」という運命を勝手に感じ、強い思い入れを抱いて応援し続けてきたのである。

 

 そんなささやかな、でも個人的には大きな大きなご縁を勝手に感じ、応援し続けてきた聖澤選手の引退は残念でならないが、ともに日本一の美酒を味わえたことを思い出のよすがに、聖澤選手のセカンドキャリアも陰ながら応援し続けたいと思う。お疲れさまでした。

 

 

 以上、今季限りでイーグルスのユニフォームを脱いだ生え抜き3選手を振り返ってみた。

 あともう一人、別の形で急遽イーグルスのユニフォームを脱ぐことになった生え抜き選手にも触れておきたい。

 

 菊池保則投手(2008年入団) 

2015年6月21日 QVCマリンフィールド

 

 先週、カープ福井投手との交換トレードが発表された、菊池保則投手。奇しくも前述の伊志嶺選手、聖澤選手とはドラフト同期。

 星野監督のころには結構チャンスを与えられていたものの掴みきることができず、ここ数年はファームが主戦場となっていたが、下では威力のあるストレートを投げ込んでいた菊池投手。今回のセ(ウエスタン)移籍をきっかけに大きく化けてほしいと、神田の空から広島へ念を送り続けたいと思う。

 

 

 毎年ある、プロ野球選手との別れ。もちろん毎年寂しい思いはするが、様々な野球的思い出が増えてゆくと考えれば、それも決して悪いことではない

 限られた時間しか応援できない選手たちとの思い出を積み重ねるべく、来季もせっせと球場に足を運びたいと思う。

 

 

 オフの惜別球人的野球飲み会などでの皆様の当スタジアムへのご来場も、引き続き心よりお待ちしております。

 

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