かねてからの予告通り、当スタジアムも昨年のクライマックスシリーズ以来のデイゲーム営業を実施し、お客様に昼間っから「野球×ビール」の黄金コラボをお楽しみいただいた。
その昼間の試合が終わった後の当スタジアム、閑散とするどころかむしろ昼間より多いお客様方からご予約を頂いており、既に営業開始前に満席状態であったのは、こちらの最終日であったためであったという要素が大きかった模様。

当スタジアムのエースでキャプテンあやの、ラストゲーム。
言ってしまえばただ居酒屋の一店員が退職するだけの事なのであるが、洒落の分かる、そして心優しい当スタジアムのお客様方は、わざわざ最終日に多数惜別来場頂いたのである。
不良在庫のリスクを厭わず、勢いで発注してしまった「キャプテンあやファイナルシリーズ記念Tシャツ」も、おかげさまで最終日17時過ぎに無事完売。
結果的に多すぎず、少なすぎずの絶妙な発注数となったわけだが、こちらの酔狂にお付き合い頂けるお客様がこんなにいらっしゃるとは、正直予想外であった。
お買い上げいただいた皆様には、この場をお借りして改めてお礼申し上げる。
寝間着として末永くご愛用頂ければ幸いである。
キャプテン本人の強い意向(泣いちゃうから、という理由)で、当スタジアム的には引退セレモニーや本人のスピーチなどを行う予定はなかったのであるが、常連様の旗振りによりゲリラ的にセレモニーが執り行われる事に。


わざわざ作成してお持ちいただいた「卒団証書」の授与式。

慌てて撮影したのでピンボケ…。
それを口火として、その他のお客様からもプレゼントやお手紙などを頂く。
カメラのシャッター音が鳴り続ける、ちょっとした記者会見場の様相を呈した中、キャプテンのスピーチ。


本人の懸念通り、やっぱり泣いちゃった…。
何をしゃべったのか全然覚えていない、とは本人談。
こうして、予定になかった「キャプテンあや引退セレモニー」は、盛大に涙と笑顔で幕を閉じたのである。
ご参加いただきキャプテンに温かいお言葉をかけて頂いた皆様、この日が当スタジアムへの初来場で正直なんのことだかわからないまま、それでも温かい拍手とご声援を頂いた皆様、本当にありがとうございました。
この場をお借りして、改めて厚く心よりお礼を申し上げます。
創業わずか1年の駆け出し野球居酒屋の当スタジアムではあるが、本当に良きお客様に恵まれた幸運に感謝しつつ、そんなお客様方のためにも、より一層よいお店であり続けるための努力を日々怠らず、野球道に精進していきたいと決意を新たにした、「キャプテンあやファイナルシリーズファイナル」の一夜であった。
繰り返しとなるが、この1年間、当スタジアムキャプテンあやを可愛がっていただいた皆様には、この場をお借りして厚く御礼申し上げる。
マー君を失ったイーグルスが、顧みることなく前を向き連覇に挑戦するのと同様、当スタジアムも創業からの主力を失ってもなお、前向きにひたすら前進するのみ。
自らの寿命が尽きるまで末永く存続してゆきたいと思っているゆえ、今後とも変わらぬご愛顧のほど、重ねてお願い申し上げる。
3月最終日の本日は、明日からの消費税増税準備などのため臨時休業とさせて頂く当スタジアム。
明日からの新年度、当スタジアム的新シーズンも、皆様のご来場を心よりお待ちしております。