信州旅行 1 (諏訪大社・戸隠神社・軽井沢)

先日、信州へ旅した折に小布施の岩松院を訪ねました。

ここに、葛飾北斎最晩年の作品があると聞いたからです。

天井画ということで、さすがに迫力があります。

ただ、撮影はNGなので、写真は絵はがきで代用しますてへぺろ

 

 

のどかな風景に馴染む、ひなびた風情のお寺ですが、聞けば中々の歴史のあるところ。

かの秀吉の七本槍のひとり、福島正則の菩提寺であったり、小林一茶が長逗留したこともあったとか。

「やせ蛙 まけるな 一茶 これにあり」っていう有名な俳句もここで詠まれたもので、病弱な我が子を憂いての作品だということも初めて知りました。

 

北斎の天井画にしても、一茶の話にしても、今の時代、ネットで大抵のことは知ることができますが、やはり、自分の足で出向き、自分の目で見て、耳で聞くという体験は、残る情報量が違うと思います。

 

人は「経験する」ために、肉体を得た、

そう思います。

 

初秋の風を楽しみ、色を楽しみ、美味しいものを味わう。

人生を謳歌する旅を、大好きなコスモスが応援してくれるようでした。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

カラースクールT.A.A

藤田たかえ