こんにちは、らくだです。
では、今回は
前回お伝えした
人間心理として
まだ終わってないものが気になるという
ツァイガルニク効果を
人の成長やサポートで
活かすとしたら
どうしたらいいのか
という活用のポイントです。
ではどう活用したらいいのか
なんですが、
その前に、
この効果の活用の注意点を
2つお伝えします。
まず
ひとつは
まだ終わってないものへの関心は
時間がたつほど
著しく消えていきます。
例えば
自分が読んでいた漫画で
まだ最終回がきていないけど
連載や出版が作者の都合で
長期間滞ったり、休止しているものがあったりすると
出版されるのは
楽しみですが
その漫画への意識を向ける回数が
減ることで
忘れてしまうような経験
ありませんか?
私たちは日々
膨大な情報量にさらされるなかで
生活をしているので、
色々な情報が入ってくると
別のものに興味関心が向いてしまい、
覚えていたくても
よほど意識しないと
忘れてしまうんです。
NETFLIXの
ドラマなんかでも
シーズンが終わって
次のシーズンに続くようなものは、
面白かったとしても
時間がたつと忘れてしまったり
興味や熱量が前よりなくなったりしますよね。
なので、
そもそも関心というのは
滞ったり、停滞すると
忘れてしまうということが
まずひとつ。
次に、
2つめですが(これはちょっと一つめと似てますが)
関心というのは、
進んでいないと感じると
おもしろくなくなる
です。
まだ終わってないものや
まだ完成していないものでも
少しでも
終わりに近づいたり、
進んでいるという実感が伴えば
「次どうなるんだろう!」
と意欲と関心を継続できますが、
進んでいないと感じてしまうと、
途端に、
やる気がなくなったり
面白くなくなるんです。
これはシンプルに
達成感を味わえないことで
充実感を得られないから。
おいしいものを
食べてても
量がアホほど無限にあると
どんなに好きなものでも
途中でイヤになりますよね。
また
アニメや漫画の例を出しちゃいますけど
メインストーリーが進まず
ぜんぜん本題と関係ない(伏線回収もない)サブストーリーとか
番外ストーリーばかり続くと
見る意欲が以前よりなくなったことなんか
ありませんかね?
( 製作者の意図や大人の事情も知ってるので、やめろ!といってるわけではないです!)
なので、
やみくもに
なんでもかんでも
関心を向けてもらうために
やってもらったり体感するでは、
意欲的な関心は続かない
ということなんです。
あくまで
本題にそって、
目的にそって、
ちゃんと、進んでいる!
ちゃんと、前進している!
そういった感覚を伴う必要があるわけなんです。
いかがでしょうか。
まだ終わっていない
という部分への関心は
滞ったり進んでいないと
時間がたつほど、関心は消えていくし
そして
滞ってなくても
進んでいるという実感が伴わなければ、
関心は消えていく
という注意点があるんです。
では、この注意点をおさえつつ、
具体的な活用法のポイントですが・・・。
すみません、
また長くなってしまうので、つづきは次回へ!