( PITX については、前回ブログを参照。)
09:00 PITX出発
JAMのバスでした(運行会社は毎日同じではないようです)。コロナ前のオンボロではなく、内装も綺麗で充電用USB-A端子が装備されていました。
料金は車掌さんに支払います。
マニラ〜バタンガスピアで268ペソ(約700円)。
車内はガラガラに空いていましたが定刻に出発。(レシートで座席は指定されていますが、空席だらけの場合は移動自由のようです。)以前のブエンディアの各バス会社毎のバスターミナルではほぼ満席になるまで出発しませんでしたがこれで経営は大丈夫なのか心配です‥。
1時間後に、その心配御無用と判明。
高速を途中Calambaで降りて各社毎のバスターミナルに寄り、ここでほぼ満席になるまで停まります。(直通に比べると約20分のロス。JAM以外の他のバス会社も同様の運用かは分かりません。)
ブエンディアからバタンガスまでは通常直通だったので一長一短ですね。(どこで満席にするかの違い。バス会社は長距離満席の方が儲かりますね。)
11:10 バタンガスピア到着
従来の場所と異なる(一時的なのか恒久的なのか不明)降車場所です。
グーグルマップのバタンガス付近で「DDM Parking Space」でヒットする場所です。ターミナル建屋まで200mくらいですが、なぜかトライシクルのドライバーが300ペソと法外な値段で群がってきます。
もしかするとSI-KATならもう少しターミナル建屋に近い場所まで乗せてくれるのかもしれません。私がSI-KATに乗った時は公共バスとは別の降車場でした。
11:13 SIM購入
チェックイン期限の12時まで時間があったので降車場そばの交差点のテントでSmartのSIMを販売していたので購入しました。
1枚40ペソ(約108円)。空港での販売価格と比べると正に桁違いに安いです。21GB無料と書いて有りますが実際に使えるのは4日間7GBでした(チャージしてデータプランを購入すれば延長可能です)。ID(パスポート)の登録が必要で手続きには11分かかりました。
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ターミナルの入口はやや分かり難いです。交差点から南西方向に100mほど歩くと壁に2つの穴(入口と出口)が有ります。私はその小さな穴が広大なターミナルの入口とは思わず、入口を通り越して以前ローカル市場があった方に向かって歩いていたら「そっちじゃない」と呼び止められました。
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港のチェックインカウンターはコロナ前は建物外でしたが現在は建物の中です(※1)。
建物に入るとセキュリティがあり係員がリュックを開けろと指示します。中身出す?と聞くと中を覗くだけでした。
セキュリティを越えると直ぐ大行列です。取り敢えず並ばずに先頭を見に行くとカウンター毎の列で「12Go」でネット購入したフェリー会社「Island Water」のカウンターは待ち無しでした。これまで当日券を購入できない事はありませんでしたが繁忙期は予約しておいた方が良いそうです。(by「オリエント・パール・リゾート」のユーチューブ)
今回ハロウィーン期間中(フィリピンでは日本のお盆に相当し国民の大移動があるそう)だったので2日前にネット購入しました。バウチャーのメールによると「12Go」はキプロスの会社です。ちょっと不安でしたがカウンターでちゃんと発券されました。
11:32 船チェックイン完了
出発1時間前(=12:00)までのチェックインがバウチャーで指示されています。メール添付のバウチャーをダウンロード保存しておかなかったら楽天モバイルの回線(ローミング先はSMART)はここでは激遅でダウンロードには5分程かかりましたが後ろに誰もいないので気は楽です。(事前にダウンロードがお勧めです。ホテルなら楽天モバイルも大丈夫でした。)
乗船券を貰ったらターミナルチケットカウターの列に並びターミナルチケットを買います。30ペソ。QRコードが印刷されており、これで自動開閉ゲートを通ります。
三叉が回転するタイプの自動ゲートで大型のスーツケースの上端に三叉がぴったりハマり動けなくなりました。(PITXの様に観音開きにしてほしいですね~)
幸い係員がそばにいたので呼んでスーツケースを三叉ロックから外して貰いバックして自動ゲートをバイパスして入れてもらいました。
ゲートを越えると荷物のX線検査をして待合室に入れます。
待合室に売店等は何も有りません。(トイレは有り。ブルーシートの掛かったエリアが有るのでその内売店等ができるかもしれません。X線検査前なら売店等は沢山有ります。)
待合室には3台の巨大スクリーンが有り乗船を案内してくれますが
スクリーンに表示される会社名がバウチャーと違います!
バウチャーでは「Island Water」、スクリーンでは「SHOGUN SHIPS CO. INC.」と表示されます。スクリーンに表示される会社名でなく、
船名と行先とで乗船ゲートを確認しましょう。
乗船手続はQRコードは使わず半券を乗船直前に渡す従来通りの確認方法でした。
バウチャーには荷物の重量制限が記載されていますが測定されることはなく自分で荷物を船まで運んで係員に手渡しで船に積み込んで貰いました。
13:15 バタンガス出航
定刻の15分遅れ。
Island Water のビジネスクラスを予約したのですが想像していたのと違いました。
クルーズ船のラウンジのような雰囲気で6人定員のコの字ソファが4箇所です(総定数24人)。専用の小さな売店コーナーも有ります。もし定員通り詰め込まれていたら他の乗客によってはかなりストレスになるかもしれません。幸い今回は空いており大声で喚く集団もいませんでした。
船室内は静かで冷房が効いて揺れも少なく快適です。
昔のアメンボ型ボートでは波しぶき防止シートで風が通らずに蒸し暑く、それでも波しぶきに濡れてしまったのと比べ隔世の感があります。(あれはあれでプエルトガレラに来たなーという特徴があって良かったかも‥)
巨大鮫のパニック映画が上映されていました。題名は『MEG ザ・モンスターズ2』。結構面白かったです。
14:52 バラテロ港到着
定刻の52分遅れ。プエルト・ガレラのBALATERO港到着です。(段々サバンビーチから到着港が遠ざかります。サバンビーチ直通⇒ムリエ港⇒バラテロ港と変遷。)
旅行者は下記のサイトで事前に取得したQRコードの提示が必要です。
https://registration.amazingpuertogalera.com/
私は「オリエント・パール・リゾート」のユーチューブを見て2日前に登録しましたが結局コードは届かずホテルバウチャーで通して貰いました。
環境利用料として120ペソを徴収されます。(これも段々値上がり)
14:59 バラテロ港出発
タクシーは無いので、宿まで歩くかジープニーを待つかトライシクルに乗るか宿に送迎を頼む事になります。
私はトライシクルを利用しました。価格は乗る前に交渉します。取り敢えず「高い」と言えば値引きしてくれますが、たかだか1000円なので余り無茶な値引き要求は止めましょう。以前フィリピンではありませんが新婚旅行中の旦那さんがドライバーに射●された事がニュースになった記憶があります。折角の旅行を人生の最後にしないようにしましょう。
15:20 サバンビーチ到着
ダイバーの聖地?のサバンビーチ到着です。
ダイビングをしないならここでの滞在は避けた方が良いです。雀の涙だった砂浜は埋め立てられてしまいました。
現在、埋め立てでできたこの道路は緊急車・工事車・障害者利用車等に通行が限られており、通常の旅行者が乗り入れる事はできません。宿までは従来と同様に歩きましょう。砂浜でスーツケースを引きずる箇所は無くなったのでポーター要らずになりました。ポーターだった人は道路工事(レンガ敷きが現在も継続中)に鞍替えできたのならいいですね。
※1:2024/01/12追記
バタンガス港のフェリー券売所はターミナルの入口の近くの場外にも有りました。
各フェリー会社毎のカウンターが土産物屋?の間に混じってターミナル入口近くに散らばっています。
フェリー会社 Galerian の場合、出発時刻の15分前でチェクイン(乗船名簿への記入)も場外で可能でした。
切符を予約購入していない場合は、場外のカウンターで切符を購入した方がギリギリでもチェックインできるようです。