今月で活動が終わり日本に帰国します。
2年前、どんな気持ちでいたのか振り返ろうと思い、出発前に書いたブログを見返しました。

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何かしら、実績を残したいです。
今のところは井戸3基作る、と考えてますが、
現地の普及状況や必要とされているもの次第で内容は変わると思います。
とにかく「自分は2年間でこれをやった」といえるものを残してきます。
 
 
訓練を終えてから、前職の同僚、大学時代の友人、協力隊を終えた友人と話をしたり、
高校時代の部活の記録や日記を読み返してみました。
自分が頑張ってないわけじゃないけど、いつももう少し頑張ればよかったと後悔してました。
前職では、もっと素直に相談すればよかったとか、
自分が怒られないためじゃなくお客様に喜んでもらうためにがんばるべきだったとか、
部活ではもっと強くなることを意識して練習すればよかったとか。
 
出発前に会った人たちもそれぞれの環境で悩みがあって、
こうしたいとかもっと良くしたいって思いで頑張っているのを聞けて、
当たり前だけどみんな頑張ってることを知りました。
 
正直前職はこうすればよかったって後悔ばっかりだけど、
同僚のみんなも同じように苦しんでるのを今更気づいたり
いつでも戻ってきてと言ってもらえて、役に立ってないわけじゃなかったと思えたりして、
ますますもっと頑張ればよかったという思いが強まりました。
 
変に「アフリカにいるから頑張ってる」と思うんじゃなく、
みんな頑張ってることを忘れずに、自分にできることをしっかりやりきります。
たぶん、苦しんでるときに自分が頑張ってると認めることはできるけど、
そこで終わりにする癖ができちゃったから、もう一歩努力します。
「あがいておいで」と友達に応援してもらえたように、
苦しい状況があっても、そこからもう一歩頑張れた経験を持ちたいです。
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自分の中で設定した目標と結果です。
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・苦手な人、怖い人ともしっかり向き合う→あまり苦手意識を抱かなかった
・ため込まずに周りに相談する→愚痴は言うけど相談はできなかった
・自分が目指すものを明確にする→短期の目標設定はできたが、長期的(2年間、帰国後含め)な目標はわかってない
・全力投球→バランス配分を重視した
・健康管理・体重管理する→健康に過ごせた、体重はあまり変わらなかった
・日誌毎日つける→毎日つけた
・将来のことを考える時間を持つ→あまり考えなかった
・自律する→できた
・しっかり考える→多少考えた
・なるべく率直に意見を言う、時には怒る→率直すぎた。むしろ気を使った方がよかった。
・柔軟性と計画性を持つ→計画性はあったが、あまり柔軟ではなかった
・人から評価をもらうようにする、自分でも正しく評価する
→聞かなかった
・本当に嫌になる前に対処する→できた
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それから、目標とは違うけどこんなことを2年間で達成したいです。
・自信をつける→不明、自信をなくすようなことはなかったで 
・エチオピアの幸せを見つける→エチオピアに対して勝手な幻想を抱いてた
・現地での暮らしから新しいもの、価値観を見つける→新しいというより自給自足から消費社会への過渡期を見た気がする
・前職での知識を生かす、ITサービスについて調べる→あまりITサービスは盛んではなかった
・いろいろ実践する(土づくりとか家計簿とかできること)→できた
・エチオピアとかかわり続けるためのとっかかりを作る→不明
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出発前の自分はとにかく頑張りたかったんだなと思い出しました。
今まで経験したこととは違う頑張り方だったけど、反省はあるもののやりきったと思えるのでよかったです。
一方で、自分本位なところがあり、エチオピアの人々の目線や考えにしっかりと寄り添えなかったことを反省しています。
最後の報告で話したのですが、成果に注力しすぎて可能性にあまり目を向けられなかったように思います。
自己満足だったのではないか、と思うところもあり、しかし活動を続けるためには「もう自分がやりたいってだけでいい!」という開き直りも必要でした。

自分が直したいと思っている、1人でため込む癖や柔軟性というのはあまり変わりませんでした。
ただ、自律という点は思った以上にうまく発揮できて、大きく体調を崩すことなく、あまりモチベーションに大きな変動もなく過ごせたのは新たな発見でした。
記録も毎日つけることができました。

エチオピアの可能性や幸せについては、自分の勝手な幻想だったと思います。
「これからの時代はアフリカだ」というニュースなどを聞いて、大きく発展しつつあるアフリカをこの目で見たい、と思っていたのですが、たしかに新しいビルがどんどんできてはいるものの、日本と同じ人が暮らす社会には変わりなく、自分の給料や週末の予定の方が、遠い未来の国の将来よりもときに重要なことは同じだと感じました。

自信をつけるということで言うと、人と比べずにすむエチオピアでの生活はとても気が楽でした。
時間があったため、自分の過去の後悔というものにも向き合うことができました。

動機が自分のことばっかりでしたが、エチオピアの人々と過ごして、それだけじゃないものもできたように思います。
口論をした水局の職員や、1番協力してくれた同僚や、修理ができるようになって喜んでくれた村のおじいさんみんなが幸せになってほしいと思うし、そのために自分ができることがあるならやりたいと思っています。

今思っていることは無事に活動を終えられてよかったということと、エチオピアで出会った人たちへの感謝です。