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皆さんこんにちは
やっと子ども達の学校も始まり
ここからようやく私の冬休みが始まった気がします
お正月はゆっくり休めるなんて
誰が吹聴したんでしょうか〜
主婦にお正月休みはない
そんな私、右足が不調ながら
息子と武蔵御嶽神社へ行ってきました
天空の神社・武蔵御嶽神社
本当は年末に詣でるはずが
ハイキングに余力を残すため新年明けての参拝となりました
楽しいケーブルカー
初詣の人で満員でした
武蔵御嶽神社のご眷属はお犬様なので
境内はペット同伴可です
カゴに入るちっちゃい子から
秋田犬まで沢山のワンちゃんたちが参拝していました
犬好きなので道中ニコニコしっぱなし
御師集落が見えてきました
神社まではケーブルカーの駅から歩いて30分ほど
”御師”は現在も継承されている職業
参拝者の案内から宿泊のお世話まで
そのお仕事の幅は広い
去年はもっと氷に覆われていた手水
まずはお参り
ザ・昭和な記念写真
畠山重忠公の像の前で直立の息子
後ろに見える宝物館には
重忠公が奉納された国宝の赤糸の鎧が収蔵されています
息子にとっては初のご祈祷
控室にはかなり緊張している息子と私だけ
ご祈祷の受け方の映像を見ながら
予行練習に余念のない息子
神社によって様々ですが
武蔵御嶽神社では
祈願する本人以外に家族も同行できたので良かったです
その後本殿では
息子は予行練習の成果あって
立派に玉串を奉納しておりました〜
ご祈祷後に儀式を執り行った宮司さんから
色々息子にアドバイスがあり感激
本当に気持ちの良い新年の参拝となりました
次に行くのは大口真神様（お犬様）の式年祭になります
はい、実はここまで前ネタです
本ネタだと思われた方もいるでしょう
若干残りの写真の枚数が心配ですが…
次はお寺のお話になりますよ〜
曹洞宗大本山總持寺
年末にご縁があり長年訪れたかったこちらへ
横浜市鶴見区にある曹洞宗の大本山です
石原裕次郎さんの墓所があることでも有名
実家のお寺は曹洞宗なのでホーム感
三門
鉄筋コンクリート造では日本一の大きさを誇ります
創立は1911年（明治44）
石川県輪島市の「諸嶽観音堂」が前身で
火災で焼失したため、明治に鶴見の地へ移転してきました
大本山だけあって広大な境内
ざっくりご案内します
三門を抜けて見えてくる三松閣
地上四階、地下二階の堂々たる風格
俗っぽい言い方で恐縮ですが
すんごい大きさです
修行されている雲水の数も相当でしょうし
やはり大本山ならではの大伽藍です
總持寺は桜の名所でもあるので
春はとりわけ綺麗でしょうね〜
向唐門（むかいからもん）
寺院巡りをされている方は見てすぐわかると思いますが、勅使門です
總持寺は後醍醐天皇に認められてからは
代々天皇の「勅願所」としても機能してきました
これは２回めに訪れた時の写真
勅使門は年に数回開門されるようですね
香積台（こうしゃくだい）
日本一の大黒天様をお祀りするお堂でもあり
典座寮（台所）も備える総受付
※曹洞宗では典座（料理を作る人）は非常に重要なお役目とされます
右側には受付、左は休憩所と売店があります
奥には180cmもある大黒天様が
お祀りされていますが
非常に暗いのでここから撮影させていただきました
大黒天様は寺院の守護神でもあり
飲食を司ることから
寺院の入り口によくおられます
入り口にも大黒天様
ツヤツヤしていて福を呼び込んでくれそう
こちら、百間廊下への入り口
百間廊下は長さが164メートルもあり
外苑と内苑とを分けています
1日2回床を磨く雲水たちのお姿も見られるそうです
永平寺にもあったなあ
（いつか記事にしますいつか
）
こんなご時世なのでここからは見学不可
さて…反対側にあるお手洗い（東司）を借りることとします
トイレも修行の場！曹洞宗における東司
禅宗ではトイレのことを
「東司」（とうす）と呼びます
日常生活すべてを修行とする曹洞宗では
東司は大事な修行の場でもあるのです
この東司を守護する神様
「鳥枢沙摩明王」（うすさまみょうおう）の像が入り口にお祀りされていたら
禅宗寺院とみてよいです
禅宗らしい光景
トイレにおいても作法がきっちりあります
物事の乱れは心の乱れ
まるで心を映す鏡
整えることで心身の乱れを取り除きます
164mもの百間廊下に込められた意味
先程の百間廊下へ通じる門は3つ
それぞれに意味があります
朝をあらわす「金鶏門」（東）
昼をあらわす「中雀門」（中央）
夜をあらわす「玉兔門」（西）
チリひとつない百間廊下
掃除の際に描かれる２本の水の線
これは線路のレールを表しているそうです
というのも…
昭和38年に旧国鉄・鶴見駅近くで起きた列車衝突事故で
ここ百間廊下は事故で亡くなられた161名のご遺体を安置した場所なのです
亡くなった方のご供養のため
現在でもこうして2本のレールを水で描いているとのこと
そんな背景があったのですね…
境内の所々に植えられている銀杏
こちらも意味があって植えられています
銀杏は水分を多く含むため
火事よけとして植えられました
總持寺が移転することになった理由を考えれば納得
百間廊下も類焼を防ぐ役目があります
香積台から伸びた百間廊下は大僧堂へと続いています
平日だったのもあるせいかひっそりと静まり返る境内
時々雲水の方たちが着物を翻して
百間廊下を行き来しているのが見えます
与謝野晶子をも圧倒させたほどの仏殿
残念ながら御本尊の釈迦牟尼如来像が祀られている仏殿は改修工事中
仏殿内部
（画像転用元：總持寺HP）
こちらの仏殿
与謝野晶子が訪れてこんな歌を詠んでいます
「胸なりて 我踏みがたし 氷より すめる大雄宝殿の床」
あまりの床の清澄さに
立ち入ることが出来なかったほどだったとか
紫雲臺（しうんたい）
禅師の尊称「紫雲臺」と名付けられた大書院
こちらも非公開
大祖堂
地下は982坪もあるとか
中には途方もない千畳敷が広がる
豆まきはこちらで行われています
とにかくスケールが大きい…
まだまだ紅葉が楽しめました（2022年12月）
小高い山を登っていくとお堂が見えてきます
三寳殿
總持寺の守護神「三寶大荒神」をお祀りする神社
神仏習合が見て取れますね
丘の上は鶴見大学と敷地内でつながっているようで、学生さんが沢山いました〜
野良猫ちゃん発見
栄養事情良さそう
東日本大震災の犠牲者の供養のため建立された平成救世観音像
観音様は東北の方角を向いて立っておられます
三門を見下ろす
おまけ・お寺のくつろぎカフェ
先程の三松閣の1階には
なんとカフェがあります
その名も「おかげや」
まだモーニングをやっていたので注文
ワンコインがありがたい
窓からは三門
絶景かな〜
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