おはようございます。
アレクサンダー・テクニーク教師の中尾です。
今月も最終のストレッチになりました。
今週のストレッチのポイントは、指先から動き始めること、
小指がわを意識して腕をねじる、そして、鎖骨を含む腕の長さを感じて気持ちよくストレッチする、です。
ストレッチをする時は、脚は肩幅くらいに開きます。
そして両腕は自然に身体の両脇におろしましょう。
‹お願い›
動きには個人差があります。ご自分のできる範囲で行いましょう。
決して無理な動きはしないこと。
身体に痛みがある時、また、動作中に痛みがあるときは行わないこと。
そして、痛みが続くようなら必ず、医療機関に相談して下さいね。
さて、8月、9月、10月と3ヶ月間、アレクサンダー・テクニークを
応用してストレッチをしてきました。
今月は主に腕に関してのストレッチでしたね。
ですが、腕のストレッチをしているとき、腕以外の身体の部分も
気持ちよく伸びていることに気づかれたのではないでしょうか?
身体は、頭、腕、脚、足、胴体など部分に分かれているのではありません。
身体は一つ、全体で身体なんですね。
アレクサンダー・テクニークは身体全体のコーディネーションを
改善することで、動きの自由さ、楽さを向上させるテクニックです。
たとえば、身体の不調や痛みを感じているとき、
その痛みや不調があなたのしていることで起こっているとしたら、
一緒に見つけていことができるかもしれませんね。
また、あなたのしたいこと、例えば楽器の演奏をするとき、
もっと自由に楽に動けたなら、もっとよい演奏ができるでしょう。
音も変わり、演奏を変わって来ることでしょう。
来月もアレクサンダー・テクニークについてお話ししていきます。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。