中房の寺社建築見学とランチツー | ビッグスクーターのある生活

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スカイウェイブで房総を中心にツーリングする中年リターンライダーのオートバイライフ

今日は出かけようと思っていたのですが、
寝坊しちゃって起きたら8時を大きく過ぎていました。

夕方には所用があるので遠出もできないし、
ということで休日の日課のウォーキングをこなして
シャワーを浴びて、どこに行こうか考えていた10時過ぎに
ライぱちさんから「市原にいるのでランチ合流しませんか」との
お誘いのメールが入りました。

二つ返事でOKして、11時半に笠森観音の駐車場で待ち合わせしました。
$ビッグスクーターのある生活-銀翼とスカブ


ライぱちさんは笠森観音はまだ未見だそうで、
私も17~8年前に来て以来ですので、久々に参拝することにしました。

延暦年間の笠森寺草創当時より禁伐林として保護されてきた
森自体が国の天然記念物に指定されていて、
その森の中の急な参道をえっちらおっちら登って行きます。

銘木、三本杉。直系1mは優に超える巨木群です。
$ビッグスクーターのある生活-三本杉


続いてこの穴を潜ると子宝に恵まれるという「子授楠」
$ビッグスクーターのある生活-子授け楠


山門を潜り、山の頂が境内になっていて、
そこで拝観者を見下ろしているのが、日本で唯一の「四方懸造」構造を持つ
重要文化財の笠森観音堂です。

\どんっ!/
$ビッグスクーターのある生活-笠森観音堂


境内の真ん中にもうひと山あって、そこに乗っかってるんですね。
波切り不動尊とか背後が崖になっている物件はまま見ますが、
このように完全に小山の上に建っている例は他に見た事がありません。
床下の様子。
$ビッグスクーターのある生活-床下の様子


観音堂からの眺望。周りの森の木が大きいので、
意外にも眺望はよくありません。
$ビッグスクーターのある生活-眺望


さっさとお参りを済ませてランチに向かいます。

笠森観音からおよそ10分で到着したのが、このあたりの人気店「金曜日」です。
$ビッグスクーターのある生活-金曜日


表のレストランの方がいっぱいだったので、裏のラウンジに通されました。
ここのランチは特別美味いってわけではないのですが、
800円均一で、メニューも豊富、味は普通に美味しいし、
ボリュームがしっかりあるのが人気の秘密。

私が注文したのがポークチョップ定食“ご飯少なめ”です。

\どんっ!/
$ビッグスクーターのある生活-ポークチョップ定食


ご飯少なめで丼飯にすり切りいっぱい入ってます。
みそ汁も丼と同じサイズの豚汁です。
ちなみに普通を頼んだライぱちさんはマンガのような盛りの丼飯です。

さらに・・・
$ビッグスクーターのある生活-実は二枚重ね

ポークチョップは2枚重ねなんですねぇ、これが。
Penguin774さん、バビロニアさん、どうっすか?

お昼は誘ったのだからと、ライぱちさんにご馳走になりました。
アザースッm(._.)m

ライぱちさんはまだもう少し走られるというので、
じゃあせっかくだからともう一軒ご案内しました。

$ビッグスクーターのある生活-行元寺


何を持って「日本一」を名乗っているのかは不明ですが、
「日本で唯一」日光東照宮彫り物棟梁の高松又八の彫刻が
現存するお寺「行元寺」です。

参道には又八の彫刻の写真と一緒に、葛飾北斎の富嶽三十六景
「神奈川沖浪裏」のネタもととなった、波の伊八の彫り物の写真が。
$ビッグスクーターのある生活-伊八彫刻の写真


随分痛んでるなぁ、定期的に架け替えているのかな?

復元されて美しく彩色された山門
$ビッグスクーターのある生活-修復された山門

この山門を潜ると壇林だったという大きな本堂があります。
その向拝の木鼻が高松又八の彫刻です。
$ビッグスクーターのある生活-木鼻の獏


銘が確認されていないので断言はできないようですが、
木鼻が又八だったとしたら向拝虹梁の彫刻も又八意外は考えられないでしょう。
$ビッグスクーターのある生活-向拝虹梁の龍


本堂の中は撮影禁止、およそ30分かけて本堂須弥壇の又八の彫刻や、
宿房の波の伊八の彫刻、提等琳(北斎の師匠)の屏風、
等随の杉戸絵などを説明付きで拝見できます。

時間も3時頃になったので、本日はここまで。
ライぱちさんを大網街道の入り口までご案内し、
私は成東に所用を済ませにいきました。

本日の走行距離:137km
燃費:29.6km/L



最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。


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$ビッグスクーターのある生活-Tシャツ