自分の為、みんなの為、地球の為に
私ができることを模索し
100年前のスピリチュアル本
The Game of Life and How to Play It
（フローレンス・スコーヴェル・シン著）
をゆるっと翻訳してご紹介しています。
今日は Chapter 7 Love より
結局、この世の基本は愛なんだ
と言うお話しです
怒りはブーメラン。愛を取り戻しましょう。
すべての病気、すべての不幸は、
愛のルールを破ったことが原因で起こります。
憎しみや怒り、批判のブーメランは
病気や悲しみを積んで戻ってきます。
愛はほとんど失われた技術のように思えますが、
スピリチュアルなルールの知識がある人は
それを取り戻さなければならないことを知っています。
なぜなら愛が無いと、人は
「響く銅鑼、鳴るシンバル」のように
中身が無いものになってしまうからです。
例えば、ある生徒は自分の怒りの意識を浄化するために、
毎月毎月、私の元に通っていました。
しばらくすると、彼女は
ほとんどの怒りを浄化するところまで到達しましたが
最後にある女性に対する怒りだけが残り
その一人が彼女を忙しくさせ続けました。
それでも少しずつ彼女の心は落ち着きと調和の状態になり
ある日、全ての怒りが消え去りました。
彼女は輝くような状態でやってきて、こう叫びました。
「私が今どんな気持ちか、
伝えきれないでしょう！
あの女性が私にいやな事を言ったとき、
私は怒らず、愛と親切で応じたんですよ。
そうしたら彼女が謝ってくれて、
私にとっても優しくしてくれたんです。
私の心の中の驚くほどの軽やかさといったら!!!
きっと誰にも分からないと思います！
塩対応の上司にも愛を
ビジネスにおいても愛と善意はかけがえのないものです。
ある女性が雇用主に対して不満を抱えて私の元に来ました。
彼女は、
「私の雇用主は私に冷たくて批判的でなんです。
私をそのポジションに置いておきたくないのが分かるんですよね。」
と言いました。
私は
「その女性の中にある神性に敬意を払って、
愛を送ってみてください」
と答えました。
すると彼女は
「そんなことはできませんよ。
まるで冷たくて硬い「大理石みたいな女」なんですよ。」
と答えました。
私はこう答えました
「ある大理石の塊をほしがった彫刻家の話を思い出してごらんなさい。
彼は、なんでその石が欲しいのか聞かれて
『その大理石の中に天使がいるからだ』と答えました。
そしてそこから素晴らしい作品を作り上げたのです。
（これはミケランジェロのことを言っているのだと思われます。
他の彫刻家達に「使い物にならない」と放置されていたある大理石の塊を見て
ミケランジェロは「この中にダビデが眠っている」と信じ
あの素晴らしい像を彫りだしたそうです。）
彼女は
「分かりました。やってみます」
と言いました。
一週間後、彼女は私の元に戻ってきてこう言いました。
「あなたの言われたとおりにしたら
あの女性はとても親切になって
私を車で遊びに連れて行ってくれました」
今日の感想（実践してみたらすごかった話）
昨日、このお話を実践してみたら
想像以上の成果が得られたのでご報告します。
私の娘は、最近、新しいクラスの友達関係で
モヤッとすることがあるようでした。
直接的な被害を受けたわけではないのですが
隣の席のＡさんの態度が
支配的で高圧的なように見えて
「この強烈な子の隣の席でうまくやっていけるだろうか」
という不安が出てきたというのです。
夕方家事をしながら
ふっとこのことを思い出した私。
野菜を刻みながら
娘がどんな感情で帰宅してくれたら嬉しいかを
考えていました。
それで、
「全てがうまく行って、みんなと仲良く過ごし
1日楽しかったー！」
と言って帰ってきてくれたら嬉しいな
娘の神性に敬意を表わし、愛を送ってみたのです
（もやしをゆでながら）
するとその30分後
玄関から娘の元気な声が響きました。
娘によると
「苦手だと思っていた隣の席の子と
初めてゆっくり話をしてみたら
気が強い所はあるけれど
実は内面にとってもピュアで繊細な部分を抱えていることを知り
仲良くなることができた。
彼女と話した時間がとても楽しかった」
というのです。
それだけでなく、昨日は
他のクラスメイトとの距離も縮まり
小テストも満点で
部活も楽しく
全てがうまく行って最高に楽しい一日だったそうです！
家事の片手間にちょっと放っただけの思いが
ここまでの威力を発揮するとは！
驚きました！！
娘の神性を敬い、愛を送ったことで
娘から発した思いが相手の神性をも刺激し
すべてが丸く収まるのかもしれません。
愛の力は偉大ですね