逃亡者の居場所が分かった!?
これは、筆跡鑑定ではなく——筆跡診断のお話です。
随分と前から知られている
筆跡鑑定は、
複数の文字資料が必要で、
法的な証拠として使われる専門的な技術です。
一方、筆跡診断はまだまだ新しい技術です。
たった一人の文字からでも
「性格」や「行動パターン」が
読み取れる心理学的なアプローチです。
もちろん、
文字ひとつだけでは判断が難しいこともあります。
でも、氏名や住所など
日常的に書かれる文字があれば
かなりの情報が見えてくるのです。
実際に、
ある容疑者の潜伏先を筆跡診断で言い当てた
そんな事例もあるほどです。
文字には、
その人の「クセ」や「思考の流れ」が表れます。
どんなふうに空間を使うか、
どこに力が入るか、
どこで止まるか。
それらを読み解くことで、
行動傾向や心理状態が見えてくるのです。
筆跡診断は、犯罪捜査のためのものではありません。
でも、人の心の奥にある
「無意識のパターン」を
知る手がかりになるのです。
次回は「サイン」について、お話ししますね。