多くの人は、手に入れたいものがあり、
そのためには努力が必要だと思っています。
っていうか、
思い込まされてきた。
地の時代ってそういう時代だったからね。
親にも先生にも努力しろって言われてきたし、
努力して、何かを手に入れた人は、
みんなの前で表彰されたりするのを見てきたから、
「頑張った人が幸せになれるんだ」って
みんな思い込んでしまった。
私はこの努力っていうやつも
素晴らしいものだと思ってますよ。
別に悪いものだと思っていません。
だけど、努力にも２種類あると思うんですよ。
ひとつは苦しい努力
もう一つは楽しい努力
苦しい努力は、
全然自分の好きじゃないことを、
頭が考えた理想通りの人間になるために、
無理して頑張っている状態ですね。
みなさんお馴染みの
強烈自己否定に端を発するもので、
「こんなんじゃダメじゃないか！」
「何やってるんだよ！このタコ🐙」と
自分の中の鬼軍曹が鞭を振るっている。
これやっちゃうと、
どうしても苦しくなってしまい、
結局挫折してしまう。
そして挫折した自分を、
さらに責めることになるので、
何重にも苦しくなってしまうんですよね。
勉強なんて大嫌いで、
できたらずっと漫画を描いていたのに、
「偏差値の高い高校に入らないと、
人生失敗に終わるわよ」と教育ママに言われ、
親の期待を裏切れなくなって、
無理に受験勉強している時って、
この状態ですよね。
本当は、
漫画を徹底的に描いていいのよ。
そっちの英才教育に力を入れたほうが、
将来大物になれるんだけどね。
一方で楽しい努力っていうのは、
自分の好きなことに熱中している状態で、
実現したいビジョンもあるわけ。
それに向かって、
どう攻略していこうかと、
ときめきながらやっている。
だからめっちゃ楽しい。
その上、好きで熱中しているから、
成果も出やすいので、
ますます楽しくなってくる。
この状態は熱中であって、
いわゆる努力とは違うものなのかもしれないけど、
人から見れば、努力しているようにも見えるんですよね。
しかも、こっちは苦しくないんですよ。
だから、どうせ努力するんなら、
好きなことに徹底的に熱中すればいいんですよ。
でも、
地の時代に刷り込まれた価値観では、
漫画を描くことなんて、
遊んでいることや
サボってる部類に入るんですよ。
それだって立派なアートなんだけどね。
だから、
自分が熱中したいことに、
階級制度みたいなものを作らないこと。
「ゲームばっかりしてたら、ダメな人間になっちゃう」
っていう人もいる。
でも、
徹底的にやりまくると、
今やe-sportsの世界大会で
億単位の賞金を稼げたりもするわけです。
だから本当に好きなら、
徹底的にやればいい。
楽しい努力をすればいい。
親や先生が
「エライわね」ってほめてくれそうなことばかり
頑張ろうとしなくていい。
「そんなことして、
何の役に立つのよ」って叱られそうなことでも、
あなたがちょっとでも興味があるなら、
徹底的にやればいいの。
もししょっちゅう昼寝がしたくなるなら、
快適な昼寝に徹底的にこだわって、
将来昼寝カフェ（←今や実際にあるのです）でも、
オープンさせればいい。
なんでもいいのよ。
ちょっとでもやりたいなら、
頭のこうするべき、ああするべきを全部脇に置いて、
ひたすらやってみればいい。
その先に
あなたならではの最高にエキサイティングな世界が
広がっているんですよ。
それではまた
今日も素敵な1日を
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