昨日、栗原弘行氏が昨日ニコ動に出演されてましたね。

その中で、国との交渉に関して、
はっきりとは話をされてませんでしたが、

どうも、土地収用法を使用して
栗原家に圧力をかけてきたのでは???
という、憶測を話されてました。
(実際の交渉は兄がしていて本人は詳細は知らないという立場!)


土地収用法で尖閣諸島を国のものにできるのか?


ちょっと、検証してみますが、

そもそも、土地収用法は

(この法律の目的)
第一条  この法律は、公共の利益となる事業に必要な土地等の収用又は使用に関し、その要件、手続及び効果並びにこれに伴う損失の補償等について規定し、公共の利益の増進と私有財産との調整を図り、もつて国土の適正且つ合理的な利用に寄与することを目的とする。

となっており、
あくまで、土地を収用した後に何かしら利用することが前提となってます。

使用目的も法律で決まっており、

道路、砂防、鉄道、ダム、石油パイプライン、電波塔
その他諸々

そのままにしておきたい民主党政権の目的とは
相容れないような気がしてましたが、

 
第3条の29項目
自然公園法 (昭和三十二年法律第百六十一号)による公園事業

これを適用させれば、土地収用後に何もせずにいけそうですね。


自然公園法によれば、

(目的)
第一条  この法律は、優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的とする。

となっており、自然公園としての範囲も


第五条  国立公園は、環境大臣が、関係都道府県及び中央環境審議会(以下「審議会」という。)の意見を聴き、区域を定めて指定する。

と、なってますから、

民主党得意の「意見は聴いた。
後はこっちで勝手に都合よく決める。じゃあね!!」

といういつもの方法が使える。
(邪魔な東京都も排除できる)

栗原家には、20億5千万円で売るか?
それとも、土地収用法を適用させて、
二束三文で買い取られるのとどっちがいい???

と、選択させた可能性がありますね。


今回の尖閣諸島の買取に関しても、
東京とはOPENに物事を進めてきたのに、
国(民主党政府)の対応は


国民はバカだ。
だから本当のことは言わなくて良い」という
「偉い人」の戦略が見えてしまうのは、私だけでしょうかね?