明日会おう (詩) | アナン何なん、アナンなん!?

アナン何なん、アナンなん!?

明治大学一年生...
現在「アナン」都内各所シンガーソングラーターとして活動中...

開いたページ、写る僕は 今より髪がみじかくて

周りのやつらも変わってないな あの頃そのまま綴じてある

目の前にある都会の町 歩道も人で埋まってて

歩きづらくて取り残されて 何度も立ち止まった


足りないと ぼやいて 飲み込んだコーヒーの後味は

のど元に絡みついて ただでさえ離れなくて

その先の言葉は…


「明日会おう」一言で 後ずさりができたはず

昔の声が鼓膜の奥で 今も近くにいるみたい

「わかってる」つぶやいた 涙が一筋流れた

みた目通り大人じゃないし 着飾った僕笑えちゃうだろ

・・・また会いたいな




一人の交差点 動かないまま 少し波から外れてて

浮いた存在、恥ずかしくなる とにかく目を避けた


夕焼けが ぼやけて かすんだ西の茜空

求めてたものと違う だけど今優しくなれた

今僕の想いは・・・


「明日会おう」あの日僕に 誰かが口にした言葉

冗談混じりの声思い出す 馬鹿にされてもいいみたい

東京でのこれからを 思い出と呼びたくないから

「がんばります」って 手の甲に書く

それだけでもう 十分だったろう

・・・また会えるかな



へたくそな 歌では やっていける気がしないけど

歌でしか 表せない 想いとか多すぎて

飛び越せない壁ですら よじ登り外を見たくて

笑ったり泣きもして これから楽しみたいから

・・・歌を歌うんだ



「明日会おう」晴れるかな? 明日の天気はどうだろう

飛び越す勇気 今はいらない 落ち着けるあの場所に

「戻ろうか」一休み 涙があふれ出す瞬間

笑いあって 肩をたたいて いつでもそっと落ち着くとこへ

「がんばります」って手の甲に書く それだけでもう十分だったろう

見た目通り大人じゃないし 着飾った僕、笑えちゃうだろう

・・・帰ろうか

・・・また会えるんだ

・・・明日会おう