アメリカで小学生の子育て中、Yuki です。

ブログ訪問ありがとうございます😊

先日書いたこちら👇の続きです。
いくつかの保守的な州では、人種差別や同性愛の描写がある本を公共や学校図書館に置くべきではないという運動が起きてるアメリカ。

宗教的な理由(神様がアダムとイブを創り〜から人類が始まった説を信じている事)により、公共学校で通常教える理科や科学を我が子に学ばせたくない、とする保護者さんは子供を宗教法人の運営する私立校に通わせたり、ホームスクールという選択もあります。

ホームスクールには公的支援(ネットスクールやYMCA や博物館によるホームスクール児向け活動)も提供されてます。

そういった選択肢があるのに、公立校や公立図書館から特定の主義や主張をする人の意見に従い一部の本を有害図書扱いするのは、言論や思想の自由の侵害だと思います。

図書館にあっても、自分が読みたくないなら、我が子に読ませたくないなら、それらの本を手にとらなければよいのですから。

それは個人の選択。

そしてその選択を私は尊重しますし、私と異なる宗教や思想をお持ちの方には、私の選択の自由を奪う権利はないという事をご理解頂きたいです。

私は我が子には奴隷制度や同性愛(性的な描写を除く)の本を読んで欲しいです。

敬虔なカトリック教徒の親族をもちつつ(修道士、修道女が叔父叔母にいます)、白人同士の同性カップルの従兄弟が有色人種の子供を養子にしたり、近代文明を使わず馬車や薪ストーブ生活のアーミッシュ出身の嫁と結婚したりと色々ある我が夫側家族。 

一言で言えば、色んな思想の方がいます。

自分の思いや思想を固める前に、そんな色んな意見に触れる事は大切なはず。

多様性を否定するより、多様性に子供の頃から触れ免疫をつけて欲しい。

多様性を否定したら、その先には憎悪や嫌悪が見え隠れしていると感じるから。

奴隷制度や同性愛を描いたの本の公立図書館での規制、私は反対です。

私立校図書館ならどうぞご自由に、です。

取り止めもなく書きましたけど、アメリカではこんな事おきてます、と言う事です。