日曜日の午後アルバイシンにある友達のうちでみんなで集まろうと。
約束の時間より早めにうちを出てのんびり歩いていった。
友達のうちへ行くのに、観光客で混んでいるダロ川の通りを通らなければならない。
混んでいる道を歩くのは苦手なんだよね。
ゆっくり歩いていたけど、早めに着きそうだったので、別の友達のお店でちょっと立ち話。
ちょうどそこへまた別の友人が来て話が長くなる前にその場を去った。
週末のマーケットやってた。最近あちこちでやってるのをみるなぁ。
途中で、ビールを買って行こうと思い出し、以前よく行っていた店を探したら、お土産屋さんに変わってた。
お店のおばちゃんどこへ行ってしまったんだろう?
もうひとつのちっちゃいスーパーはまだあった。
どこからかフラメンコの音楽が聞こえてきた。
さすがアルバイシン。
アルバイシンの細い道を通り抜けて友達のうちへ。
友達のうちのパティオにはきれいな花が咲いていた。
10分遅れて到着したけど、他の友達はまだ来ていないと。
まあいつものことだから・・・。
約束の時間の30分前に電話したら、ちょうどシャワー浴びるところだと。
その友達の家から最低でも30分はかかる。
もう出てなきゃいけない時間だろう!!!
みんなが集まった理由が、友達が鬱になりかけているからということだと本人から聞いた。
ちょっと話を聞いたけど、他人にとっては大したことじゃないけど本人にとっては、どうしていいかわからなくて悩んで眠れない。
私は、慰めることはできないけど、キツイことをいうのもひかえた。
働きすぎだよとしか言えなかった。
そんな友達の状況を知っている奴らなのに遅れるか!と友達は嘆いていた。
約束の時間の一時間後に、電話して今どこ?と聞いた。
「estoy aparcando」
と行った。
どういう意味だ?と、バルセロナ人の友人と二人で考えた。
アンダルシア人のスペイン語とバルセロナ人のスペイン語は違う。
バルセロナ人の「estoy aparcando」は、今駐車場にいて、車を止めようとしている。
アンダルシア人は、駐車場へ向かっている、もしくは駐車場を探しているという意味。
結局着いたのは約束の1時間半後。
ボテチをつまみにビールを飲みながら、鬱の友達の話をみんなで聞いた。
鬱の友人はとにかく話を聞いてほしかったって感じかな。
私も似た状況だけど、落ち込む暇はない!
落ち込んでいる暇あったら、仕事するか、遊ぶか、寝て嫌なことを忘れるか。
私もちゃんといろいろ悩まなきゃいけないのかなぁ~。
その後、仕事で遅くなると言っていた友人が到着して、夜10時にみんなそろって、テラスで晩ごはんを楽しみました。
レストランのシェフをしている友達が作ったカルドッソ。
涼しい夜に熱々の料理、おいしかったです。
夜11時になるとやっぱ半そでだと寒い。
ジャケット持っていくべきだったぁ。
そろそろ衣替えの時期だ。