フランスでは農家の抗議活動により、複数の高速道路が障害物(barrage)で閉鎖される中、火曜日朝5時45分頃、南西フランスはアリエージュ県に位置するパミエ(Pamiers)の村にほど近い高速道路N20にて、車が猛スピードで干し草を積み上げた障壁に衝突。

 

この事故により、干し草の後ろに立って、抗議活動に参加していた母親が死亡、父親と14歳の娘が重傷を負って病院に搬送された次第。

 

 

農業組合の目撃者によると、車は道路閉鎖を避けるべく路肩を猛スピードで走行。車に乗っていた3人は、その場で逮捕されたということ。

 

フランスを始めとするヨーロッパの農業家らは、税金などの規制や環境基準の重圧により収入が減少し、利益を得ることができないと不満を訴え、抗議活動を展開。

 

火曜日の朝は、オート=ガロンヌ県のA64、アジャン(ロット=エ=ガロンヌ県)のA62、ドローム県のA7、バイヨンヌ(ピレネー=アトランティック県)のA63で、高速道路を閉鎖する抗議活動が続行。

 

【追記】報道によると、火曜日夜、14歳の娘の死亡が確認されたということ

 

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生活向上のために抗議活動に参加していた、組合員一家が被害に遭ってしまうとは。黄色いベストの抗議活動の時も、子供を乗せて病院に向かう母親の運転する車が、抗議者をはねてしまうという事故がありました。

 

ご冥福をお祈りします。

 

 

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