フランスの衛生局である ANSES(国立食品環境労働衛生安全庁)は、トコジラミ(南京虫/punaises de lit)を除去すべく使用される、殺虫剤に警告を発するところ。

 

https://x.com/Anses_fr/status/1731961551093973318?s=20

 

ANSES は火曜日、毒物管理センターとともに、死に至る可能性もある毒性の強い殺虫剤 Sniper (ブランド名)の使用を警告する研究結果を発表。

 

中国で生産されるこの殺虫剤は、高い毒性ゆえにEU圏内では販売が禁止されているもの。しかしいまだ、トコジラミやゴキブリといった害虫に対し、フランス国内で使用されているのが実情。

 

「フランスでは2013年以来、家庭での使用が禁止されているものの、毒物管理センターでは2018年1月1日から2023年6月30日までの間に、殺虫剤 Sniper 1000 EC DDVP の使用にて発生した事件を、170件も記録している」と。

 

ANSES は今年6月、容器の3分の1を使用した後で、乳児が重度の中毒症状に陥った事件報告を受理。一方、リヨンでは先月、この殺虫剤が原因で死亡したと思われる男性の捜査が進むところ。

 

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禁止されているものが、どうしてこんなにはびこるのか。どこかに在庫がいっぱいあって、この際に売り払ってしまおう、と?一般の人は、殺虫剤に関する知識なんて、さほどありませんものね。気を付けなければいけません。

 

 

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