ティナ・ターナーとフランス~5つの接点 | 南西フランス田舎暮らし

ティナ・ターナーとフランス~5つの接点

アメリカ生まれの歌手、ロックンロールの女王、ティナ・ターナー(享年83歳)が水曜日にスイスで亡くなり、世界中で彼女の死を悼み、功績を称える言葉が捧げられているところ。

 

 

ティナ・ターナーは音楽の世界を超えて、フランスとつながりが深かった人物。

 

1、南仏の大邸宅

ターナー氏は1992年から2010年まで、ニースの東隣、ヴィルフランシュ=シュル=メール(Villefranche-sur-Mer)に大邸宅を所有。1995年には市長より、名誉市民の称号を授与。

 

しかし邸宅内に建てた、コンサート練習用の野外観客席(オーディトリアム)を拡大する計画で、行政側と論争が絶えず2010年に退去。

 

2、カオール・ワインのシャトー・ラグレゼット

フランス人実業家でありアート・コレクターのアラン=ドミニク・ぺラン氏と親交が深く、ターナー氏は定期的にカオールのぺラン氏が所有するシャトー・ラグゼット(Château Lagrézette)で休暇を満喫。

 

カオール・ワイン協会(Confrérie du vin de Cahors)の会員で、ブドウ収穫にも参加。

 

3、南仏ペイユでミュージックビデオ撮影

1997年、イタリア人歌手エロス・ラマゾッティの曲、 'Cose della vita' のミュージック・ビデオにターナー氏が出演。彼女の意向で撮影場所として、ヴィルフランシュ=シュル=メールの東側に位置するペイユ(Peille)の村が抜擢。

 

4、義理の娘はフランス人歌手

フランス人歌手のアフィダ・ターナーは、義理の娘。昨年12月に亡くなったターナー氏の息子、ロニーの妻。最後にターナー氏に会ったのは2018年、ターナー氏の長男であるクレイグの葬儀だったということ。

 

5、フランス文化勲章受章

ターナー氏は1996年、フランスの文化勲章(Ordre des Arts et des Lettres)を受賞。「私にとって特別な勲章。なぜなら、フランスは、私にとって特別なところ」と、授賞式でコメント。

 

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カオールにゆかりのある人だったとは!

 

荒波を何度も乗り越えられてきた方。心よりご冥福をお祈りします。

 

 

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