多くのドイツ人、フランス人、イタリア人、スペイン人が、イギリス人とアメリカ人に自国へ夏休みに来てほしくないと考えていることが明らかに。

 

スペイン・マリョルカ島

2020年7月8日

 

夏のヴァカンスにあたり、ヨーロッパがコロナウィルス危機の規制を緩和し、国境を開放。観光客の訪問を受けるに際し、YouGovが調査を実施。

 

ドイツ、フランス、イタリア、スペインの国民は、イギリス人の来訪を他のヨーロッパからの来訪者より歓迎しないという結果を公表。

 

それが顕著に表れているのは、スペイン。61%がイギリス人を歓迎せず。一方、他のヨーロッパ諸国からの訪問者に対しては、国によって40~54%が拒否の意を表明。

 

ドイツ人は58%がイギリス人を歓迎せず。ほかのヨーロッパ諸国に対しては34~52%が拒否。フランス人も55%がイギリス人を歓迎せず。他国に対しては、32~46%が拒否。そしてイタリアは44%がイギリス人を歓迎しない一方で、他国に対しては29~38%が拒否。

 

一覧表はこちら:-

 

これらの国々がイギリス人を歓迎しない大きな理由は、イギリス国内におけるコロナウィルス感染率の高さ。イギリスのCovid19による感染死亡者は、ヨーロッパで最高を記録。感染死亡率では、ベルギーに続いて2位。

 

しかし7月10日より、イギリスとスコットランドは作成した安全国リストに基づき、渡航者に対し14日間の隔離生活を強要せずに入国の受け入れを開始。

 

ということは相手国であるドイツ、フランス、イタリア、スペインも、イギリス人の入国に際し、14日間の隔離生活を強要しないということに。

 

一方、ヨーロッパがいまだ安全国と認めていないアメリカも、歓迎されない国。感染者が上昇しているにも関わらず、「制御されている」と言い張る当局を、ヨーロッパ人は信頼していない模様。

 

ヨーロッパ各国は61~79%が、アメリカ人を歓迎せず。そして57~77%が中国人を歓迎せず。

 

調査は観光産業に従事する人に限らず、一般国民を対象に実施。

 

・・・・・

 

世界で最も旅行好きな、すなわち旅行産業の収入源となる人々が住む、アメリカ、中国、イギリスがコロナウィルスの感染拡大国となってしまいましたからね。。。

 

 

 

ランキングに参加中。よろしくお願いします!

 


海外ランキング

 

ペリゴール地方・中世の町巡り~お問い合わせは、フェイスブックで!