フランス西部に位置するレ・トロワ・ムティエールの町にある13世紀の古城が、このたびクラウドファンディングで集まった6,500人の寄付金によって買収され、改修される運びに。

 

 

一口最低51ユーロ(約6,820円)の寄付で、目標金額は500,000ユーロ(約6,700万円)。文化企画団体が2カ月前にフェイスブックで、古城改修のためのクラウドファンディング計画を促進したところ、13,000件の「いいね」が集まったそう。

 

イギリスに2度ほど征服された中世の古城は、フランス革命で破壊されたのちに修復されたものの、1930年代の火事でまたもや損傷するという災難に。

 

集まった6,500人の国籍はなんと45か国にもおよぶということで、世界中からフランスの古城に救いの手が差し伸べられた次第。この共同所有者らは、来年にも城を訪れ修復方法にも意見を述べることができるという話。もちろん改修状況も、オンラインで逐次監視できるというもの。

 

 

堀に囲まれた城の装飾されたバルコニーは、中に樹木が生い茂ってしまった現在でも、過去のきらびやかさを語るほど。

 

古城の改修プロジェクト。自分だけでは到底かなわない夢も、こうしてみんなで力をあわせれば実現可能に。国の文化遺産保存にも一役買うことができ、実によいお金の使い方。いつか余裕ができたら、こんなプロジェクトに一口乗らせていただきます(*´▽`*)

 

 

ランキングに参加中。よろしくお願いします!

 


海外ランキング

 

ペリゴール地方の画像は、フェイスブックで!