隣の村ロザンは、小さいながらお城を備え、13世紀に発展した中世の町。城の城主は将校としてパリに上京し、ルイ14世に認められ故郷に錦を飾ったロザン公爵アントナン(1633-1723)。

 

 

側近の陰謀で、10年間パリで牢獄生活を送るという不名誉な出来事も。しかしここでの同房者には財務長官のフーケや、デュマも作品の題材にした「仮面の男」がいたとか・・・

 

ヨーロッパ最大の相続子女とされた、ルイ14世の従姉妹との恋仲も有名。しかし王の反対により、結婚には至らなかったという話。

 

最終的に、62歳で成金未亡人を夢見る15歳の少女と結婚。少女の期待に反し、公爵は90歳の生涯を全うしたそうな。

 

そんな公国ゆえ、ペイ・ド・ロザン(Pays de Lauzun)の名は、今でも存在。町のパティシエは、ロザンの3色旗に頭文字「L」をアレンジしたケーキを常時販売。

 

 

 

現在お城は私邸なので、公開は夏のみ。シャトーを眺めながら、ガトーを満喫しに、ぜひお越しを!!

 

 

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