アフリカからの移民が多いフランス。西アフリカで国境を接するニジェリアとニジェールだけれど、英語圏でナイジェリアと呼ばれるニジェリアはイギリス連邦に属し、ニジェールは元フランス領。
これが人種を表す名詞、また形容詞になると、ナイジェリア人はnigérian（ニジェリアン）で、ニジェール人はnigérien（ニジェリエン）となり、もっと酷似。
というのも、どちらの国の国名も、この地域を流れるニジェール川に由来するため。旧宗主国から独立した際、別々の名前を名乗り、このようになったのだとか。
アフリカの国の多くが、北と南、西と東で話す言語から情勢まで全く異なるという話。同国出身者同士でも、地域名を気にするようで。。。
