戦後フランスの音楽界を代表する歌姫エディット・ピアフの最新伝記本は、これまで語り継がれてきた数々の神話を覆すものに。


'Piaf, a French Myth' は、これまで公にされることがなかったピアフが親友に宛てた手紙など、元ジャーナリストの作家が骨折り作業を重ね、ピアフの神話を解き明かしたもの。


例えば、路上で生まれたとして知られているピアフだけれど、実はパリ20区にある病院で生まれていたということ。また幼少の頃盲目だったけれど巡礼により回復したというのはウソで、彼女は角膜炎などに侵されてはいなかったと。


さらにピアフの育て親である祖母は、ミルクの代わりにワインを与えていたというのも真っ赤なウソ。でもこの辺りは、それくらい荒い場所で育てられたということを伝える面白い描写だと解釈していましたが。。。