市町村長が結婚式を司るフランス。このたび女性二人の結婚式を司ることを拒否した女性町長が、合法化したばかりの同性婚法に違反していると訴えられたそうな。


女性二人は、居住するヴォークリューズの県知事と式の遂行を拒否したボレーヌ(Bollène)の町長に書簡を送り、9月10日に同町で結婚式が挙げられるよう再び懇願しているということ。


右派のボンパール町長は2人に会った上で、自分の宗教信念から結婚式を司ることはできないと説明し、彼女たちを受け入れるという50km離れた町で結婚するよう提案。


2人の女性は、この提案にまた怒り心頭。「町長は町の職務を遂行する責任があるわけで、宗教で職務を遂行するとは納得がいかない。同性婚が合法化した共和国に住んでいるのに、彼女の行為は法外」と。


実は彼女のダンナさまであるオランジュ市長も同性婚を司ることを拒否しており、「我々は同性婚に反対しているのではなく、法に反対しているだけ」と。このような市町村長の違法行為が許されてしまうとは。。。