ぬ家族連鎖クリア&ライフコーチあまみ悠です。 

 

ライフコーチあまみ悠

 

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去年は暮れにかけて見たい映画が

目白押しでした。

 

今日はそれらの一言映画レビューを。

 

ちょいと心理的な解説もしちゃうよ^^

 

 

 

 

 

まずは、「母性」から!

 

 

 

湊かなえ原作「母性」の映画化。

 

イヤミスがそこはかとなく香る、

母と娘3代のお話で、

 

「母子一体感」

 


つまりは

大人の仮面をかぶった子どもが
 

娘のままに大人になり

たとえ子どもがいても

娘のままに年老いていく。


 

そんな女性の姿を描いています。



 

個人的には

こんなのめっちゃ困るやん!

と思いましたが、

 

案外いたりするので

「毒親」問題で悩む人が

多いのでした・・・

 

 

小説もずいぶん前に読んだけど

本の方がえげつなかったかな〜

 

 

 

 

 

で、次は、

 

「ONE PIECE FILM RED」!!

 

 

ワンピースって・・・

 

子どもが小さい時以来やん!

 

それに、これ、

 

Adoのライブだった?

 

みたいな。

 

ADOのファンには

たまらないでしょうね^^

 

 

驚いたのは

シャンクスって喋るんだってこと。

 

無口なイメージがあったので・・・

 

ちょっとこじつけていうならば、

この映画は親子関係の話です。


 

父と娘、

愛をもらえないと誤解した娘が


革命を起こして

自らの心の傷を

救おうとする

 

そんな

自己治癒ストーリーが

根底に流れています。

 

 

でも、なぜ、革命?

 


それは・・・

 

人はどうしても

欲しいものを

得られないと、

 

その真逆を

良しとすることで

正当な理由をつけるから。

 

ってすっぱいぶどうか?

 

 


主人公ウタの義父シャンクスは

海賊なので、

 

ウタは海賊のいない

世界を作ろうとします。

 

自分を捨てた

(あとで誤解と分かる)

父を全力で否定して、

 

父のいない世界で

幸せになろうとする試みなのです。

 

 

それは、

親を恨んでいる人ほど

親を求めるという仕組み。

 

 

革命意識はいろんなところに

あるのですが、

 

本当はあった愛まで

「ない」としてしまったのは

悲しいことですね(><)

 

 

 

 

 

 

 

お次は「ブラックパンサー」です。

 

 


主役のチャドウィック・ボーズマンが

亡くなったのが映画にも反映しています。

 


最近のマーベルは

「喪失と癒し」をテーマにした

映画を送り出していましたが、
 

今回の「ブラックパンサー」も

主人公が不在のまま、

 

大切な人を

亡くしたあとに

周囲の人たちが

どのように立ち直るのか

 

どうやって

受け継いでいくのか、

 

がテーマでした。

 


ブラックパンサーの

メインテーマである多様性、

 

前回は民族の、そして今回は

女性をメインに性の多様性が

明らかに描かれていて、

とても美しかったです^^

 

 

 

 

 

 

お次は

 

「ザリガニの鳴くところ」

 

 

 

この映画、

サムネやポスターを見たときには

「なんか地味なホラーぽい」

で終わっていたのですが

 

観に行った人たちの感想を聞くにつれ、

これは観なくては!

とそそられて映画館へ足を運びました。

 

主人公の「湿地の少女」は

小さい頃に親から捨てられ、

自然の中で育ち、

自然から学んだ処し方で

逞しく生き抜いていきます。

 

 

時に人は、

人との関わりに疲れたり

絆を感じられないとき

自然の中に身を委ねますが

 

それは無条件の愛

そこにあるからだ、

と映画を見ていて思いました。

 

無条件の愛という言葉は

とても観念的なものですが、

 

つまりは、

なんでもかんでも

言うことを聞いてくれたり、

 

自分に都合のいいことを

してくれる

 

そういう類の愛ではなくて

 

あなたがあなたで

あることが

オッケーで、

 

他の誰かのようにとか

 

もっとこうなったら

いっさいない

 

ありのままの自分で

いられる場所や相手。

 

そこから感じ取るものだと思います。

 

 

一方で現実的には、

 

自然とは

与え奪い去るものであり、

 

命の不安定さが

対峙するものですが、

 

ずっと自分であること以外を

期待され続けてきた人にとっては、

 

自然が無償でもたらすものは

喉から手が出るほど

欲しいものかもしれません。

 

あまりに良かったので

映画を見たあとに本を読みましたが

本は本ですごくよかったです。

 

原作を裏切らない映像だったな^^

 

 

 

 

 

 

そして、そして・・・次は

 

「すずめの戸締り」

 

 

言わずもがな、超話題作です。

 

だってね、

 

映画館のタイムスケジュールを

見て驚きましたよ、

 

どこもかしこも

「すずめの戸締り」だもの!

 

 

感想です「美しかった!」

 

以上!って少ないですが

 

新海誠さんの映像はどれも

本当に美しく癒されますね^^

 

 

 

 

 

 

 

さて、お次は

 

「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」

 

 

ギレルモ・デル・トロといえば

ちょっとクセの強い独特の映像で有名です。

 

私はこの方の映画が好きで

特に「パンズラビリンス」には

やられました〜〜!

 

そんなギレルモ監督の

アニメーション映画ですもの、

 

見なくちゃ!!

 

と思いきや近隣の上映館がなく、

 

なのでnetfilexで観ました。

 

視聴後に暖かい感覚が

胸に満ちる愛の物語でしたよ。

 

 

ピノッキオって

嘘をつく男の子だし、

言うこと聞かないし、

 

ゼペットじいさんは

大変だなあと

子ども心に思ったものですが、

 

ギレルモ監督のは

全く違う解釈でして、

ピノッキオは天からの授かりもの。

 

素敵なおとぎ話です。

 

 

 


 すべての子どもは天使。

 

 愛を抱えて

 空から降りてきた天使。

 

 たとえそう見えない

 ときがあっても。
 

 

 

そんなことを思い出した、

良い映画でした^^

 

 

 

 

 

そして、お次は

 

「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」

 

 

いやー、こちらは

とても楽しみにしていました!

 

前作から13年ぶりですよ。

 

絶対に映画館で観ようと

決めていたのです。

 

期待通りの素晴らしい映像で、

没入感ハンパなかったです!!

 

3時間12分という長い尺を

ものともしないストーリー展開!


 

思ったより評価は

良くないようですが、

 

一作目の衝撃と比べると

どうしても、

すでに既知の世界だからね・・・

 

3作目が楽しみです^^

 

 

 

 

 

 

そして、そして


「かがみの孤城」観ました。

 

 

こちらも興味はなかったのですが

評価の声にグッとくるものが多かったので

仕事帰りにフラッと観に行きました。

 

 

で、

 

心が優しい気持ちで満たされて、

いたく感動しました〜

 

・パラレルワールド

・引きこもり

・不登校

・自分らしさ

 

これらのキーワードに

興味がある方にお勧めです。

 

 

 

 

 

そして、


映画ではないけれど

観たかった、

 

「中島みゆきライブヒストリー2」

 

 

 

中島みゆきさん、私世代で

知らない人は皆無の有名な歌手ですね。

 

数えきれないヒット曲と

悲しさや孤独を歌ったら

並ぶものなし的な。


 

でもね、私、子どもの頃

苦手だったんです。 


 

聞いているだけで

心が折れそうな歌詞と、

低く揺れる声の質が

怖くて聞けませんでした。


 

それが数年前に

ひょんなことから中島みゆきさんの

ライブビューニングに行った際・・・

 

魂ぶち抜かれました!

 

 

特に「ファイト」。

 

あれは、すごい。

 

ご年齢を忘れてしまうほど

愛くるしく可愛い笑顔で

ときに優しく、

 

ときに戦士のように

凛と力強く歌いあげていたのは、

 

心優しい、だからこそ

傷ついて打ちのめされた

人たちへの応援歌。

 

愛のメッセージでした。

 

 

とても心打たれたし、

中島みゆきさんの歌に励まされた

という多くの人の気持ちが

分かるような気がしました。

 


あー、そうか・・・

 

耳だけじゃなく、目でも見る

必要があったんだなあ。

 

衝撃的に感動したので、

今回はパート2へ行ってきましたよ。

 

 

おかげで今はもう、

 

中島さんの歌に漂う悲しみを
ぬるい薬草風呂に使っているように

心地よく感じる私がいます。

 

もちろん歌から伝わる勇気にも

励まされ、より良く生きよう

という気持ちになります。

 

あとね、

一気にカラオケの

レパートリーが広がりました 笑

 

 

 

 

お次は新年明けまして

ようこそ2023年、

 

ということで、

いちばん最初に観たのが

 

「ラーゲリより愛を込めて」

 

 

 

これ、ヤバいやつです。

 

ここに書いた映画の中で一番泣きました。

 

それも、ずっと、号泣。

 

一緒に行った家族も号泣。

 

泣きすぎてしんどくなるって

こういうことか・・・・

 

 

そう、雪深いロシアの収容所が舞台、

 

といえば、

ヴィクトール・フランクルの

「夜と霧」を彷彿させます。

 

 

あれはいくつだったかな、

学生の頃だろうか。

 

「夜と霧」を寝ないで

(読み出したら眠れなくなって)

読み終えたときに

 

アウシュビッツの飢えと痛み、

圧倒的な暴力がドンとやってきて、

 

世界が怖くなった

人間が怖くなった

 

そして、

 

夕暮れの空を仰ぎ見る

フランクルの目に映るものを

一緒に見ているような気持ちになった。

 

それは、愛の力、信じる力。

 

人を生かし、

次の世代へつないでいく力。

 

そんな「夜と霧」に似たものを

感じさせる映画でした。

 

 

 


目には見えない

人の願い

 

巡り巡って

必ず届く。

 

世代を超えて

時空を超えて。

 

 

最後の4人が訪ねてくる

クライマックスでは

泣いて笑って

尊い気持ちになります。


 

目に見えないけど

そこにあるものを感じさせてくれる、

とても良い映画でした。

 


なんと実話がモデルだそうで

本も読んでみようかな。

 

 

家族と一緒に行くのに

一押しの映画です。

 

あ、小さい子どもには

キツいと思うから

高校生以上がオススメです。

 

 

 

それでは、また、

映画の感想を

書いていきますね。

 

 

さあ、今年は何を観ようかな〜♪

 

 

 

 

 

 

    

ベル子育て、人間関係、親とのこと。 

あれもこれも試したり学んだけれど、
やっぱりスッキリしない。


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