あなたはゆるせない人はいますか?

私は、たくさん、いました。

たとえば、両親。

たとえば、過去の友人。

たとえば、自分自身。




ゆるせないぶんだけ、心が重いんです。




でも、私は悪くないし、相手が悪い。

けれど、このままだとしんどすぎる。

なのに、手放したいけど、手放せない。




ゆるせないことで、誰よりも

傷ついているのは、この私。。。。




そんなふうにゆるしって
過敏なテーマなのかなと思います。


「ゆるしのワークショップ」という
ものをやっています。


そのきっかけとなったのは


レジリエンスという言葉を知った
ことと

クリスティナ・ノーブルさんの
存在を知ったことでした。


※レジリエンスとは復元力のこと。
 ひどい経験にあった傷つきから回復する内なる力。






    ☆*:・°★:*:・°☆:*:・




「クリスチナ・ノーブル子ども基金」
の設立者、
クリスティーナ・ノーブルさんはずっと
路上生活を送る子どもたちの
支援活動を続けています。

「子供たちの笑顔が大好きなの!」

そう微笑むクリスティーナさんは、
ベトナムやモンゴルの街を
医療施設を積んだトレーラーで巡回し、
治療活動をしたり、
栄養、教育などで今までに
20万人の子供たちを支援してきました。

「クリスチナ・ノーブル子ども基金」
は国際的な栄誉賞を受賞しています。

ライフコーチング 講座 資格 あまみ悠


彼女は今、ベトナムの
ストリートチルドレンの
お母さんと呼ばれていますが、

この仕事を始めたきっかけは
彼女自身の残酷な子ども時代にありました。


「もし、私が許さなかったら、
 成長はしなかったでしょうし
 自分も他の人を愛せなかったでしょう。
 私には懐の深い精神力があります。
 精神を活かすために、
 私は許さなければならなかったのです」


クリスティーナさんは
1944年にアイルランドのスラム街で
アル中の父親と病気がちな
母親の元に生まれました。

10歳の時に母親が死ぬと、
兄妹は異なる孤児院に送られ
全員バラバラになりました。

そのあとずいぶん立ってから
彼女を引き取りにきた父親は、
施設から受けとったお金だけ持って
彼女を捨てていなくなって
しまったのです。


彼女はしかたなく、公園で
穴を掘ってその中で寝起きした
のですが

集団でレイプされ、妊娠し、
子どもは里子に出されました。

「どうして私はこんなに
 苦しまなければならないのですか?」

夜になると神に対して叫ばずには
いられない日々が続いたのです。


そして、18歳のときに結婚しましたが、
夫は暴力的で不誠実な人。

その後しばらくの間、
彼女は神経衰弱とうつ治療で
精神科に通い続けます。


そこで転機があったのです。




「何も批判せず話を聴いてくれる
 良い精神科医に出会いました。
 7年間、その医師の元に通い、
 自分の苦しみをありのままに告白したのです。」



その後にある夢を見たことが
彼女の人生を変えました。


それはベトナムの夢でした。

夢の中では、
裸のベトナムの子どもたちが
ナパーム弾の爆撃から逃れるために
未舗装道路を走っていました。

その子どもたちは彼女の元に
走りよると、自分を保護して
安全なところに連れて行ってくれと
嘆願するような目で見ました。

逃げる子どもたちの頭上には、
「ベトナム」という言葉と
光り輝く白色光があったのです。



その約20年後、クリスティーナは、
子どもたちを支援するために
ベトナムに向い、たったひとりで
救助を始めたのです。



ライフコーチング 講座 資格 あまみ悠

Bridge Across My Sorrows: The Christina Noble Story


そして、自伝を出版し、
基金を立ち上げたことで
クリスティーナの活動は
世界的規模のものとなっていきました。



彼女はいいます。


「私は幸運にもすべての過去に
 立ち向かうほど強かったのです。

 世界を恨み、他者の人生を壊す
 こともできたでしょうが、
 そうはしませんでした。

 私はきっと許すことを学ぶために
 生まれてきたのだと思います。」





     ☆*:・°★:*:・°☆:*:・




クリスティーナ・ノーブルさんの
活動は

ゆるしが何をもたらすのか

私たちひとりひとりの内にある
レジリエンスの力を思い出させてくれます。



「人は何が起きてもそこから学び、
 最大限の善い人生を生きることができる」

という可能性を、
彼女は私たちに見せくれているような気がします。

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上記の文章は私が
「ゆるしのワークショップ」行なった
7年前にブログに掲載したものです。

それを加筆修正して載せました。


クリスティーナ・ノーブルさんの
ありかたを思うと、今でも心が震えます。



ゆるしはカンタンではありません。


しかし、実際に

ゆるすことにより取り戻すのは、

他でもない

自分自身なんですね。




クリスティナさんの半生が
映画になりました!

NOBLE

字幕はついていないのが
残念ですが、、、
日本でも放映されるといいな。




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