ライフ コーチング 電話相談 悩み あまみ悠 


相談者のA子さんは
会社経営をしている
才媛女子です。

社会貢献度の高い仕事を
率先するリーダーとして
周囲から一目置かれる存在です。

そんなA子さんにも
深い悩みがありました。

それは、
素の自分を見せられない、
ということ。

たくさんの人を支援して
励ましてきたA子さんですが

いざ、自分が困ったり、
弱ったときは助けを求めることが
できないという
矛盾を持っていたのです。

そして、それに気づかない同僚や
部下、家族に対しては
心の隅で恨みに似た感情を持って
しまうのです。

だから、誰とでも、仲よく、
そつなくつき合っているように
見えて、実はA子さんは
心底の自分を出せず、相手を
信用できないのだと言いました。


このように、人知れず
深く苦しんでいるA子さんの
お話しを伺っていて
浮かび上がったこと、

それは、過去の思い出でした。



A子さんには3歳下の妹がいます。

生まれてまもなくの頃、間違えて
異物を飲み込んでしまった
妹さんは入院し、

お母さん看病でつきっきりになりました。

その間、一年弱ほど、A子さんは
親戚の家に預けられたのです。

そこには、
年長の従兄弟がたくさんいました。

その子たちはA子さんをいじめたのです。

そのことは、A子さんは
従兄弟たちの母親である
おばさんに泣きながら言いました。

すると、おばさんはこう言ったのです。

「A子、お母さんも、
 がんばってるんやで。
 A子もしっかりせなあかんよ!」


おばさんにしてみれば、教育のつもり
だったのかもしれません。

けれど、A子さんはその日から
弱音をはけなくなったそうです。

つらいときはいつも、トイレで
こっそり隠れて泣いていたそうです。

ときどきお母さんに会いに病院に
連れていってもらっても

とっても辛いことや
寂しいことをお母さんには
言ってはいけないと思ったそうです。


やがて、妹が退院し、A子さんは
家族の元に戻ることができました。

そうして、小さい頃の思い出は
だんだん薄らいでいったのです。


心の地雷とは
癒されていない心の傷のこと
です。

それは、大きなショックや
怒り、後悔、孤独、悲しみが

癒されないまま年月がたち、
心の土壌に埋まったままで
いることです。

埋まったままならいいのですが
そうはいきません。

その傷を思い起こさせるような
刺激が起きると
過去の感情も一緒に蘇ってしまいます。


つまり、

なぜか、反応しすぎてしまう

なぜか、固まって動けなくなってしまう

なぜか、感情を押さえきれずに
暴発してしまう

なぜか、どうしようもなく、
逃げたくなってしまう

そんなふうに、自分では制御できない
ような強い感情の揺れや縛りは

過去に傷ついたときに埋めた
心の地雷に触れたからとも
いえるのです。


もしも、あなたが何度も同じような
パターンで悩むとか

セラピーやカウンセリングを
受けたけれど、結局同じところで
つまづくと感じるならば

まだ発掘されていない心の地雷が
あるのかもしれません。


心の地雷は
誰かがうっかり知らずに踏む
こともあれば

分かっていて意地悪する場合も
あります。

環境や状況に反応して
バンッ!と爆発することも
あります。

何が埋まっているのかを知って
それを撤去すること。

それが自分にできる、自分への
愛であり、優しさだと私は思います。

過去の心の痛みが
今に影響を与えていることに
気づいたA子さんは
深いため息をつきました。

「もっと早くに知っていれば・・・」

もっと早くに知っていれば
違う人生だったのにとおっしゃる
A子さん、

そのお気持ちは分かるような気が
します。

とはいえ、心の地雷撤去には
遅すぎることも、早すぎることも
ありません。

さあ、始めようと思えたときが
ベストタイミングなのですから。



心の地雷撤去の具体的なやりかたは
次週のメールマガジンでお伝えします。

分からないことがあれば質問して
いただいていいですし

希望があれば、
お手伝いすることもできますよ。

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いらない地雷は撤去して
安心な心の土壌、
持ちたいものですね。


ライフ コーチング 電話相談 悩み あまみ悠 



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