ライフコーチング カウンセリング 電話相談

「自分は生きていて、いい」

この根源的で
必須ともいえる安心感は
基本的には
親子の間でしか伝わりません。

だから、通常、

この存在承認は

親から子へと
川が海へ流れていくように
受け継がれていくものです。

しかし、例外があります。

子が親を愛する気持ちが
親を救うことがあるのです。

とはいえ、

その、逆流の如く
下から上へと流れ出る
愛の放流は

お互いにとってけっして
ラクなものではありません。

なぜならば、

存在承認が満ちていない
親は子どもに与えることが
できません。

つまり、子どもも足りて
いません。

持っていないものは
渡せません。

しかし

親を愛する子どもは
ない袖をふるのです。

コップに半分しかない
水をこぼすのです。

子から親への存在承認は
子どもの命をかけた
生きる術であり

それはリスキーな行為です。

なので、たいがいは問題と
ワンセットになっています。

子どもの登校拒否、非行、
引きこもり、いじめ、病気、

その子が大人になってからは
かわらず引きこもり、うつ、
離婚、依存症をはじめとした
心因的な病と問題行動など

愛の放流は
本人さえも押し流して
行き場を失って怒濤の
渦になります。

もしも、親が、

この問題という名の贈り物が

このうえない宝物なのだと
気づいたとき

その親子は救われます。

オセロのこまがぜんぶ
ひっくりかえるように

親から子への感謝が
すべてを塗り替えるのです。