レジリエンスは心の筋肉
  • 23Jan
    • センター試験で出題されたレジリエンス

      レジリエンスコーチの深谷純子です。大学入試センター試験がありました。来年から「大学入学共通テストに変わるそうですね。私は5教科7科目の共通一次世代で、2度も受けました。そのセンター試験の国語の問題に、「レジリエンス」が登場しました。河野哲也著 「境界の現象学」 (筑摩選書) からの出題。哲学・倫理学の著者が書かれたもので、読み応えある文章です。高校で国語教師の友人が教えてくれました。今年の受験生がこの問題を解き、過去問として将来の受験生が解き、学校や予備校で解説をする。 何人もの人の目に触れれば、レジリエンスを知るきかっけになるのではないか。(受験生にも教師にも)言葉だけでも記憶に残ってほしいと思います。出典の 「境界の現象学」の内容はこんな感じです。++++レジリエンスの概念は時代とともに広がっている。最初のレジリエンスは、物性科学で「弾性」の意味で使われ、1960年代には、生態学で、「適応能力」、「回復力(復元力)」として使われ、1980年代に、心理学、精神医学、ソーシャルワークでも使われるようになっています。広がることで様々な使い方がされ、逆にわかりずらい「あいまいな言葉」になったのが分かります。(1)レジリエンスは弾性攪乱(かくらん)を吸収し、基本的な機能と構造を保持し続ける能力妨害要因を吸収する能力例えば、波風の激しい大洋を航海しているとき、突然の揺れを吸収し転ばないようにバランスをとる力。踏ん張る力=レジリエンス竹のように、しなることができれば折れることはない。人生で見舞われる理不尽さも含め、避けられない試練やトラブルをやり過ごすことができれば、再起もできます。(2)レジリエンスは適応能力環境変化に動的に応じていく力。回復力やサスティナビリティとの微妙に違いがあります。固定的な原型に戻るのではなく、環境の変化に合わせて、流動的に自らの形を変えて発展的に成長することができるのがレジリエンス。発展的に成長する=レジリエンス過去と同じ自分には戻れません。タイムマシーンで戻れても、経験する前には戻れない。成長した自分に変わっていくことがレジリエンスです。(3)レジリエンスは相互作用個人の力とそれを活かせる環境の相互作用があること医療において、医師が治療方針を決め患者が従う、医師に依存した患者にするのではなく、患者の自発性や潜在能力に着目した援助や支援を行うべきという考え。相互作用でレジリエンスが高まる。福祉や教育の分野にもいえます。相互作用がレジリエンスを高める本人の自発性や自律性を強めることに注力し、指示や援助は最小限であるべき。コーチングはまさにそうです。「答えは本人の中にある」それを引き出すのがコーチの役目。サーバントリーダーシップや最近話題のティール組織が思い浮かびました。いろいろな分野で使われている「レジリエンス」がつながっていけばと思います。

  • 17Jan
    • ゲーム依存症に思うレジリエンス

      オンラインゲームに関して危惧するところがあります。香川県ではスマホやオンラインゲームの利用を制限する条例を検討しています。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54282250Q0A110C2LA0000/1日の利用は 平日60分まで、休日は90分まで中学生は夜9時以降、高校生は10時以降は使用しない。条例となれば、保護者の責任も問われます。 WHO(世界保健機関)は、2019年 「ゲーム障害」を認定。自分で制御できない依存症は精神疾患のひとつです。ギャンブル、アルコール、薬物などの中に 「ゲーム」 も加えられた。中国政府は、18歳未満に午後10時から朝8時までのオンラインゲームを禁止しているそうです。平日は90分まで、休日は3時間までの上限も。日本ではどうなるのでしょう。 今やゲームは一大産業。 アニメなどのサブカルチャは日本の良さでもあります。ところで、レジリエンスを高める4つの行動は 静・替・動・幸https://www.fukayaresilience.com/STOP(静) ・感情の一時停止ボタンを押す。 ・役にたたないネガティブ感情を手放す。 ・立ち止まって振り返る・受け入れる。CHANGE(替) ・気持ちをポジティブに切り替える。 ・過去・未来から現在へ時間軸を切り替える。 ・柔軟に思考を切り替えて選択肢を広げる。GO(動) ・決めたことを実践する・身体を動かす。 ・粘り強く行動する。 ・人との良い関係を築く・利他的に行動する。UP(幸) ・夢・希望・目標を持つ。 ・自分を成長させる。 ・感謝し幸福感を味わう。ゲームをすることのポジティブ面(静替動幸)とネガティブ面で考えてみると、ポジティブ面は、 嫌なことを一時的に忘れる・ゲームで心を静める(静) 今この時間を楽しむ(替) クリアするまでがんばる。ゲームを通じて友人ができる(動) クリアできれば達成感がある。自信がもてる(幸)娯楽として楽しむ分には、気分転換としてもゲームは手軽です。ネガティブ面は、 睡眠不足、視力低下などの健康的な支障 ゲームをしている間、問題や課題が先送りされる  日常生活への支障があり、新たなの問題発生 自尊心ややる気の低下 将来、依存症になる可能性がある今、条例を作って規制しようとしているのは、こちらの側面です。「Change・替」が弱いのがゲーム依存症のように思います。ゲームはリセットすれば、気分を切り替えて新たに始められる。でも実生活(リアル)はそうはいかない。本人の本来の課題ややりたいこと、人生のゲームは小さな画面の外にあるはず。しかも、簡単にリセットやクリアできないし、だから面白い。中高生に限らず、電車の中でゲームをしている大人をよく見かけます。目的の駅に着くまで、ひと時の楽しみはひとそれぞれ。もし、中高生にゲームを規制するとしたら、かつて高校生だった長男がはまった時は、ゲーム機取り上げるしかなかった親子関係は悪くなり、お互いに相手がストレスだった。その時の反省を込めて、考えてみました。人生は制約はつきもの。 (ちゃんとした大人はそれを分かっている) 時間もお金も無限にはないし、自分が思うようにならないことも多い。それでも、自分がたてた目的に向かって、正しく人生を選択してほしい。自制心を持って行動できる大人になってほしい。ゲームの時間を自分で決めることで、自制心を鍛えてみない?どうでしょう。

  • 14Jan
    • 池江璃花子さんのレジリエンスは感謝と応援

      レジリエンスコーチ 深谷純子です。昨年末、競泳の池江璃花子さんが退院されました。ご存知のとおり、昨年2月から白血病で入院されており、退院されたと聞きホッとしました。彼女はとてもレジリエンス。(回復力があり、心が折れない)東京五輪でメダル有力候補、絶好調での発病は、ショックも大きかったはず。でも、当時SNSで送ったメッセージはこんな感じでした。「私はこれから他の選手を応援します。日本競泳陣をよろしくお願いします。」自分の状況を受け入れて治療に専念する切替の早さはレジリエンス普通なら、なぜ私なの? なぜこの時期に?病気にならなかったら、このレースは私が優勝したはず!他の選手をうらやましく思ったり、自分の境遇を嘆いたり。治療とは関係ないことをクヨクヨ思い悩んでも、ごく普通です。自分が辛い時は、他の人を応援する。相手に放った「頑張って」という言葉は、そのまま自分にも跳ね返ってきます。受験生も、就活生も、一人で挑むよりお互いに励ましあった方がいい。池江さんが他の選手にした応援は、そのまま自分自身の闘病にも跳ね返ってきたのではないでしょうか。自分ひとりより、 周りとの関係性でレジリエンスになれます。池江さんは、昨年末退院した時、医療スタッフや家族など、周囲で支えてくれた方に感謝の言葉を述べています。感謝する相手がいる。 つまり、自分は守られている。守られているから安心、大丈夫だと思える。大丈夫だから、もっとがんばれる。感謝の気持ちは、ブーメランのように自分に戻ってくるのではないでしょうか。レジリエンスの定番ワークに、「感謝のワーク」があります。お世話になった人に感謝の手紙を書いて渡したり、感謝するものを書き出すワークです。米国の研究者が始めたワークなので、正直最初は違和感がありました。感謝とレジリエンスがどう繋がるのか?日本人のメンタリティに合わない気がしました。感謝の気持ちを口にするのは、照れや抵抗があります。言わなくても分かるはず。あえて言うと不自然な感じがする。感謝は、自分の負けを認めるのと同じ。(←たまにいます)同じことをされても、日本人は「ありがとう(感謝)」より「すみません(謝罪)」が多い。人から受けた恩を忘れずに、謙虚になる。感謝できるのは、自分が守られている証だと捉えてみると次に挑むエネルギーが生まれてくる。さらに、言われた側も良い気分になる。応援と感謝はレジリエンス池江さんの次の目標は、2024年のパリ五輪でのメダルだそうです。達成できるように応援したいと思います。

  • 25Nov
    • HBRレジリエンス本発刊セミナーに行ってきました

      レジリエンスコーチの深谷純子です。11月20日(水))に ハーバード・ビジネス・レビュー EIシリーズ 「レジリエンス」 本の発刊記念セミナーに参加してきました。過去にハーバードビジネスレビューに紹介された、レジリエンスに関する記事を集めた本です。https://diamond.jp/go/pb/ei/EIシリーズの EI はエモーショナル・インテリジェンス昨年からこのシリーズで幸福学共感力マインドフルネスオーセンティック・リーダーシップセルフ・アウェアネスと続き、6冊目が レジリエンス  解説を書かれた、岡田美智男教授は 豊橋技術科学大学 で ロボット開発をされています。セミナーでは基調講演をされました。岡田先生の研究はこちら https://www.icd.cs.tut.ac.jp/弱いロボットに関する本もかかれています。レジリエンスは、ひとりの力ではなく関係性のなかに宿る自分の弱みで、相手の強みを引き出すことができる。 凸凹の関係何かに依存することで強くなれるというわけです。自分が強すぎると 自分に凹みがないので他と繋がれない。 凸凹の関係が作れない。強いリーダーは、相手をへこませる。弱みがあるリーダーは、相手の強みを引き出す。その方が、組織としてはレジリエンスです。ただし、相手の期待値を下げるために、弱さを装うのはどうか?相手に期待されると自信にもなる一方で、 期待値が高いとプレッシャーで辛くなることもあります。だから、期待されないようにふるまう。これは、弱さをデザインするといい、相手に何かをさせるために、自分の弱さを示すのは不快感があります。あざとさがあり、姑息な感じがします。レジリエンスではありませんね。様々な状況に適応したければ、作りこみは最小にせよこれがロボット作りのコツだそうです。例えば、お掃除ロボット。 その特徴はレジリエンスです。1. 楽観的 ぶつかったら、曲がればよい2. 障害をチャンスに変える  凸凹を利用して方向を変える3. ブリコラージュ アジリティ、俊敏さ、しなやか、即興性4. 愚直さ 素直にぶっつかっても進む オーセンティシティ(authenticity)ここでも、最近はやりのブリコラージュがでてきました。障害物の力を借りて、方向を変える。 ある意味、障害物に依存しているともいえます。「関係性の中にレジリエンスは宿る」 そう思えると少し楽な気分になります。試練や逆境も、方向を変える力になるし、反発すれば力になる。 (なにもないよりも)ボストン・ダイナミクス社の ロボットも紹介。強靭さ、しなやかさとは、倒されても起き上がる、態勢を元に戻せること。https://www.youtube.com/user/BostonDynamicshttps://www.youtube.com/watch?v=cNZPRsrwumQジンギス のロボットは、 Biolgical inspired Robotsといい 実環境において生き延びている生物を参考にしています。https://www.youtube.com/watch?v=1j6CliOwRngゴキブリに似た、六本足のロボット脳がなく神経細胞のみで作られているそう。基調講演に続いてトークセッションは、廣瀬敏明さん(ラグビー元日本代表、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」で浜畑選手役)楠本健さん(一橋大学)岡田先生の3人で行われました。うまくいかない時どうしているか? 廣瀬さんは、こう自分に問いかけているそうです。・ 一生懸命やったか? ・ できてない理由は何か?・ 何のためにやっているのか?そうすれば、また頑張ろうと思える。気持ちの切替えです。ラグビーは、ポジションがたくさん用意されています。 つまり、違い(体格)をチームに受け入れてもらえる。個々に役にたてる場所があり、自己肯定感があるスポーツ。チームメイトとの関係性で成り立つスポーツ。多国籍の選手も慣れている。 確かに!ビジネスの世界でもうまくいく人が多いと聞きました。前にパスできないので、 後ろに仲間がいると信じてパスする。ミスしても相手のせいにしない。ラグビーは相手に委ねるスポーツであり、信頼関係が必要。その関係が心地よいと言われました。ラグビー経験者はすぐに友達になるそうです。岡田先生からは、関係を作るには相手が入ってこれる 「すき間を作ること」 が大事と言われました。受け入れるゆとり、寛容さとも通じるものがあります。楠木先生は、ご自分は超悲観主義者だと言われました。 (決してそうは思えませんが)うまくいかない前提で、全力をつくす。迷惑をかけないように頑張る。うまくいかなくても落ちこまない。悲観主義のこういう使い方もあるのかと思いました。自分に厳しく、満足しない、謙虚な感じもしました。そこから、素晴らしい考えが生みだされているのかと思います。素晴らしい時間でした。

  • 15Aug
    • 攻めの人生

      レジリエンスコーチの深谷純子です。今日は冒険家でプロスキーヤーの 三浦雄一郎さんのこの本を紹介します。画像:Amazonよりこの人から、刺激を受けて、健康法を見直しました。今年86歳で南米最高峰アコンカグアに挑戦された三浦雄一郎さんです。登攀は体調不良で断念されましたが、それも勇気があります。7大陸の最高峰をスキーで滑降したアスリートですが、50代で引退され、65歳で高血圧、糖尿病、狭心症などを発症され医師から「このままいくと1-2年以内に人工透析、余命は3年」と言われるほどに。プロスキーヤーとして健康的な生活から、引退をきっかけに真逆の状態になってしまいました。そのどん底の健康状態からの回復し、再び最高峰を目指す、まさにレジリエンスです。三浦雄一郎さんのレジリエンスは、夢の力です。65歳でたてた不健康を脱出するために立てたのは 「エベレストに登頂する」という目標でした。70歳、75歳、80歳の3回登頂しています。その発想がとてもポジティブで、「俺は終わった」と悲観することなく余命3年という健康ではない状態から、復活して登頂することに価値がある。最高齢で挑戦することに意味がある。ギリギリの挑戦こそが自分の人生。 と言われています。三浦雄一郎さんは有名人だし、注目されているし、自分とは違う。元は世界的なプロスキーヤーだから、できたんでしょ!と思うのも自然ですが、参考になる点もあります。(以下、著書より引用)(1)簡単なことから始めてみるいきなり大きな目標は続かないし、緻密な計画を立てると、 がんばりすぎると逆に燃え尽きる。日々の変化や進歩が分かることが大事とのこと。エベレスト登頂自体は大きな目標ですが、最初は、簡単なことからスタートする。足首にウェイトを付けて歩けば、日々トレーニングになる。試しに、私も500グラムのウェイトを足首につけてみました。家の中で家事をしながらの筋力アップです。元はフルマラソンも走ったことがあり、学生時代はバスケットを10年間やりましたが、ここ何年か腰やひざを痛めて、積極的な運動から遠ざかっていました。まだ1週間ほどですが、結構、続けられます。無理なダイエットではなく、好きなものは食べるが量を調整する。夜に食べ過ぎたら、翌朝の食事を減らすなど。続けられることに取り組まれています。(2)過去の自分と比較しない人生はいつも今から始まる。今を出発点にする。今を起点に、心を前向きにすることがアンチエイジングになる。過去は過去で、今が一番若いわけです。今の年齢で、何を積み重ねていくか。今の年齢でできるチャレンジは何かということです。(3)攻めの人生現状維持の守りの健康法では老化に勝てない。今より強くなろうと思う攻めの健康法が必要。そのためのモチベーションを上げる目標を持とう。自分にとっての大きな目標、「エベレスト級の目標」が必要とのこと。これは、一個人としてできることを目標にすればよいそうです。それでも、たとえ個人的な目標であっても、大きい目標なら、達成するためには多くの人の協力が必要です。65歳のどん底から、5年計画で、70歳でのエベレスト登頂を達成。その後、4度の心臓手術、スキーでの骨折を経験しても、あきらめることなく、三浦雄一郎さんの挑戦は、今も続いています。私にとってのエベレストは何か考えてみました。小さな山はたくさんあれども、最高峰のエベレスト級の目標ははっきりしない。あるようでない状態がもどかしいです。年齢に関係なく攻めていかないと、現状維持の守りでは老化に負ける。今の私には、とても説得力がある言葉でした。エベレスト級の目標、攻めの人生をどう思われますか?参考:「65歳から始める健康法」心と体のメタボからの脱出三浦雄一郎 致知出版社

  • 12Jul
    • 「生き心地の良い町」徳島県旧海部町

      レジリエンスコーチの深谷純子です。最近読んだ本の、紹介です。「生き心地の良い町」岡檀著 講談社 2013この自殺率の低さには理由(わけ)がある私が、レジリエンスコーチを始めたきっかけも、 自ら命を絶つ人を減らしたいと思ったからです。著者との共通点を感じ、興味を持って一気に読みました。この本は、著者の岡檀(おかまゆみ)さんが、慶應義塾大学大学院に在学中に行った研究をまとめています。自殺の原因を研究することは多くても、 少ない原因を探る研究はない。当時、誰も手をつけていなかった研究分野は、いわゆる「取り扱い注意」だったそうです。「取り扱い注意」とは、とても難しいか、研究しても意味がないか。先人たちが選ばなかった理由はさておき、そこに着目されたところには、楽観性を感じます。 全国で自殺率の低い市区町村、上位10のうち、9は島です。その中でただ一つ、島ではなかったのが、徳島県海部町 (平成の大合併で現在は海陽町) 人口は、2600人。 面積は、26.4 平方キロメートル (品川区より少し広い)農業地区、漁業地区、商業地区に分かれており、 日本中どこにでもありそうな町です。様々な住民との対話を続け、周辺の町にも調査した結果、5つの自殺予防因子を導き出されています。ちなみに、自殺の危険を高める「自殺危険因子」と、逆に、抑止する「自殺予防因子」がありますが、WHOの定義では、自殺危険因子は、社会的地位の低さ、支援の欠如、精神疾患、病苦自殺予防因子は、家族との関係、個人の素質や人柄、社会文化的背景  となってます。自殺危険因子は同じくらいあるにもかかわらず、徳島県海部町が、なぜ自殺が少ないのか?島を除くと、全国1位の自殺希少地域になった理由はこの5つ。海部町の自殺予防因子 多様性の受容 「いろんな人がいてよい、いろんな人がいたほうがよい」 地位や学歴ではなく人物重視 「人物本位主義をつらぬく」 個人の有能感の高さ 「どうせ自分なんて、と考えない」 援助希求の抵抗感が低い  「病は市に出せ」 淡泊なコミュニケーション 「ゆるやかにつながる」世の中には、自分とは違ういろいろな人がいると考えられれば、どんな人か相手に興味をもち、強みを活かせる適材適所がを考えていく。年配者を敬う気持ちはあっても、実際の仕事は能力や人物できまる。年下でも上に意見が言える、風通しのよさがあり、悩みや問題があるときは、相談することに抵抗感がない。意外に思ったのは、助け合いの気持ちはあってもその関係は淡泊で、必要以上に入り込まない。人に興味はもつけど、飽きるのも早いのが特徴。関心はあるけど、監視はしない。(いいことです!) 人に何かを強制したり、人の自由を奪うこと ちょっと変わっているからと人を差別したり、排除すること やり直しのチャンスを与えないこと 財力や家柄だけで、判断しようとすることこれらは、すべて野暮なこと、今風に言うと ダサいこと野暮なことはしない、これが生き心地の良い町、海部町での特徴でもあります。  自殺者が少ない=幸せな町 と思いがちですが、海部町に自殺危険因子がないわけではなく、 他の市町村と同じくらいあります。つまり、”幸せであることより、何らかの理由で幸せを感じなくなったときの対処こそ肝心”と、著者は言っています。誰にでも起こりうる”幸せでない状態”を、きちんと対処できる。回復力のあるレジリエンスの高いコミュニティ作りともつながっています。

  • 08Jul
    • 失敗や挫折からの立ち直り法

      ポジティブ心理学の研究者が、成功した人へのインタビューやアンケートからどうすれば、失敗や挫折から立ち直ったかを調査しています。立ち直りは回復力(レジリエンス)人によって、立ち直る方法はいろいろあり、事例は、海外の研究者のものですが、日本人にもヒントになりそうなので紹介します。成功した人が挫折や失敗から立ち直るのに、行った方法は、 身体を動かす 瞑想する 感謝する 利他的な行動をする 日記を書く 希望を持つ 強みを使う 人とのつながりを強める コーチやカウンセラーを利用する他にも、自然に触れる、気分転換、休息などもあります。「身体を動かす」スポーツや散歩などで、すっきりする。身体を動かすとドーパミンが放出され、ポジティブな気分になる。じっとしているより、掃除でも趣味でも、身体を動かしていた方が気分が変わる。身体と心は繋がっているので、健康な身体は、健康な心にもつながるということです。「感謝する」失敗したけど、そこから学べたこと、成長できたことがあれば、失敗経験にも感謝できます。順調だったときは、当たり前に思えたことも、失敗して初めてありがたいと気づけます。良かったことは忘れやすいもの。成功を収めた人には、(失敗しなくても)感謝する習慣があると、研究者は述べています。感謝と関係が深いのは、この2つ。「利他的な行動」と「人とのつながりを強める」自分がどん底で落ち込んでいるのに、他人のことなどできないと、思われがちですが、実は、誰かの役に立っているという実感、自信回復、精神的な立ち直りにもつながります。アメリカの大学での実験で、自分のために10ドル使うより、他人のために10ドル使う方が、幸福感が持続する、満足感が高いという結果が見られました。人は一人では生きていけない社会的な生き物。孤独や疎外感が、一番よくありません。人とのつながりの強さは、回復力の強さにも比例するのではないかと思います。「コーチやカウンセラーを利用する」いかにもアメリカらしい回復方法です。精神的にタフそうに見えるアメリカ人ですが、2013年の記事によると、過去20年で抗うつ薬の使用量が4倍になった。アメリカの成人およそ10人に1人が臨床的に落ち込んているという報告もあります。参考: Americans most unhappy people in the world  2013https://abc13.com/archive/9000225/コーチやカウンセラーなど、専門家の力を借りることが当たり前になっている。成功した人ほど、積極的にコーチを使って、切り替えているとも言えます。コーチは、人とのつながりの一つです。日本でもこの方法が増えることを願っています。コーチングを使って成功したい人は、こちらもアクセスしてみてください。https://www.fukayaresilience.com/coaching

  • 03Jul
    • 満足のいく人生を送るための「PERMA」

      満足のいく人生、幸せな人生を送りたいものです。満足は、英語でWell-beingと言いますが、ポジティブ心理学の父と言われている マーチン・セリグマン博士は、(写真は2018年の来日セミナーでのもの)満足のいく人生には、5つ要素があると、長年の研究から導き出しています。それを、  PERMA (パーマ) といいます。 P :  ポジティブな感情 Positive Emotion  E: :  何かに取り組んでいる Engagement  R :  他者とのつながり Relationship   M :  意味のある行動 Meaning   A :  目標の達成 Accomplishmant  セリグマン博士らによる、2051年までに、世界の51%の人をWell-being(持続的な幸福状態)にする という、PERMA51 という取り組みもあります。日本は、2025年までに、25%の人を幸せにする JAPAN25 という取り組みも行っています。PERMAのひとつづつを簡単に説明します。 P: ポジティブな感情 Positive Emotion 前向きな感情がある。喜びで過去を振り返ることができる。希望を持って未来を見れる。ポジティブ感情があれば、気分が良いと仕事や勉強にも上手く取り組める。健康にも良い。好意をもってお互いの関係を強化できる。創造的になれる。チャンスをつかめる。気持ちの良さは、周りにも伝染し、笑顔になれます。では、 どうすれば、ポジティブ感情が手に入るか? 一例をあげます。 友人や家族と過ごす 趣味に取り組む 運動する 自然に親しむ 美味しい料理を食べる  E: 何かに取り組んでいる Engagement エンゲージメントとは、何かに専念する、取り組むという意味があります。何もしていないと満足はできません。退屈な状態ではだめです。自分の人生や仕事に取り組み、夢中になること。エンゲージメントがあれば、作業や仕事に没頭でき、心理学用語でいう フローを経験できます。エンゲージメントを手に入れる方法は、 自分の強みを知り、活かす/育てる。. 生産的で、価値があると感じる活動を 意識的に行う。 今、ここに、集中する。(マインドフルネスを使う)。 R: 他者とのつながり  Relationship 人間は社会的生き物です。孤立していないことが大切で、他者とのつながり、愛、肉体的、そして感情的な接触が必要です。家族、友人、同僚、隣人、その他のすべての人々との、強いネットワークがあると幸福感が高まります。 「仲間がいれば苦労は半分、喜びは2倍になる」 というように、助け合える関係、経験を共有できる関係があることです。関係を築き維持することは重要ですが、健康な関係と有害な関係の違いを認識することも同様に重要です。一方的、依存的な関係はよくありません。 バランスの取れた関係であること。 自分を「友達」で囲むだけでは十分ではない。 相手に共感し、時間を共有し、コミュニケーションをとる。 つながりを維持するための努力、強めていくするための努力をする M: 意味のある行動 Meaning 仕事での共同作業、家族との時間、ボランティア、信仰など。自分よりも大きな存在に、自分の時間や能力を使っているとき、幸せを感じます。最高の状態です。研究によると、コミュニティに属し、共通の目標を追求している人は、そうでない人よりも幸せであることがわかっています。今行っている事は、個人的な価値観や信念と一致していることも非常に重要です。自分の仕事に価値があると信じ、自分の時間と能力を良いことに使っていると、幸福感と自信が持てます。どうすれば、意味のあることが見つけられるか? 世界で一番大切にしていることは何か? 自分で考えてみる。 最も重要なことが分かったら、同じことを考えている人を見つけ、一緒に活動する。 仕事だけでなく、プライベートでも意味を見つける。今の仕事・活動に使命感を感じるなら、才能と強みを使っていける状態にあります。 A: 目標の達成 Accomplishmant  勝つことがすべてではありませんが、 うまくいくように努力する必要はあります。何かを成し遂げることで得られる満足感や達成感は、人生を振り返った時、幸福感になります。自分の成し遂げたことを誇りに思うのは、悪いことでも利己的でもありません。自尊感情があることで、周囲ともうまくやっていけ、より高い目標に挑戦するモチベーションにもなります。こんな取り組みを行ってみます。 目に見える目標を設定し、それに集中する。 目標を達成するために、自分の強みを使って成長する。 失敗や挫折から回復する力(レジリエンス)を養う あきらめないで努力し、最後までやり抜く。PERMAは、全部習得しないといけないものでもなく、どれか一つを意識して行動するだけでも十分です。満足のいく人生は、人それぞれ違っています。自分らしい方法で、実現してほしいと思います。PERMAについてもっと知りたい方は、info@fukayaresilience.com まで、メールでお問い合わせください。PERMA達成コーチングも行っています。このブログは、こちらを参考にしました。(メルボルン大学のホームページ)https://relate.melbourne/well-being-theory/

  • 19Jun
    • ポジティブ居酒屋おもいやり に行ってみました

      ラジオで偶然耳にした 「ポジティブ居酒屋 思いやり」 https://spt-omoiyari.com/ポジティブ心理学やレジリエンスに関わっている手前、友人を誘ってリサーチしてきました。場所は西新宿で、偶然私の事務所の近くです。店の入り口看板にはネガティブ禁止とありますが、ネガティブな言葉を言うと店長がポジティブに言い換えてくれます。例えば、 「疲れた」 なら、「よく頑張ったね」 とか。ポジティブ歴14年という、店長さんは30代。14年前に 「ポジティブを選択する」 と決めたそうです。その時のエピソードは、通っていけば話してくれるそうです。店の壁一面に、ポジティブな言葉やお客さんの笑顔の写真が満載。この他にも、その月のポジティブワードもあります。6月は 美輪明宏さんの言葉でした。おしぼりは、11種類から選べます。私は、7番のあま~い (甘い香りがしました) 友人は、8番のめっちゃ熱い(電子レンジ700Wでチン)を選択。私が感じたこの店のコンセプトは、 「自分で選ぶ」 座るだけで、おしぼりとお通しがでてくる居酒屋とは、違います。おしぼりも自分の人生も、何を感じて、どうするかも、自分で選べるということです。なので、飲み物を注文した後、乾杯の時のテーマも選びます。(というか、選ばされます)夢とか、愛とか、10種類以上から選ぶのですが、私たちは、「愛」を選びました。愛のテーマ曲、ドリカムの Love Love Love を聞きながら自分にとっての愛を各自が順番に語ります。愛とはいくらでも作り出せるもの愛とはいろいろな形があり、いつも同じではない など 自分が思う愛を、ひととおり語ってから 乾杯!おしぼりから、ファーストドリンクを飲むまでに30分。初回なので説明をたくさん聞きました。もちろん、途中で説明をカットできます。芸人で講師の店長さんは、話が次々でてくるので、遠慮なく 「続きはあとで」と言うかどうかも、選択の一つです。ふと見上げると天井付近のエアコンにプレート発見。わざわざ見えづらいところにあるプレートに気づいたので、ポジティブ缶バッチを1文字貰いました。「ポジティブ」が1文字ずつ書いてあるもので、全部揃えるといいことがあるそうです。トイレは、ネガティブ室といいます。その他にもいろいろありました。随所に、店長の思いがこもった、ポジティブ居酒屋ですが、ポジティブ心理学の マーチン・セリグマン博士(ペンシルベニア大学) も幸福学の 前野隆司教授(慶應義塾大学) も ご存じありませんでした。てっきり、セリグマン博士の来日セミナーに参加された方かと思っていましたが初めて聞く名前を、ノートに書きとっておられました。ポジティブ心理学や幸福学を知らなくても、誰が何と言っているかより、自分自身の体験から、感じて、考えて、言葉にして、形にされたのが「ポジティブ居酒屋 思いやり」店長の、人を幸せにしたい思いが詰まっています。毎週、お店でセミナーも開催されている講師でもあり、芸人(ポジティブラガーマン)でもあり、平日の昼間は、ボランティアもされています。https://spt-omoiyari.com/お客さんの97%は口コミ。お料理はおいしいですが、普通の居酒屋ではありませんので、イベントに参加するノリで行くのがおすすめです。雰囲気は、昭和の時代にあった、歌声喫茶のようなお客さん同士と仲良くなれるような場所。ポジティブ心理学を知っている方にも、学び始めた原点に戻れる場所だと思います。

  • 15Jun
    • 落ち込んでもやり抜く力 グリットとは?

      「 失敗や挫折を経験しても立ち直れる 」 回復力は、レジリエンスのカギです。立ち直りが早い凹まない 気持ちを切り替えて、次の行動にうつれる いつまでも悩まない ストレスを軽減できると、心身の不調を防ぐことができます。では、、、どうしたら、立ち直れるか? やり遂げたい強い目標があると、粘り強いといいます。興味があること、心から好きだと思えること、情熱を傾けられること があると、試練があっても、あきらめたくない、前に進みたい。 へこたれない気持ちが生まれます。一度決めたことは、試練や挫折があっても、やり遂げたいと思う気持ち、 これが グリット(GRIT)です。粘り強さ、辛抱強さ、やり抜く力 ともいいます。アンジェラ・ダックワース著 「GRIT やり抜く力」 (画像はAmazonより引用) ペンシルベニア大学の教授であり、グリット研究の第一人者の彼女は「情熱」と「粘り強さ」がやり抜く力を生み出している  と言っています。情熱を傾けられるものがあれば、落ち込んでいる暇はありません。回復力も高く、レジリエンスです。情熱的な人がいます。自然と情熱が湧き出てくる人もいます。 ほとばしる情熱、いつも熱い人。でも、取り組むことが頻繁に変わっていれば、達成できることも限られてきます。ちいさな成功で満足し、次に行く人。興味のある対象が変化し、やり抜くことができないと情熱も空回りです。そこで必要なのが、粘り強さです。最初は興味がある程度の、軽いきっかけであっても、 続けていくことで、自分が達成したい目的が生まれ、何としても達成したいという強い目的は 情熱に変わります。 ステップを示すとこんな感じ。(前出の著書より加工して引用)1) 興味があることを始める 2) 続けてみる  3) 目的をみつける続けられるということは、粘り強さ、辛抱強さでもあります。1万時間の法則、10年間の法則 というのもあります。超一流の音楽家は、練習時間も長かった。 才能ではなく努力した時間が決め手。同じことに、1万時間費やす粘り強さがあれば、失敗や挫折で立ち止まる時間も短いといえるのではないでしょうか。もう一つ、やり抜く力にも、レジリエンスにも必要なのは、 「希望」です。いま取り組んでいることの先に、「希望」があるか。自他ともに好ましい状態、成長が描け、希望を感じられるか。「成功するには、才能やIQではなく、やり抜く力があるかどうかです。」 (「GRITやり抜く力」より)この言葉に希望が見えてきました。

  • 07Jun
    • 感情を活かす時代

      当たり前のことですが、人間には感情があります。ロボットや人工知能との違いは、 感情をもっているかどうか 感情を表す言葉を上げてみると、、、好き、嫌い嬉しい、楽しい、ありがたいめんどくさい、うっとおしいうざい、やばいほっとする、心地よい、面白い残念だ、悲しい、くやしい腹が立つ、不安、  ・・・  まだまだ、たくさんあります。「感情をうまく使うかどうかで、結果がちがってくる」ストレス社会で、先行きが不透明な、今の時代知識や技術よりも、感情をどう使えるかが大事ではないかと思うのです。もちろん、知識も技術も大事ですが、人工知能やコンピュータでもできることが増えている中、感情の使い方に関しては、学校でなかなか教えてくれないのも確か。EQ(感情知能):Emotuonal Intelligence QuotientEQという言葉が注目されています。これは、知識や技術など、IQは高くても社会で活躍できていない人がいる。 なぜなのか? ハーバード大学の卒業生を追跡調査した結果、社会的に成功している人は、大学の成績よりも、感情のコントロールがうまい人という報告があります。参考: EQ(Emotional Intelligence)こころの知能指数ダニエル・ゴールマン 講談社 (画像はAmazonより)IQの定義は、偏差値のようなもので、頭の良さ、学力成績とリンクしているようなイメージ。その一方で、EQは感情面での知性。 英国イェール大学の ピーター・サロヴェイ博士による基本定義は、(1)自分自身の情動を知る(2)感情を制御する(3)自分を動機づける(4)他人の感情を認識する(5)人間関係をうまく処理する自分の感情を制御するとは、ロボットのように、無理に感情を抑えるのではなく、感情的になって失敗しないように。ストレスを抱え込まないために、自分の感情をうまく取り扱う。確かに、頭はいいんだけど感情的で人間関係がうまくいかない人、相手の気持ちが分からず、組織になじめない人本当は賢いのに、自己肯定感が低く、自信がない人動機付けが下手で、チャンスをものにできない人こういう方には、EQを高めるとよいかと思います。感情に流されるのではなく、自分の感じていることを客観的に捉えられると正しく状況を理解でき、好ましい判断や行動がとれそうです。新人のころ、会社の先輩から言われました。「仕事に感情を交えるな」 好き嫌いで仕事をするな。感情を抑えて、割り切って仕事をするのが一人前。いつまでも落ち込むな といった意味でした。感情をあらわにすると、「子どもっぽいやつだ」とも。抑止的に使われていましたが、今でも一理あります。ダニエル・ゴールマンが 著書「EQ」の中で言っているのは、こういうことです。自分の感情をうまく取り扱えることと、相手の感情の気づき、うまく対処すれば良い人間関係が築け仕事もプライベートもうまくいく。今は、もう一つの意味があります。 それは、、「感性を使って仕事をする」感性とは、別の言葉で美意識。言葉では言い表せない、心の動き、直感です。感動、驚嘆、ビビッとくる胸が締め付けられる心のざわつきひらめき理由は説明できないけど、正しいと思えること。自分の中の善悪を判断する羅針盤であり、倫理観。参考になる本があります。「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?山口周  (画像はAmazonより)論理や理性によって、物事を決めていくには限界がある。情報分析による結論は、他との差別化が難しい。結局同じ結果になる。VUCAの時代、変動要素が多すぎて、分析に時間がかかりすぎる。決められない。スピード感がない。※ VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉。混沌として現代の状況を表しています。そこで、感性=美意識を使うということです。例えば、このような美意識です。(前出の書籍より引用)従業員や取引先の心をつかみ、ワクワクさせるような「ビジョンの美意識」道徳や倫理に基づき、自分たちの行動を律するような「行動規範の美意識」自社の強みや弱みを整合する、合理的で効果的な「経営戦略の美意識」顧客を魅了するコミュニケーションやプロダクト等の「表現の美意識」EQと美意識いづれにせよ、感情が今に時代を生きるには鍵になりそうです。

  • 23May
    • 芥川賞作家 石井遊佳さんにお会いしました

      レジリエンスコーチの深谷純子です。昨日、2018年の芥川賞作家、石井遊佳さんのトークショーに参加してきました。私も3年前に1冊書きましたが、本職はコーチ&講師です。書くことのプロフェショナルである作家、しかも芥川作家が、どんな人なのか興味があって参加を決めました。結果は、、、 が~つん と、やられました。いい意味でショック。目が覚めた思いです。久々に本物のプロフェッショナルに会いました。石井遊佳さんは、南インドのチャンナイにご主人と暮らし、普段は地元のIT企業で 日本語教師をされています。現地で経験した100年に一度という大洪水を題材にしたのが、受賞作の百年泥です。関西出身の石井さんの軽快なトーク。ソフトな声と関西人らしい笑いもあり、引き込まれました。印象に残った言葉を、帰りの電車でスマホにメモしたので、思い出しながら紹介します。まずは、強い夢があったこと。「絶対に作家になる」「今世でなれなくても、来世、来来世でなると決めていた。」作家以外は考えられなかった。大学も文学部ではひねりがないので、法学部に進学したこと。(早稲田大学)大学を卒業して、定職に就かず様々な職業を転々としたのも小説を書くため、小説の糧にするため。自分のすべての時間を、作家になるために使っていたような感じです。今でこそフリーターは珍しくないですが、石井さんは私は同年代。あの頃はバブルで、社会に活気があり、イケイケムードが、石井さんの夢を後押ししたのかもしれません。いや、景気とは関係なく、夢に向かっていたでしょうね。芥川賞を受賞するまで、30年間100作近くの作品を書かれたそうです。努力が続けられるのも才能天才とは努力できる才能とも言います。下積み時代に描いた作品は未発表。ブログで小説を書かない理由を聞かれ、ブログや自費出版ではプロからの評価がありません。プロの目で評価されないと成長しません。「全然だめ」と言われて、なにくそと頑張る。その繰り返しです。評価されることを怖れては何もできない。ダメと言ってくれる人がいないと成長しない。確かに、でも、今の時代は、ダメ出しされて落ち込んだり、いじめやパワハラだと言い出す人もいます。。人っては傷つきやすい。だから、立ち直る力が必要。 夢を追うにも、レジリエンス(心の回復力)が必要。プロの評価が大事 逆に言えば、素人や部外者のコメントは気にするな ということです。そんなことを気にする時間がもったいない。評価は、誰にもらうかが大事ということです。「あなたはプロの小説家になれる」朝日カルチャーセンターの小説教室に通ったいた時、講師の根本昌夫さんに言われた言葉です。数々のプロの作家を輩出したプロ(元海燕の編集長)の言葉は、励みになったそうです。ちなみに、根本昌夫さんの教室を調べてみました。https://www.asahiculture.jp/course/shinjuku/c6068046-9754-6329-e4d1-5c414269c61d5回で 17280円芥川賞を一緒に受賞した若竹千佐子さんも、実は根本さんの教室に通われたそうです。プロの目はすごいです。ちなみに、若竹さんは受賞当時63歳。「芥川賞、二人合わせて117歳。」 というメディアの見出しに年齢を足しても意味ない! それぞれの年齢には意味があっても、足してしまうことに何の意味もない。これも、石井さんの言葉です。若いとか、歳とか全然関係ないと。芥川賞を10代で受賞する人もいるけど、関係ないですと断言。私も同感です。最後に、「夢を持ってください。 夢は絶対叶うのであきらめないでほしい。努力し続けることができれば、夢は必ず叶います。私がその例です」この言葉でトークは締めくられました。石井さんのトークには、たくさんのレジリエンスが詰まっていました。私の夢はなんだろう 来世も、コーチになりたいか と考えてみる。答えは YESでありたいです。

  • 12Apr
    • 【読書日記】堀之貴文「多動力」たくさん動いてみることで強い自分になる

      好き嫌いはありますが、ほりえもんらしい一冊を手にとりました。「多動力」堀江貴文 幻冬舎画像と目次は、Amazonサイトより引用しています。第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった第2章 バカ真面目の洗脳を解け第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ第4章 「自分の時間」を取り戻そう第5章 自分の分身に働かせる裏技第6章 世界最速仕事術第7章 最強メンタルの育て方第8章 人生に目的なんていらない好きなことを見つけ、次々にやってみればよい。1時間もあれば読めます。ホテル暮らしで、スマホひとつで仕事をする。かけ離れた考え方は、私も含め普通の人には、参考にならないと思う点もあります。ポジティブに捉えて、聞こえてくるメッセージは、「失敗を気にするな」 「立ち止まる時間を短く、次々にやってみれば何かが見つかる」成功した人は、実は失敗もたくさんやってる。行動量の多さが、学びになり、成功にもつながる。確かに、挑戦や失敗も、最初はひどく落ち込んで、引きずるけど数を重ねると、切り替えも速くなります。これも、レジリエンス(心の筋肉)が鍛えられたからかと。ポジティブ心理学では、時間を忘れるくらい夢中になれるモノを見つけると、幸せだといいます。そんなものを見つけるには、一度にいろいろなことを試せばいい。感情が動かないこと、やりたくないことはするくらいなら、ワクワクすることを見つける時間にすればよい。粘り強さが美徳でもなく飽きっぽいのが悪いのではなく自分が好きかどうかでいいじゃない。そんな見方もできます。要は使い分け、ホリエモンのような自分も時には必要かと。人の目を気にせずに自分らしくありたい挑戦したい人には、背中を押してくれます。

  • 11Apr
    • 【読書ブログ】内館牧子「終わった人」生前葬からレジリエンスへ

      レジリエンスコーチの深谷純子です。久々のブログアップ。本が好きで、年間100冊以上読んでいます。ときどき、感想をブログにアップします。今回は、内館牧子 「終わった人」 講談社文庫60歳を超えたサラリーマンの心の揺れを描いています。印象に残ったフレーズはたくさんありますが、こんな感じ。定年は生前葬  (社会的に葬られる)仕事でやり残したことがあると成仏できない (成功して終わりたい)ジム通いのジジババと一緒にしてほしくない (抵抗感)職場と墓場の間で、刺激的なことがある人生が面白い恋は、生きてるついでにするもの (仕事の刺激にはかなわない)主人公の田代壮介は、岩手県出身 → 東大法学部 → メガバンク → 子会社出向 途中まではエリート街道、最後は従業員30名の子会社役員で定年。小説の設定とは全く違いますが我が家も 60代の退職した夫、仕事をしている妻(私)の部分は同じ。この年代の心の動きに、「あるある」 と思いながら読みました。ズバズバとした表現、痛く共感する、するどい表現は実際のモデルがいるのではないかと思うくらい。試練に直面した時、・ 疎遠だった高校の同級生・ 最初は嫌っていたジム通いのジジババ友達   主人公は救われています。多様な友人ゆるいつながり は幸福につながるという研究結果もあることから、小説のストーリーもすんなり、ある意味 安心して読めます。生前葬(定年退職)から始まる小説ですが、夢・目標を探す(夢のない焦り、失望) 何かに気づく目標を見つけてときめく 失って落ち込む何かに気づく次の夢を探す   このサイクルで、主人公が成長していく様子が書かれています。青はネガティブ感情、赤はポジティブ感情 緑は両方。内省・学習があります。落ち込んでも回復し、自分を見つめなおし成長する。レジリエンスを感じる1冊です。終わってもまた復活できる。 ひと花を咲かせたい人へ。

  • 01Mar
    • 力を抜けることで強くなる

      レジリエンスコーチの深谷純子です。嫌なことを言われたり理不尽な思いをしたり思うように物事が進まない時があります。外からの圧力を感じる。目の前に高い壁を感じて、憂鬱になる。とても、ネガティブな気分です。そんな時、どうしたらよいでしょう?行動量を増やしてジタバタしてみる。抵抗するジタバタしてみるあきらめずにもがいてみると壁が壊れて、前に進めることもあります。壁の周りをうろうろしてみると壁に穴を見つけ、そこから脱出することもできます。ジタバタしている様子に誰かが気づき助けの手が差し伸べられることもあります。何もしないで、じっとしているのではなく、動いているからこそ、何かが起き、救いの手にも気付け、前に進めるのです。もうひとつは、その反対。ネガティブ感情を逃がすことです。抵抗するだけでなく、状況に身を任せてみると、気分的には一息つけます。受けた力を逃がすことで、折れずに回復することができます。建物は、しなることで力を地震の力を逃がし、倒壊を防いでいます。竹はしなることで、風の力を逃がし、細くても折れないで、風がやめばもとに戻れます。ガラスは力が加われば、割れてしまいますがプレスチックは、力を加えればへこみますが、壊れにくくなっています。心理的に力を逃がすにはどうしたらよいか?ネガティブ感情を逃がすには、 その状況をジョークやユーモアに変えてみる。笑うことで、ネガティブ感情を逃がす芸人さんは、ネタにすることで自分のコンプレックスを逃がしているだけでなく他の人を笑わせて、ネガティブ経験を商売にしています。困難な状態にあっても笑ってみるずらすしてみる、斜めにみる。これも逃がしのテクニックです。肩の力を抜いて大したことではないと冷静になるリラックスした方がうまくいく場合があります。動くことも大切ですが、体力を使います。問題の対象から離れてみると、ストレスからも解放されます。リフレッシュして、十分にエネルギーを充電して再度、壁に向かえばよいのです。受けた力に抵抗するだけでなくその力をうまく逃がしてみるこの両方が使えれば、心の筋肉=レジリエンスが身につきます。

  • 14Feb
    • 池江璃花子さんのレジリエンス「越えられない壁はない」

      今週火曜日の夕方競泳女子、池江璃花子さん白血病のニュースに驚きました。18歳の彼女の気持ちを思うと、とてもショックでした。年齢を重ねたせいか、涙もろくなってしまいます。自身の病気を早く公表したいという気持ちには、隠さない、逃げない、ありのままを伝える、本当に気持ちも強い人だなと思います。彼女が通う高校が 私の自宅の近くにあり、校舎に掲示されている垂れ幕に 池江選手の文字を見ない日はありません。前を通るたびに目にしていたので、私自身の思い入れも大きいです。勝手に、地元の選手、身内気分だったのでその分、今回のショックはひきずりそうです。昨日13日のTwitterから引用します。(斜体は池江さんのTwitterからの引用)同じ病気の人への思い皆様からの励ましのメッセージの中に『骨髄バンクの登録をした』『輸血、献血をした』など、沢山の方からメッセージをいただきました。私だけでなく、同じように辛い思いをしている方達にも、本当に希望を持たせて頂いています。試練に挑む前向きさ私は、神様は乗り越えられない試練は与えられない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています。もちろん、私にとって競泳人生は大切なものです。ですが今は、完治を目指し、焦らず、周りの方々に支えていただきながら戦っていきたいと思います。選手仲間を思う気持ちしばらくの間、皆様に元気な姿をお見せすることができないかもしれません。そしてしばらくの間、私も皆様と同じく応援側に回ります。引き続き、トビウオジャパンの応援、支援、そして沢山の様々なスポーツの応援、支援を宜しくお願い致します。改めて皆様のメッセージとご協力に心から感謝します。必ず戻ってきます。池江選手のレジリエンスは「自分は大丈夫」「乗り越えられる」という自信と希望先の心配より、今すべきこと周りの人への感謝しているところ同様の病気の人への思いやり若干18歳、強くて、しなやかな素晴らしい池江さんが益々好きになりました。治療がうまくいき、早い回復を祈り、応援したいと思います。オリンピックより、身体を大切にしてほしいと思います。 

  • 03Feb
    • ギブ&テイクではない関係から始める

      昨日、2年前に受けたセミナーの同期会(新年会)に参加しました。2月に入っているので、旧正月に近いですね。メンバーは全員経営者または 個人事業主。やっている事業はバラバラで、建築士、社会保険労務士、NPO役員、研修、コーチ、医療系技師など。セミナーを担当した講師も含めて、年に数回集まっています。異業種のお付き合いは、これ以外にも3~4つあり、同級生の集まりや趣味関係をいれると、毎月、何かに参加しています。責任や義務を感じないゆるいつながりで参加自由でリラックスできいろいろな話が聞ける楽しい時間です。いつも使うのとは違う部分の脳が刺激されるのか、思わぬアイデアが浮かぶことがあります。昨日の飲み会では、研修の動画の作り方にヒントをもらいました。動画には撮影がつきもの、準備が大変だというイメージがあったのですが「パワーポイントのスライドショーも動画になるよ。」 「静止画の再生に、音声を入れるだけ。」 と聞き、それもありか! すぐにでも取り掛かれそうです。物事を前に進めるのに、思わぬ人から知恵をもらうことがあります。息抜きのつもりで参加した会で、課題がひらめいたり。相手を拒否するような、ネガティブな感覚先入観をもって話を聞くのではなく、まっさらな感覚のアンテナを立て肯定的な気持ちで話を聞いてみると、会話もはずむし、入ってくる情報は、良い刺激にもなると思います。情報は与えたほうが入ってくるともいいます。ギブ&テイクではなく、自分の知識や情報も惜しみなく与えられるそんな関係が理想です。

  • 28Jan
    • 大坂なおみ選手のレジリエンス

      レジリエンスコーチの深谷純子です。テニスの大坂なおみ選手、全豪オープンで優勝やりました!世界ランキングでも1位になりました。グランドスラム(4大大会)連覇は、18年ぶりの快挙です。グランドスラム初優勝した翌年は、勝てないというジンクスも覆しています。大坂選手の、この1年で成長ぶりは目を見張るものがあります。技術的にも、精神的にも、ランキングも!私のテニスは、社会人になった最初の1-2年、遊び程度にやっただけ。もっぱら試合をテレビで見るだけです。大坂選手、試合中にうまくいかない時も、ネガティブ感情を切り替えがうまくなったと思います。粘り強さ、冷静さを保つには、自分が挑んでいることへの集中力が必要です。全豪オープン決勝戦は、決して楽な試合ではなく、2セット目を落として、最終セットにもつれ込んだ時は最大のピンチでした。脳は怠けもので楽しいことが好き脳科学者によると、「脳はなるべく怠けたい、手を抜きたい」と思っているそうです。これは、生きていくためのエネルギーを節約するために無駄なことに努力しないという生き延びるために必要な動きです。脳は勘違いしやすい とも言います。「勝てる」と思った瞬間に、「もう勝てた」と勘違いし、「もう終わった」となり、「さあ、休んで体力を節約しよう」になっていく。手を抜いて身体が動かなくなります。全豪オープンの決勝は1セット先取した後、2セット目 ゲームカウント5-3でリードして臨んだ9ゲーム目 40-0 であと1つで優勝という時が、まさに脳が「もう勝てた」になった瞬間かもしれません。その後ずるずると4ゲーム連続で負け、ゲームカウント 5-3から 5-7で、逆にそのセットを落としてしまったのも、脳が「もう勝てた」「休め」と勘違いし、身体が動かない、うまくいかない状況に何が起こっているかわからなくなってしまいます。 でも、そのあとの大坂選手の気持ちの切り替えは見事でした。翌日のインタビューで、あの時のことを聞かれ「素晴らしい選手と戦えている、この瞬間を楽しもう」と気持ちを切り替えたと言われていました。結果よりも、今この瞬間に目を向けたことがポイント。全豪オープン決勝のコートに立てたことの感謝暑い中ゲームを見に来てくれたファンへの感謝大会を運営しているスタッフやボランティアへの感謝自分を支えてくれたチームに感謝「なんて、自分は幸せなんだ」ここまでやってこれた自分への自信自分らしいプレーに集中しよう今、この時を全力で楽しもう!というポジティブな気持ちを、大坂選手のインタビューを聞いていて感じました。勝ち負けを意識するのは、プレッシャーになりますが「楽しもう」「素晴らしい経験をしている」と思う気持ちは脳にとっては、わくわくするうれしい出来事。その気持ちが身体に伝わり、結果としてた試合に勝てたのだと思います。あそこで、ずるずると負けないところが、大坂なおみ選手のレジリエンスです。ピンチの時は、脳が喜ぶ楽しいことを考える。気持ちの切り替えがうまくいけば、レジリエンスもあがります。これは、日々の取り組みで習得できるもの。大坂選手も、メンタルが強くなったことを質問されたとき「(強い弱いではなく)プロセスだと思う。日々、取り組んでいる」と答えています。ユーモアもあるところ愛、思いやりがあるところも技術もメンタリティを変えて成長している姿にも大坂選手の魅力です。しばらく、目が離せません。

  • 23Jan
    • やりたいことは偶然、できることは必然

      レジリエンスコーチの深谷純子です。やりたいことを仕事するか、やりたくないけど、できる仕事をするか林修先生のYoutubeを、知り合いから紹介されました。https://www.youtube.com/watch?v=qQB48VKBB3w&feature=youtu.be&t=1122すこぶる感心できる【林先生熱血教室】~ニート偏~高学歴ニートに林修先生が行う授業説得力があります。やりたくない仕事はしないやりたいことだけするために、親のスネをかじっているニート林先生の持論はやりたいことより、やりたくないけどできる仕事をやるべき。確かに、やりたいことを仕事にできれば それに越したことはない。でも、それができる人は限られているし、だったら、できる仕事をやったほうがうまくいくということです。(Youtubeでは 19:00あたり)他人から頼れた仕事は、「できると他人が評価している」ということ。例え、やりたくないと思っても、できる仕事はやるべき。やりたいか、やりたくないかは 偶然できるか、できないかは、必然自分がやりたいと思うことは、実は、周りからの情報や環境に欲望が喚起され、自分の気持ちにすり替わっているから。 偶然そういう気持ちになったということ。できることは、努力したことや能力で積み上げられた必然がある。できること = その人の強み自分の強みって、案外自分ではわからないので他人の客観的な評価を信じたほうがよい。そうすると、やりたくない仕事に、どうモチベーションを上げて取り組むかが課題になりそうです。仕事をゲームだと思い、勝ち負けにこだわるのもひとつ。人と競争するのは嫌だ思う気持ちもわかるけど資本主義は競争社会だから、日本に住む限り避けられない。林先生は、きっぱりと言い切っています。やりたいことに挑戦して失敗するのは失敗の実験。どこかで見切りをつけてできることを仕事にすればいい頼まれた仕事を一生懸命すればいい頼まれた仕事のほうが、人とのつながりもできるし。やりたくない仕事でも、それでよい結果がだせれば嬉しくなる。やりたいことで失敗を続けるより、ずっといい。林先生の話に、ひきこまれこれが、この人の強みだなと思いました。

  • 05Jan
    • 五連覇できなかった青山学院大学のレジリエンス

      明けましておめでとうございます。久しぶりのブログアップになりました。私のお正月の楽しみは駅伝です。今年は、5連覇がかかった青山学院が注目されていましたが、結果は、東海大学の初優勝で、青学は2位。でも、2位でも復路優勝です。往路で1位と5分以上離され、5連覇に黄色信号がともった時目標と気持ちの切替えは見事でした。”復路優勝を目指そう”これまでに箱根を4連覇している昨年末の全日本も出雲駅伝も制している 実績も実力も十分あるわけで、最後まで五連覇(総合優勝)という目標を変えない場合も十分ありえます。過去の成功に引きずられることなく現実をしっかりみている。(受け止めている)なかなかできないことではないでしょうか。復路を走った選手がベストを尽くして「優勝できないかしれない」という悲壮感がなく、清々しくて、いいなあと思いました。5年ぶりの箱根駅伝2位。優勝しない経験も、またいい経験!学ぶことは多かったはず。昨年までの優勝した年より、今年は印象に残ると思います。(見ている側にも)ピンチの時こそ、悪い状況をひきずらず(往路6位、優勝に黄色信号)、素早く気持ちを切替える。 達成可能な目標(復路優勝)を掲げ、自分のパフォーマンスに集中する。ベストを尽くせる気持ちの状態をつくりだす。レジリエンスを高めるお手本をみることができました。私の初マラソンニューヨークシティマラソン(2010年)タイムは、5時間55分。 ゴーゴーゴー!