こんにちは。
まるごとライフコーチ ゆみさんです。
今日は“燃え尽き症候群”を筆頭に、
頑張り過ぎる方へ向けたお話です。
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人は忙しさに追われる時、
何を後回しにするか。
自分の中で決めていきます。
後回しにされることの筆頭に
食と睡眠があります。
ところがこの二つは、
哺乳類である私たちが生存するためには
おろそかにしてはいけないことなのです。
食と睡眠は
生理的欲求とも言いますが、
欲というよりも、体が求める、自然の摂理です。
私たちは、食と睡眠でエネルギーを得ているのです。
スマホであれば、充電にあたります。
スマホは充電しなければすぐにオフになりますが、
人はエネルギーが足りていないとは気づかずに
まだやれる、まだ頑張れる、と
足りていないのは”努力”だと勘違いしてしまうのです。
でも、
”燃え尽き症候群”になりやすい傾向の方は、
意欲が高いことが作用して、ついつい自分を後回しにしがちですから、
ここに注意が必要なのです。
肉体労働に限らず、
精神労働にも
感情労働にも
エネルギーを消費し続けているのですから
エネルギーの補給なしに正常に機能し続けることはできないのです。
ですから、
「食と睡眠の優先順位を下げてでも頑張れる!」
と言う方は、要注意だと言えます。
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仕事や役割や、他への貢献に一生懸命になる余りに
ご自分の体のサインを見なかったことにしたり、
サインが出ていることが通常モードだと思っていないでしょうか。
頭痛や腰痛、胃痛、女性の生理痛、倦怠感。
これらは、本来なら“無い”ものなのに
“あるのが普通”と思っていないでしょうか。
体の不調の多くは、
体が自然の摂理に戻りたくて発している”サイン”です。
食と睡眠。
このことを置き去りにしていないでしょうか。
体が順調であればこそ、
淡々と、よいパフォーマンスを続けることができます。
そして、燃え尽きることなく、生き生きと日々を送ることができれば
この先の人生も、生き生きと思い描くことができます。
食と睡眠を削ることでエネルギーが枯渇したら
心の元気も保ちにくいものですし、
逆も同じで、心の元気が下降気味だと
食や睡眠のバランスを整えようとする意欲も低下してしまいます。
どちらもが”鶏”であり”卵”であると言えます。
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”燃え尽き症候群”の予防に限りません。
食と睡眠を人生の優先順位の上位に復帰させることが
健やかな人生の礎となっていきます。
お読みいただき、ありがとうございました。
まるごとライフコーチ ゆみさん