こんにちは。
横浜市のまるごとライフコーチゆみです。
このブログでは
日々の悩みや人生の詰まりを楽にするヒントを
お伝えしています。
未来を考えると頭に浮かぶ厄介な言葉
未来の目標を持つことができない。
何がやりたいのか自分でもわからない。
という悩みがある時に
頭の中にある言葉の点検をしてみると
「どうせ」
・・・
この言葉が無意識に浮かんでいないでしょうか。
どうせ、叶いっこない。
どうせ、うまくいかない。
どうせ、私にはできない。
そしてこの「どうせ」が
まったく無意識に、普段から冠言葉のように登場していないでしょうか。
・どうせ、本当のこと言ってないでしょ。
・どうせ、忘れてるんでしょ。
・どうせ、やってくれないんでしょ。
厄介な言葉です。
でも実はこの言葉、
一見すると誰かや自分を非難しているようですが
「いつか感じた”寂しさ”や”がっかり”をまた味わいたくない。」
その防衛として思い浮かんでいるのかもしれません。
「どうせ」に隠れた本当の気持ち
例えば「どうせ」という言葉を身につけた始まりが、
「どうせ、お母さんは、私の気持ちを、わかってくれない」
だったとしても、
主語も目的語も固定されない脳の世界では
あらゆることに「どうせ」をくっつけるようになります。
この「どうせ」を思う反対側で私たちが感じている気持ちは
寂しさであることが多いものです。
「どうせ、お母さんは、私の気持ちを、わかってくれない」
と、お母さんを責めている裏側の本当の気持ちは
「お母さんに私の気持ちをわかって欲しい」のです。
「どうせ」という言葉は
一見責めたり諦めたりしているようでも、
本当には望んでいたり欲していると考えられるのです。
だからこそ未来を思い描こう
未来の目標を持つことができない。
何がやりたいのか自分でもわからない。
その裏に隠れている「どうせ」が消えたとしたら
本当は何を望んでいるでしょうか。
どうせ、叶いっこない。→→本当は〇〇が叶ってほしい。
どうせ。うまくいかない。→→本当はうまくいって欲しい。
どうせ、私にはできない→→本当はやりたい。
左側の気持ちのまま時間を過ごすこともできますが、
右側の気持ちに移ることもできるのです。
未来という確定していないことを考えることに
不安や心許なさを覚えるものですが、
でも実は、目標を立てることで
今の自分に変化が起き始めます。
未来を変えようとする視点ではなく、
今の自分からもう変わっていくという視点です。
「どうせ」の世界観から飛び出した自分は
未来に何をしていたいのでしょう。
どんな気分でいたいのでしょう。
数時間後だって『未来』です。
「昼ごはんにお蕎麦を食べる」と目標を立てて
ふと浮かぶ「どうせ美味しい店はない」を手放して
「美味しい蕎麦屋を見つける」あるいは
「美味しく蕎麦をゆでて食べよう」と考える。
考えた時の楽しい気分、
お蕎麦を想像してお腹が空いてきた感覚、
それを大事にしてください。
本当に大事なのは蕎麦屋が見つかるかどうかではなくて
蕎麦屋を想像した気持ちの楽しさの方だと思っています。
そうしたら、
うどん屋しか見つからなくても、楽しめたりするかもしれません。
近いところから、
小さなところから、
「どうせ」を外していく練習を始めてみてください。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
まるごとライフコーチゆみ