こんにちは、Tetsuです。
先日、友人の進路相談に乗っていたのですが
こんなことを言っていました。
「俺は誰でも出来る仕事はやりたくない。
だから俺はサラリーマンにはなりたくない。」
私は少し引っ掛かりました。
彼はサラリーマンを
”誰でも出来る仕事”だと言ったのです。
世の中には、
自分にしか出来ない個性的な仕事をして
単発的に稼ぐ人（職人や芸術家など）と
誰でも出来る仕事をやって
安定的に収入を貰う人
（バイトやサラリーマン）の、
大きく分けて２パターンの
人がいると一般的に思われています。
前者は、自分の持っている技術を提供して
お金をもらいます。
これは誰も異論無いでしょう。
では後者は何を売っているのでしょうか。
誰にも出来る仕事なんですよね？
では誰でも持っているものを
売っているのでしょう。
それは
時間です。
やっぱり誰でも出来る仕事じゃん。
そう思いましたか？？
私はそうは思いません。
能力はいくら使っても減りません。
減るどころか、洗練されて
より良い技術を身につけることになります。
でも時間は減ります。
生きている限り、自分の使える時間は
刻一刻と減っているのです。
その時点で、時間を売ることが
どれだけ大変なことか分かるでしょう。
その刻一刻と減っている時間は
誰でも同じ価値を持つと思いますか？？
ある人にとっては
寝ている時間。
ある人にとっては
家族と過ごす時間を削った時間。
ある人にとっては
家事と家事の合間に作った
貴重な時間。
その時間には千差万別の価値があります。
それを売っているのです。
もう一度問います。
時間を売る仕事は
誰にでも出来る仕事ですか？？
誰にも出来ません。
でも悲しいことに、
誰にでも出来る仕事ではないのに
「時間」という概念のせいで
他の人に代わりが出来てしまいます。
誰でも出来ることと、代わりが出来ることは
全く違います。
個人が持つ減っていく貴重な
財産を売っているはずなのに、
「時間」という一括りの概念のせいで
皆が持っている共通のものであると
思わされているのです。
この社会的常識は
今後も覆らないと思います。
だから、私個人の意見としては
貴重な時間を売ってお金にするような
生き方はオススメしたくありません。
一度きりの人生だから、
時間とお金の束縛から解放されて
自由な人生を歩みませんか。
そういう人生の方がいいと思った方は
ブログのコメント欄やメッセージ機能を使って
私に「時間とお金が自由に使えるようになったら
どうなりたいか」を教えて下さい。
小さなことから人生は変わっていきます。
あなたの人生がより良くなりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。