結論として、キーワードを追加しただけのリライトは、
本当に効果がないね。
8月にGoogleアップデートがありました。
本日、Google 検索の 2024 年 8 月のコア アップデートを開始しました。このアップデートは、検索でのパフォーマンス向上のためだけに作成されたようなコンテンツを減らし、ユーザーが本当に役立つと感じるコンテンツを増やすことで、検索結果の品質を向上させる取り組みを継続することを目的としています。
引用:PLAN-B
8月のアップデートは上記の内容のようです。
・検索でのパフォーマンス向上のためだけに作成されたようなコンテンツを減らす
・ユーザーが本当に役立つと感じるコンテンツを増やす
内容は今までのGoogleから考えても当たり前のような内容ですね。
ただ、役立つコンテンツであれば小規模サイトでも評価するということですから、
個人でされているサイトにとっては、かなり良い方向に傾いたと感じました。
小規模サイトでも、担当者の経験から基づいた唯一無二の
素晴らしいサイトがいくつもありますから、似たようなサイトが1ページを独占する現状よりは
独自カラーの出たサイトがいくつも表示されているのが、私としては刺激的で良いと思ったりもします。
今回、私がコンサルをしているサイトの話です。
タイトルにもありましたが、不足のキーワードがあるからと言って、
ただキーワードを追加したリライトで検索順位が上がるというのは、
結構難しいと思います。
もちろん、追加する場所によっては効果が出たりします。
(タイトルや見出し)
今回のリライトで行ったのは記事内にキーワードを追加または、
キーワードの差し替えをした対策をされていました。
内容としては、ユーザーの潜在的なニーズが隠れている
再検索キーワードでピックアップされていたワードの追加です。
7月に対策をされて3か月間待ってみましたが、
追加したキーワードでの順位に変動はありませんでした。
この状況を踏まえて8月のアップデートをみると、
検索でのパフォーマンス目的の対策はユーザーからの評価を上げることはない。
だから、Googleでも評価はされず検索順位も変わらないか、下がる。
ということが言えます。
一般的なSEO対策は、どちらかというと検索でのパフォーマンスを上げる要素が
かなり多いと思っています。
もちろん、ユーザーニーズを知るために様々なツールを駆使して
分析をする必要はありますが、執筆の段階でジャンルの素人がネットに転がっている
記事を参考に書いた内容ほどつまらないものはないし、これから更にGoogleの評価は
落ちてくると思います。
ジャンルの達人ではないけど、そのことが好きで
色々調べたり、検証を繰り返している方がいれば、
その方が書いた記事やサイトはユーザーに支持され
Googleの評価は上がってくるのかなと。
8月のアップデートとクライアントのリライト内容の結果から
ふと思いました。
クライアントには、再度リライトの提案をしようと思います。
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