今日、また1つ歳を重ねました。 

 

2021年、連日、新型コロナ感染症感染者が4000人を超える東京ですが、私にとっては生まれ育った地。

記憶に残ることがしてみたく、東京散歩 オリンピック開催前から訪ねてみたかった藤森照信さんの茶室「五庵」と浜離宮にある妹島和世さんの「水明」を訪ねることにしました。

 

五庵の中を見学するにはワタリウムにてチケットを入手する必要があり、日曜日は10:20のチケット配布時間の45分前に青山一丁目に到着。

このエリアに展示されているパブリックを楽しみながらワタリウムに向かう事にしました。

 

お盆の頃に東京を襲った雨にも負けず今日も東京城はしっかり堂々とした姿を見せていました。

一カ月ほど前に初めて見た時に、会期中はしっかりこの青山の地にその雄姿をみせてくれるだろうとスタッフの女性はいっていました。

今日のこの姿をみると、そのコメントがまんざらではないものと確信しました。

9月5日にはどのような姿を見せてくれるのか楽しみになりました。

 

 

若干、軒のところに被害は見えますが、しっかり作られているのがよくわかります。

 

246を外苑方向に歩くと外苑前駅の手前のビル、エスコルテ青山。

 

 

 

 

以前よりこのビルのデザインが気になっていました。

FRPのグレーチングと竹の植栽でデザインされた空間は、ここを通ってみてと言わんばかりに引き込まれます。

緩いスロープを上っていくと左手に外苑前駅への入口があり、気が付くと街の様子が変わっていることに気が付かされます。

 

家に帰り調べてみるとこのビルは隈研吾建築都市設計事務所が改修に携わっていました。

隈健吾さんの建築にみられる「孔」。吹き抜けた空間だったことを改めて知りました。

 

チケット配布の時間まで、キラー通りのワタリウムの真向かいの空地にある

真鍋太度+Rhizomatikis”2020-2021”を見て時間をつぶすことにします。

電飾に浮かび上がる「数々のメッセージ」が流れていくのを目で追います。

 

そこには、元となるデータをAIが抽象化したもので、そこに現れるメッセージはときにアイロニーに満ち、隠された現実を映し出しているかのように思えました。(どんなメッセージが文字情報として現れるのかは、実際に観ていただいた方がよいかと思います。)

 

 

 

 

空地からワタリウムのビルをみると大きな箒が飾られていますが、これはホアン・ヨンピンの大箒。

青山周辺27か所で展示が行われている水の波紋展2021の野外展示作品の一つ。

 

小道や空地にさりげなくあるので、本当にこれが作品と思うものもあったり。

街の中に潜むを作品を自らの足でまわり発見する楽しみ感じてくれと言わんばかりだったりします。

 

 

ビクタースタジオの横の空地にファブリス・イベールの育てるという作品。
丁度、五庵の有機的なフォルムとマッチして、ほっこりする空間となっています。

 

 

 

早くから動いたおかげで1番のチケットを入手。

芝の外壁に見える丸い躙り口から入ります。

 

中に入る前に向かい側の国立競技場の垂れ幕をみていると、なにやら前回見た時と違う感じがする。

 

カメラでズームしてみたら、パラリンピックバージョンの垂れ幕に替わっていることが確認できました。

 

さて、この2階建ての茶室に潜入します。

二階へは梯子が掛かっているのをよじ登るので、女性の方はスカートは避けた方がベター。

茶室ということで4畳半。

人が座れるスペースをとりながら大きなテーブルがセンターに配置されテーブルには茶釜が備え付けられています。

テーブルの中心に据えられた盆栽。

 

視点を変えて観てみると国立競技場を借景にしてテーブルにある飾りは庭園に早変わり。

競技場側が広く窓があいているので風が吹き抜けて、気持ちよく過ごせます。

 

お昼は、OVEでドライカレーのランチを頂きました。

 

ランチの後に向かったのは、浜離宮。

 

 

パビリオン・トウキョウ2021 妹島和世さんの水明を見に来ました。

 

平安時代の庭園にあった曲水をイメージした作品。

実際の作品は、メタリックな水盤に浮かべられた草花が流れのリズムを感じさせるように配置されモダンでキュート。
この庭園のうっそうとした緑と汐留の高層ビル群と不思議と調和する作られた風景には感心してしまいました。

 

東京の都心部は、高層ビル群と緑多き公園群を多数持つ街。

この桂離宮は、新宿御苑と並んで、こうした東京の街を表す象徴的な場所の一つだと感じました。

 

 

 

水辺の風景が見たくレインボーブリッジを見に庭園内を散策。

本日は、パラリンピックのブルーインパルスの予行飛行ということで、報道ヘリが飛んでいるのかなと思いました。

 

14時過ぎに東京タワーのかなたを米粒大のインパルスが北進し、

14:04分頃、前方斜め上空を飛んで行きました。

 

 

逆光気味の方位を飛行していったので、適当にシャッターを押したのですが、なんとか収まってくれました。

南下していったインパルスの一群は、再度、東京タワーの背後を通って、この場所で都合3回目撃することができました。

 

 

日中の熱い時間帯、日陰を選びながら出口に向かうと、
ところどころに夏を惜しみながら秋の気配を感じさせる花々がいたるところに咲いていました。

 

やっぱり、人ごみを避けながら、しっかり季節の、街の移り変わりを感じないと、老け込んでしまいそう自分に活を入れながら歩き回る日となりました。