今まさに闘病してる本人たちが、その配偶者がブログを書いて、日々の出来事と治療と経過と結果と綴っているブログがたくさんある… 


中には僕が通ってきたようにもう奥さんの余命、残された時間がとても少なく大変な時間を過ごしている人たち


がんが多過ぎる… 僕にはこれらの闘病記はもう他人事のようにサラッと読めない、読むとまさに僕と妻が通ってきた時間、その時の様子がはっきりと思い浮かぶ、そしてあれができたのではこれもできたのではと後悔の数々


なんで癌なんかがこんなにたくさん発生するんだ、僕らはただ普通に暮らしたいだけ、でも僕らのようにそれが叶わなくなる人達がたくさんいる、世の中には死んでもいい、死んでいなくなるべきな変なやつ悪い奴なんて山ほどいるのに


そしてその時間と生活が奪われた後、しばらくは途方もなくどうしていいかわからなくなる、生きる道や意味など、なんのために毎日頑張るのかもわからなくなる、僕もまだよくわからない毎日を送ってる


そして心から笑えなくなる


僕は薬の力でなんとか今は自分を保っているけど、ここから本当にどう生きていったらいいんだろうね


最近は少し愚痴的な考えも増えた、病気で苦しんだ妻が1番辛かったのは間違いない、どこかのタイミングでもう自分が死ぬんだって認識した、そんな思いをした本人が間違いなく1番辛い


でも僕もできるだけの事はやったつもり、高額医療制度が使えるとはいえそれはだいぶあとから返ってくるもので、目先毎月30万の医療費の出費、ほぼ毎日病院通い、息子の世話に妻の猫の世話、そしてフルタイムで仕事、妻の最期を自宅でってするためにあちこち駆け回った、そして亡くなった後は休む間もなく手続きや葬儀、当然たくさんの費用もかかったしこれは戻ってはこない、その後の色んないろんな後の手続き、その中での息子の学校関係の対応、仕事復帰、休むままなく駆け巡った


この状況と無理の中で白髪は一気に増えて顔も急に老け込んでしまった


今は盆、50日祭で妻に会えなかった、この盆くらい夢で会えてもいいんじゃないかって愚痴がある、僕も頑張ったよ、そして僕はまだこれからもあって学校のことがイマイチできてない面倒な息子もいる、まだ続いてるんだよ、メンタルクリニックへ行って、精神安定剤のんで感情を殺して、そして別の頚椎の首が痛い問題も放置してると手術らしいからそうならないように薬飲んで病院通いして。。。


ねぇ、今週くらい会いにきてよ、奥さん、まだ夢すらも見てないよー