2025年5月20日(火)、Pola-B療法を始めてちょうど一週回った。下げ止まりになったと見られるLDHがどうなるか。まだ横ばいか、反転してしまうか、それとも奇跡が起きて下がってくれるか…
ここからのこれの動きが全てだ。
昨日の電話での医師との会話の後の朝、これほど重い朝は無い。まだ本人は生きてるし今先ほども少しだけやり取りをした。気分は昨日よりマシだとのこと。
↑の会話の流れからそれとなくLDHなどに触れた、先生とかから何か聞いてないかと。そしたら返信が来なくなった。やはりか、僕の推測通り、やはり現実逃避が激しい。何となくわかった。大体のことは聞いているはずだが直視できないのだろうと思う。当たり前だ、本人が1番辛いし簡単に整理できる話ではない。取り乱してこそいないが現実逃避な感じがかなり強い。普段から妻は自分は運がいい、運でやってきている、など強気なこと言ってさまざまな事へフルで取り組んだりすることはなく、強気であったが病気になって予想外にもろかった。おそらく僕の方がこういう時は冷静でそれこそロジカルに頭が働き行動に移しただろう。
僕はまだこの全ての状況がいまだに信じられない。まだ悪い夢なんじゃないかと、思いたいんだ…
昨晩、妻のために仕事は今週来週は休暇を申請した。この期間、最悪今週来週が妻との最後の時間になるかもしれないという算段だ。普通の有給ではなく、こういう時のための家族介護の休暇だ。僕もそろそろ流石に平然と仕事をしてはいられないってのが正直なところ。
息子はまだテスト期間で2日目。今簡単に用意した朝食を食べて普段通り学校へ行こうとしている。息子のこのいつも通り過ごせるところだけは本当にすごいと思う。この中中間テストって… 受けて帰ってきて勉強してるだけでもすごい。僕は今回の結果がどうであれ何も言うつもりはない。こいつがいる境遇は普通じゃない、他なこんな生徒がいるか? そういないだろ。これは異常な状態。中2、13歳、色々と影響も大きい歳だ。
昨晩は電話の後、妻のお母さんと従兄弟に連絡をした。今後のLDHの動向にもよるが反転して上昇し始めるともう先は長くないと伝えた。いろんな準備や情報など妻から聞いてるのかとか聞かれたが、そういう件については妻から一切の協力を得る事ができず、最低最悪の状況になりそうだと話した。
重い、本当に重い朝だ。
やはりこれからは絶望の未来しか待ってないのかな…
こんだけ頑張ったのに、妻もやれるだけの治療はやった、十分苦しい思いをした。それでもダメ、無駄な抵抗だったのか…
やはり努力や頑張りなんて報われるものではないようだ。多くの場合、それは無駄に終わる、今その大きな証明が完成しようとしている。息子には早いうちにそれを教える事ができそうだ。無駄な努力、無駄な頑張り、それはいくらでも存在する、そしてこれがその現実である。これは誰にも全く否定できない現実。そんな事ない、みたいな話は単なるばかげた綺麗事でこの状況では何一つ辻褄が合うことは無い。
努力だ頑張りは無意味、現実とは非情なもの。
なので人は非情になるべきなんだよ。