2023年の秋ごろから妻が入院し、そこからあまりにも色々とあり過ぎた。突然の入院から、そこから僕のワンオペライフが始まった。
全く関与してなかった、むしろ反対だった息子に中学受験のサポート、入学準備、妻のための病院通い、妻にはレストランのテイクアウトを頻繁に届けている、それよりも度重なる悪いニュース、病院からの電話が怖くなる。
走りまくった後自分自身が倒れ救急搬送、妻がまだ入院予定だったので逃げ出すように救急から1人で帰宅、様々な検査を受けたあと心療内科通いが始まりそこから基本的に薬漬けで自分を保つ。本当はすぐにでも2ヶ月ほどの入院を言われたが今の僕の状況的にそれは無理ゲー。僕が消えるとうちの12歳が1人になり詰む。
自分の習い事ではキックボクシングジムでアクシデントがあり、右腕から落ち肘から腕があらぬ方向に折れた。しばらく右腕が全く使えず過ごし、今もまだ回復途上である。
息子の私立中学通いが始まり予想だにしてなかった毎朝の弁当作り。妻が最初に入院し始めた時から嫌な予感がしていたためさらに受験に反対したが2人はそれを押し切り、結果今は結局弁当作りまで僕が全て被るがそれを完璧にやりこなす自分。僕の弁当は男子校でのクラスメイトたちには評判のようだ。そしてその他当然ながら学校関連の対応は全て僕になる。
一時期息子の様子も少し変になったが割とすぐに持ち直してくれたので良かった。持ち直したのは僕が折れて息子を僕が拒否ることなく甘えさせてからだ。必ず一緒に寝るし風呂も一緒に入る、本人が毎日必ずそうしたがる。めちゃくちゃめんどくさい中1だが仕方なく対応。寝る時は必ずしがみついてきてその後ならすぐに寝る。こういったチャージングがまだ必要みたいで本当にやれやれである。
妻の病気の再発、再度の入院。治療のハードルがかなり上がり厳しい状況を知る。12月には妻の意識がダメになり、意思疎通が困難になる。医師からは脳のことなのでどうなるか分からないと言われる。正直年を超えられないのではないかと思った、葬式の準備とか考えなければならないのかと思った。12月は僕はこの状況から仕事ができなくなり12月はほとんど休業した。仕事ができないのは病んだわけではなく病院から頻繁に呼ばれ、毎日面会に行っていたからだ。何度か息子と泊まり込みで病院で過ごした。もう妻と過ごせる時間があまりないのだと思っていたからだ。
全能照射が効いたのか意識障害からなんとか回復した妻は再び化学療法を始めて病気の安定を目指した。今のところそれができたようでようやく当初目指していたCAR-T細胞療法の話が出て、先日に妻の細胞を採取を無事終えることができた。あとはこれをアメリカ🇺🇸に送り、そこでT細胞を改変させ日本に送り返してもらい、妻の体に戻す、免疫療法を目指す。この間1ヶ月半とかを見込む。なかなか長い、それまで妻の容体が安定してくれることを心から願う。
そして医療費の支払い、毎月大体32万円の支払いも始まる。それとはお構いなしに予定納税にも苦しめられる。とにかく金、金、金がいる、の状況になる。そんな中、高額医療制度の僕がいる枠の負担額が不公平にも1番増やされ、これが45万あたりになることが今の政府によって決められた。保険を多く払ってる層が医療費もさらに他の層より多く払わされる、なんとも胸糞悪いこの国の仕組みだ。もはや保険とは言えないのである。赤の他人のために金を払わされるのを強いられるのは本当に気分が悪い。こういう共産思想はマジで心の底から嫌いだ、吐き気がする思いである。
そんな中、年末から妻の猫達の1匹の具合が急に悪くなった。お金をかけて調べたところどうも病気、腫瘍があるらしい。飲まず食わずになり口臭もかなりひどくなった。獣医からはなかなかもう厳しいと言われた。年齢のこともあるのできつい治療も考えどころ。それをやったところであとどれくらい命が伸びるか。
ひとまずステロイドや感染症の薬をもらったが猫本人が死に物狂いで服薬を拒否。他の猫に薬を飲ませた事はあるがこいつの拒否反応はかなり異常だった。数日の間は無理やり飲ませていたが抵抗が酷く、ストレスにもなったのだろう、僕が触れただけで唸ったり、ご飯の時間に飲ませてたもんだから食べ物まで警戒するようになってしまった。そして飲ませれた、飲み込んだと思わされてたが僕の知らないところで薬を吐き出してた痕跡を発見。これはもう無理だと悟る、このまま嫌な思いさせて過ごさせるのも良くないと思い無理やりの薬はもうやめた。でもステロイドはある程度は効いていたのだろう、それを服用しなくなったので具合はどんどんと悪くなっていった。
そして今朝、明らかにもう数時間でダメそうだったので出勤をやめてずっとこの猫に寄り添った。留守中に1人で亡くなってしまう感じにならなくて、せめて僕だけでも、妻もFaceTimeを繋げて話しかけて最後まで見届けることができた。
まさに悪いライフイベントがあり過ぎる。妻の闘病はまだ続いている、油断できないのは全く変わらない。良いのか悪いのか1番大変な状況に陥った時の妻の記憶は一切ない。
そしてとにかく金だ、金、金がいる。一般よりはるかに多く払わされるこの状況、正直生活キツイ。今の日本でどれくらいのサラリーマンが追加で毎月32-45万円を払っていけるのか? 僕の貯蓄は見事に右肩下がりである、これまでにないくらいの角度で。
おかげでどんどん性格が悪くなる😂
僕が仮に何かを当てて予算に余裕ができたとしても人間に寄付とかそういうのは絶対にしねえ。動物のための寄付ならこれまでもしてきたが人間になんか1円も渡す気は無い。これまで貢献しても還元があった事は全く無いし。
止まらない不幸の連鎖の中、人格がどんどん悪くなっていく。アメリカにいたせいか自己責任の考えが強いが日本に来て他人のために削られるのを強いられてらのは本当に悔しいししんどい。この日本の隠れ共産思想は本当に悪だと感じる。
これから先、理不尽な不幸のみがさらに降りかかりこれ以上さらに追い込まれるのか、それとも何か一つくらい明るい出来事、良いライフイベントがあるのか… 人生で仕事を含めいろいろなものを急ピッチで次々と奪われ続けている自分だがオレはまだ健在だぞw どこまで何が保つか、または金が尽きて首が回らなくなるか?
自分の感情がどんどんなくなって、最終的には無感情になる気がするな。